ダークチョコレートは天然の下痢止め!?

2016-08-06
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甘くてほろ苦い チョコレートは便秘の敵?味方?

Brent Hofacker / Shutterstock.com

とても身近で、種類も豊富なお菓子といえばチョコレートですよね。 そんなチョコレートですが、美味しいだけでなく、お通じにも大きく関係するお菓子なんですよ。

チョコレートを食べると便秘が改善する、もしくは便秘になるという、全く逆の話を耳にしたことはありませんか?
実は、便秘に効くのも便秘になるというのも本当の話です。

この矛盾の鍵は、チョコレートに含まれているカカオプロテイン砂糖の量にあります。
現代日本では女性の痩せ型志向が強くなり、栄養素不足、カロリー不足によりそもそものうんちの量が少ないことが便秘の原因の一つではないかと懸念されています。タンパク質の一種であるカカオプロテインは、小腸で消化吸収されにくく大腸まで届きます。するとうんちの量が増え、排便を促してくれるのです。
しかし、チョコレートには砂糖がつきもの。砂糖の量次第では便秘を悪化させることも。
多すぎる砂糖は腸にとっては厄介な存在。腸の働きが一時的に弱くなります。すると腸のぜん動運動も弱くなり、うんちを排便できずに腸内に溜めてしまいます。

チョコレートに含まれるカカオには下痢にも効果あり

チョコレートは下痢にも効果があります。

カカオに含まれるポリフェノールの一種であるフラボノイドは、小腸内で体液分泌をコントロールするタンパク質と結合することで その働きを阻害してくれます。これで腸内の水分の量が減るので、下痢の際の症状を緩和してくれるのです。
しかし便秘のときと同様、砂糖の量が多いと逆効果。
フラボノイドによる下痢抑制効果よりも、下痢を悪化させる作用が上回ってしまいます。

砂糖の摂取過多の場合、腸内の浸透圧が上昇しバランスが崩れます。体はそれを補うために水分を大量に分泌するので、下痢気味に。
ですので砂糖の多いチョコレートは避け、糖分の少ない高カカオチョコレートを選ぶのがよいでしょう。

食べ過ぎ注意!何事も適量が大事です

お通じの他にも健康面で役に立つ成分が含まれているチョコレートですが、食べ過ぎには注意が必要です。
チョコレートに含まれている糖分が多すぎると便秘や下痢に悪影響を及ぼすというのはこれまで述べてきた通りですが、たとえ高カカオチョコレートであっても高脂質であり、高カロリーでもあります。

効果を得るには少量の摂取で十分ですので、食べ過ぎないことが肝心です。摂取量は一日20g以下にするのがベターでしょう。

また、チョコレートにはニッケルなどの金属も含まれています。大量に摂取しなければ健康被害が出るほどの含有量ではありませんが、金属アレルギーがある人は注意した方がいいでしょう。

まとめ

チョコレートは下痢にも便秘にも効果があり、お腹にとって嬉しいお菓子です。
しかし、砂糖の含有量が多いと下痢にも逆効果となるので高カカオチョコレートを選ぶのがポイント。
そして、何事も適量が一番。高カカオチョコレートだって食べ過ぎてしまえば逆効果になることも多々あります。適切な量を守れば美味しく健康効果を得られるので、食べる際には糖分の量、チョコ一個の重さをよく見ておきましょう。

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