【書評】「腸の力」であなたは変わる〜一生病気にならない、脳と体が強くなる食事法〜

2016-10-26
リンク

こんにちは、ウンログの田口です。
Amazonで腸内フローラの本を探していたら、目に飛び込んできました。

「腸の力」であなたは変わる〜一生病気にならない、脳と体が強くなる食事法〜

すごい、インパクト・・!
早速ポチりまして、読んでみましたので、かんたんにご紹介したいと思います。

肥満型の腸内フローラは、カロリーを余計に吸収する

肥満の人は標準体重の人に比べて、カロリーの吸収を高める細菌であるフィルミクテス門が20%多く、90%近くもバクテロイデス門のほうが少なかったのだ。

ここでいう、フィルミクテス門というのは、ウントピ!でよく出てくるファーミキューテス門のことです。肥満の人に多くいるので、研究をすると、カロリーを多く吸収してしまうことが分かったようなんですね。海外の腸内フローラ検査サービスを試した時に、ファーミキューテス門は氷河期の食料不足を乗り越える時に活躍した!なんて説明もありました。

肥満の人に豊富に見られるフィルミクテス門の細菌は、代謝に悪影響をおよぼす遺伝子をコントロールしているのである。つまり、フィルミクテス門は人間のDNAをハイジャックして、体にカロリーが必要だと思わせているのだ。

本書ではハイジャック犯扱いをされていますが、、ファーミキューテス門の中にも良い菌はいるので、今後の研究でより詳細な分類がされるといいなと思いました。

細いアフリカ人と 太いヨーロッパ人

西洋人の腸はカロリーの吸収を高めるフィルミクテス門が占め、アフリカ人の腸は植物のデンプン繊維をより小さく分解するバクテロイデス門が多く住んでいることが分かった。

アフリカ人は人類が農耕を始めて定住するようになった時代に類似する食生活を送っていて、それが腸内環境が良い理由になっているようです。日本の和食も穀物中心で腸内環境に良いですよね。

ファストフード型の食事を食べても太らないマウス・・

2013年に行われたある研究で、

マウスに多様なエサを与える研究だったが、使用したのは平均的なマウスではなく、肥満遺伝子を持つマウスだった。不健康な脂質と糖質が多く、繊維質とビタミンBとDが少ない「ファストフード型」のエサを食べたマウスは急速に太ってしまった。
 ファストフード型のエサを食べ始めてほんの二〜三週間で腸内フローラも変化した。その反対に、店頭で売られているプロバイオティクス入りのヨーグルトを週に三食与えられたマウスは、やせたままだった。
 だが、注目すべき点はここだ。ヨーグルトを食べていたマウスは、ファストフード型の食事も好きなだけ食べていたのだ!

不健康な食事をしちゃっても、ヨーグルトで帳消しできるの?!
とちょっと期待しちゃいますね。でも、ヨーグルトの菌は定着しないと言われているので、自分のお腹に居る良い菌を増やすために、繊維質の食事はしっかりしたいところですね。
みなさんも、もし、ファストフードを食べちゃった時は、ヨーグルトを忘れずに・・!笑

食べても食べても満腹感がしない

典型的なアメリカ人は1日に132カロリーから312カロリーを異性化糖(こうフルクチースコーンシロップ)から摂取している。(肥満の発症率と並行して、異性化糖の消費量が着実に増えていることも付け加えておく)。
 果糖は肥満に拍車をかけ、いわゆる西洋型の腸内フローラー多様性に欠け、肥満細胞の栄養になる種類の細菌が多すぎるーをつくる最大の要因の一つになっていると考えられている。
果糖は病原性の腸内細菌のエサになるばかりか、それによって健康な腸内細菌のバランスが崩れる。そしてインスリンの生成を刺激せずに、ただちに肝臓で処理され、それが、食欲抑制に関係するもう一つの重要なホルモンである、レプチンの生成を低下させてしまうのだ。つまり、満腹感を覚えないため、食べ続けてしまうのだ。

加工された果糖や人工甘味料は、悪い菌を増やし、満腹感を感じなくさせるようなんです。
人工甘味料は、ゼロカロリーだから大丈夫♪とか考えているあなたは、もう既に腸内フローラが西洋型になっているかもしれません・・!気をつけて欲しいところです。
「デザートは別腹♪」も危ないですね。笑
そんな甘いこと言ってると、悪い菌がどんどん増えるかもしれません。精製された砂糖は、できるだけ摂らないほうが腸内細菌には良いようです。

運動すると、効果的にフィルミクテス門が減る?!

研究室でのマウスを使った実験では、十分な運動はフィルミクテス門の減少とバクテロイデス門の増加に関係することが分かった。

運動することは、カロリーを消費したり、筋肉をつけるだけじゃなくて、腸内フローラのバランスも良くするようです。
現代人は運動不足すぎるんですね、きっと。今こそ原始人を見習うべきかもしれません。
(運動でフィルミクテス門が減るというのは、トップアスリートのようなより過酷な練習をする人たちには当てはまらない結果が出た研究もあります。)

抗生物質の使いすぎも肥満に?

肥満率が高い州で抗生物質の使用率が高いのだ。アメリカ南部はもっとも肥満率が高く、抗生物質を過剰に処方する地域である。

抗生物質飲むと、せっかく育てた腸内細菌たちが死んじゃいますよね。できるだけ飲まないようにしています。本書では、子供に抗生剤を与えすぎると自閉症やアレルギーのリスクが増すことも書かれていました。子育て中のパパママは、子供の腸内細菌について、理解しておくといいですね。腸内フローラのことを考えると、帝王切開より自然分娩、粉ミルクより母乳が良いそうです。

腸内環境が6日で良くなる6つのカギ

書ききれないので、細かいことは触れませんが・・タイトルだけご紹介すると

  • プロバイオティクスが豊富な食品を選ぶ
  • プレバイオティクスが豊富な食品を選ぶ
  • 炭水化物を減らし、良質の脂肪をとる
  • ワイン、紅茶、コーヒー、チョコレートを楽しむ
  • 水道水は濾過して飲む
  • 季節ごとに断食する

以上です。
ダイエットだけじゃなくて健康に大きな影響がある腸内フローラと、上手に付き合っていきたいですね。

自分の腸内フローラを知りたい方は、痩せ菌チェックやってみてください。

読んだ本

「腸の力」であなたは変わる〜一生病気にならない、脳と体が強くなる食事法〜
この著者の他の記事を読む

似た腸活キーワード

関連記事

Facebook Twitter リンク

ページトップへ戻る