デブ菌が占拠!? 腸内細菌のバランスに悪影響な生活習慣

2016-06-28
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デブ菌が占拠!? 腸内細菌のバランスに悪影響な生活習慣
Piotr Marcinski / Shutterstock.com

同じように食べていてもすぐに太ってしまう人と痩せている人がいますよね。

最近の研究によって、何を食べても太りにくい痩せ体質といわれる人たちは、腸内細菌が関係しているのではないかと分かってきました。

腸内細菌の中には痩せやすい体質をつくってくれる「痩せ菌」と太りやすい体質をつくってしまう「デブ菌」があることが分かってきたのです。

少し食べただけでもすぐに太ってしまうという方は、腸内細菌にデブ菌が増えてしまっている可能性があるのです。

デブも痩せも原因は腸内細菌にあった

腸内細菌を整えるプロバイオティクスって?
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近年、ワシントン大学の研究によって、腸内細菌には痩せ菌とデブ菌がいることが分かりました。

腸内を無菌状態にした2匹のマウスに、痩せている女性と太っている女性の腸内細菌をそれぞれ移植するという実験がおこなわれました。

結果、同じようにエサを与えていたにも関わらず、肥満女性の腸内細菌を移植したネズミは、体重も体脂肪も増加したのです。

詳しく調べてみると、痩せている女性の腸内細菌には、「バクテロイーデス」というやせ菌が多く存在することが分かり、肥満女性の腸内細菌には、「ファーミキューテス」というデブ菌が多いことが分かりました。

腸内細菌の中に痩せ菌を多く持つ人は、無駄な糖の吸収が抑えられるとともに消費エネルギーも活発になりやすいということが分かりました。

一方、デブ菌が多い腸内細菌を持つ人は、無駄な糖の吸収が多く太りやすいほか、免疫力の低下むくみ、便秘などさまざまな悪影響が出ることが分かってきました。

やってはいけない・・・デブ菌を喜ばせる行動

デブ菌が占拠!? 腸内細菌のバランスに悪影響な生活習慣
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では、腸内細菌にデブ菌を増やしてしまう行動には、どのようなものがあるのでしょうか。デブ菌を増やす行動や食事には次のようなものが指摘されています。

  • 精製された糖質を多く摂る
  • 加工食品をたくさん摂る
  • 動物性脂肪の多い食事
  • 人口甘味料
  • お腹が空いていないのに食べ続ける

精製された糖質、例えば白米やうどんなど白い主食に代表される食べ物です。

これらは、摂りすぎると腸内に悪玉菌が増え、結果的にデブ菌を増やしてしまうことになります。

他にも加工食品やジャンクフード、動物性脂肪.や人口甘味料なども腸内環境を悪くさせてしまいます。

また、1日中食べ物を口にしているような生活も腸内環境にはよくありません。

口にする食べ物が高脂肪食やジャンクフードなどのような加工食品だとさらによくないのです。

ダイエットは地道にコツコツ、腸内環境を整えることから

デブ菌が占拠!? 腸内細菌のバランスに悪影響な生活習慣
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反対に痩せ菌を増やして痩せやすい体質をつくるためには、次のような食生活が望ましいと言われています。

善玉菌を増やす食事を積極的に摂る

痩せ菌は善玉菌の腸内フローラに多く存在しているため、善玉菌を増やす食生活に心がけることがもっとも大切です。

善玉菌とは、ビフィズス菌や乳酸菌などに代表される菌で、納豆やキムチ、チーズ、味噌などの発酵食品に多く含まれています。

また、善玉菌のエサとなる食物繊維を多く摂ることも必要です。

根菜類や海藻類、野菜などです。他にもオリゴ糖なども善玉菌を増やしてくれます。

ヨーグルトを食べる

ヨーグルトには、善玉菌の代表である乳酸菌が多く含まれています。善玉菌を増やすためには、1日1回、夜寝る2~3時間前に摂取するとよいとされています。

夜眠っている間には腸が活発に働く時間帯があります。その少し前(寝る前)に食べることで、朝の排便習慣につながり、便秘改善にも役立つといわれています。

また、夜ご飯を食べた後にヨーグルトを食べることで、胃酸の働きが薄まって乳酸菌を生きたまま腸内に届けることができるのです。

食事は空腹を感じてから食べる

痩せ菌や善玉菌を増やすためには、空腹の時間をしっかり作ることが大切です。

1日中ダラダラと食べているような生活では、悪玉菌がどんどん増えてしまいます。

空腹の時間を作ることで、腸を休ませ腸内細菌のバランスをリセットさせることが大切です。

まとめ

痩せやすい体質に変えるためには、痩せ菌を増やしてデブ菌を減らすことが大切です。

そのためには、痩せ菌や善玉菌を多く含む食品を積極的に摂り、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖も意識して摂ることが大切です。

また、デブ菌や悪玉菌を減らすためには、ジャンクフードや加工品、人口甘味料などを減らし、空腹の時間もしっかり作ることが必要です。

そして、このような腸内細菌によいとされる食生活を最低でも3日以上は続けるようにします。

腸内細菌は、3日間の食生活に大きく影響を受けるため、最低でも3日以上は続ける必要があるのです。

そして、調子が良いようであればさらに継続させ、痩せ体質に変化させましょう!

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