誰にでもあるなかったことにしたいアレ | 書評「タイムマシンで戻りたい」

2017-01-06
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  • 小学校時代のエピソード
  • 恋人とのエピソード
  • 車内でのエピソード
  • 家族とのエピソード
  • 友達とのエピソード
  • よくこれだけの数を集まったものと驚きつつ、そのいくつかに目を通せば、中のエピソードに近い体験を、読者は思い出すんじゃないだろうかと思う。

    胸に手をあて、封印した記憶をたどっていけば何かしらにたどり着く人も多いでしょう。「あ…そういえば……」って。

    僕も自分はどうったっけと、としばらく考えていれば、すっかり忘れていたことを思い出しました(複数)。
    ライトな方を書いておくて、小学校の自然教室イベントでトイレにいけず、家に帰るまでの五日間位、我慢して辛かったことがありました。あれって人生初の便秘体験だったのかも。。お腹痛かった……。
    先生(男)が、「俺は1日3回毎食後トイレに行ってるぞ」と誇張気味に自慢していたのは、子どもたちがトイレに行きやすい雰囲気作ってくれてたんだろうな〜。

    さて、うん漏れエピソードが面白おかしく掲載されている本書ですが、その発端は、第1章後に書かれている日本うんこ学会の石井先生の熱い思いから始まっている。詳しくはぜひ本書を開いていただければと思うが、自分のうんこを意識することは実はすごく大事なことです。

    さて、本書のタイトルは、「タイムマシンで戻りたい」。
    つまり「なかったことにしたい過去」ということです。
    このエピソード集は日本うんこ学会のウェブサイトで募集したのだというのだから、少なくとも投稿者たちは、これらの体験を過去として……終わったものとして扱えているということですよね。ひとつひとつのエピソードに「笑ってくれていいよ」って隠されたメッセージがあるように感じるのは、そういうことでしょう(まぁ、編集が入ってそうなってるだけかもですが)。

    自分にとってまだ生々しい傷であれば、なかなか腫れ物的に触れたり思い出すことするツライはずですから。
    だから、本書はなかなか気軽に手にとっていただいても良い本です。
    なかなか考えることの少ないうんこについて、考えるきっかけになったら良いですね!

    通勤、通学で開きにくいタイトルかもしれませんが、文庫本で、短いエピソード集ということで、スキマ時間だったりでの読書もオススメです。まぁ、公共の場では開きづらいかもですけどね。

    ところで、私が特に好きなうん漏れエピソードが書かれたウェブを最後に紹介。これ何度笑い、感動したことか……。
    31歳にしてうんこをもらしました

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