東京大学と連携!「大麦若葉末」に腸内細菌叢の改善作用を確認!!

2018-05-12
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株式会社東洋新薬は、東京大学の白髭克彦教授(分子細胞生物学研究所)との共同研究において、大麦若葉末の摂取が腸内細菌叢の改善を促すことを確認し、発表しました。

連載「腸活ニュース 」

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大麦若葉末って何?

大麦若葉末って知っていますか?これは、皆さんがよく知っている「青汁」などの原料として用いられます。
イネ科オオムギの若葉群を乾燥させ、細かく粉砕し加工した機能性食品素材。食物繊維を豊富に含んでいるため、よく知られている作用として「便通改善」があります。

え?肌の潤いにも関係しているの?

これまでの研究で大麦若葉末の摂取によって、なんと、肌の潤いの指標となる角層水分量が増加することがわかっています。つまり、大麦若葉末で皮膚の状態を改善する作用があるということです。
しかし、このメカニズムは解明されていませんでした。

お肌のカサカサに困っている女性を対象にした実験

今回、皮膚状態の改善作用と腸内細菌叢の2つの改善作用を実験しました。
乾燥による肌荒れに困っている健常な成人女性28人を2つのグループに分け、一方のグループでは大麦若葉末を含む食品を摂取。
もう一方のグループでは大麦若葉末を含まない食品を8週間摂取し、被験者の角層水分量(肌の潤いの指標)の測定と、便の腸内細菌叢の解析を行いました。

ちなみに、大麦若葉末を含まない食品を摂取するグループに分けることで、被験者の思い込みや試験実施者の行動が、被験者に影響を与えないようにするためです。

善玉菌の増加と悪玉菌の減少

まず、肌の潤いについて、大麦若葉末を摂取してから4週間後及び8週間後に頰の角層水分量が、摂取していないグループと比べて増えていることがわかりました。
そして腸内細菌叢に関しては、善玉菌とされるビフィズス菌の一種が増加し、悪玉菌が減少していることが認められました。

お腹の環境がお肌の調子につながる?!

株式会社東洋新薬は、実験結果から、大麦若葉末の摂取により腸内細菌叢が改善され、そのメカニズムが皮膚の状態が改善されることにつながっていることを示しているとしています。

お腹の環境だけではなく、肌の調子も良くなるなんて一石二鳥ですね。
今後も大麦若葉末の効果には期待したいものです。

参考文献

1.株式会社東洋新薬:東京大学との連携協定に基づく成果を発表 http://www.toyoshinyaku.co.jp/東京大学との連携協定に基づく成果を発表―『大/(最終アクセス2018年5月9日)

2.独立行政法人医薬品医療機器総合機構:プラセボ対照試験の現状と考え方https://www.pmda.go.jp/files/000210444.pdf(最終アクセス2018年5月9日)

3.摩耶堂製薬株式会社:和漢のチカラを科学し、あなたへ https://www.mayado.jp/library/constipation/constipation-skin.html(最終アクセス:2018年5月9日)

4.ウントピ!:美肌のために腸内細菌を整えようhttps://unlog.me/topics/29thesis-the-effects-of-fibre(最終アクセス:2018年5月9日)

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