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【赤ちゃんとうんち】トイレトレーニングとうんち

2歳ごろになると気になるのがトイレトレーニング。よくあるのがおしっこはできるようになったのに、うんちだけできないという悩みです。大人にとっては同じようなおしっことうんちですが、赤ちゃんにとっては全く別の感覚のようです。

いなば ゆみ(イラストレーター)

3歳になってようやくスタート

私自身、息子のトイレトレーニングはほとんど保育園でしてもらったようなものです。連絡帳に「おしっこも伝えられるようになってきました」と書いてあったのを見て、ようやく重い腰をあげました。

3歳の誕生日に「今日からお兄さんパンツにしよう!」と布パンツにチェンジ。
3歳という遅いスタートだったからか、息子もやる気になりました。


布パンツにしたときに困ったのはお出かけ。
慎重派の息子は失敗はしなかったものの、5分に1回「トイレ!」と言って、トイレを探すはめになりました。 電車に乗ってても、スーパーでお金を払っていても、家まであとちょっとのときもおかまいなし。そしてトイレに連れて行くと、チョロっとだけおしっこが出るのです。

根気よく続けていくうちに、トイレの感覚は10分、15分、30分とのびていくようになりました。

お家のトイレはウンチがしづらい?

保育園って本当に子どもの生活がしやすい空間だと思います。
下駄箱から手洗いの蛇口まですべてが子どもの高さにそろえてあり、子どもの小さな手でもラクラクできるようになっています。


よくみると保育園の子ども用トイレは床にしっかり足をついてできるようになっていました。さらに扉は腰までの高さのものでした。


そこで私もトイレで踏ん張るようの踏み台を買い、うんちをするときにはドアを少し開けておくようにしました。
全開でもよかったのですが、3歳児でもそれは恥ずかしかったようです。


今でも息子は寝るとき部屋の電気は消しても平気ですが、部屋のドアを少し開けています。
大人からすると真っ暗なほうが怖いと思うのですが、リビングからの音が聞こえるほうが安心するそうです。「だって、寝るときは目をつぶるからどうせ暗いじゃん」とのこと、確かにそうですね。


なので、トイトレが遅咲きの子はチャンスです。お話が上手にできるようになっていれば、何が嫌なのか、どうしたらできるようになるかもわかるかもしれません。

おしっことの違いは何?

トイトレでのおしっことうんちの違いは大きく2つあります。 おしっこは液体でうんちは個体という違いです。


おしっこは液体なのでおむつの中に吸収されてしまいますが、うんちは決して吸収されたりなくなったりすることはありません。

子どもの中にはおむつにうんちをするときにおしりにあたる感覚が好きという子もいるようです。大げさに言うと自分の子どものような感覚なのかもしれません。

それを感じることなくトイレの水の中に落とすという行為に慣れないこともあるみたいです。


子どもって本当に不思議な感覚を持っています。


もう1つはおしっこは力を入れなくても出ますが、うんちは力まないと出ないということ。

子どもにとってうんちを出すというのは結構な力が必要で、お気に入りのスタイルで力んでスッキリうんちを出したい!と思っているのかもしれません。


トイトレが進まなくて悩むママもいると思いますが、一般的なことではなく「うちの子がうんちをトイレでできない原因ってなんなんだろう」と考えてみてください。
トイレに誘うあまり便秘になるよりは、おむつの中でスッキリ快便のほうがいいこともありますよ。

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