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下痢気味の私が腸活で便を観察したことで心身、そして人生が変わった【腸活で人生変えた人vol.1】

ウンログを活用しながら腸活を実践し、人生が変わった人にインタビューをする「腸活で人生変えた人」。記念すべき第1回にインタビューしたのは、管理栄養士でもある奥田千晶さんです。プライベートでは、3歳の男の子を育てるママでもある奥田さんは、今年で35歳になるとは思えないほどお肌がきれいでビックリしました。そんな奥田さんが腸活を始めたキッカケや、腸活で得た心身やそれ以外の変化などをうかがいました。

体調を崩したことがキッカケで、腸活を始めた

30歳の頃、仕事を優先して体調を崩したことから、健康のために改めて「食べる」ということを考え直しました。その時、腸活も始めたんです。

腸活といっても、最初は便の観察からでした。食べるものを変えたら体はどう変化するのかに興味があり、自分の体で実験してみようと思ったんです。体の変化を評価するために行ったのが、うんちの観察でした。健康になるためには、体にたまっているいらないもの=うんちを出すことが重要だと思ったからです。

私は子どもの頃から下痢をしやすい体質だったのですが、うんちをよく観察し始めてみると、脂っこいものやアルコールをとりすぎると、うんちが緩くなってしまうことがわかりました。また、時間がなくて早食いをしてしまったときには、うんちが出づらくなることもわかりました。逆に、しっかりよく噛んで食べたときには、スルッと1本便がでるんですよね。このことから、食べかたとうんちの出かたには相関関係にあることに気づいたんです。うんちの観察で健康管理することが日課になりました。

いいものを入れることではなく、いらないものを「出す」ことを意識した

私が腸活を始めた5年前は、腸活という言葉は今ほど一般的ではありませんでした。それでも、今も昔もうんち、特に便秘に悩む女性は多いので「〇〇を食べましょう」など「入れる」ことを重視する情報が多かったですね。そんな中で、私は「出す」ことを意識していました。

腸活ブームが訪れた時にも「いかにいいものを入れるのか」に焦点が当たっていたように思います。いわゆる健康食品に関する情報はあふれていますよね。そんな中でも、昨今はウンログのように「不要なモノをどうやって出すのか」にも注目が集まっていて、とても嬉しく思っています。ため込んでいるモノをきちんと出してからでないと、いいものを取り入れても吸収されないからです。

腸活に関するさまざまな情報があふれている中で、何が正しいのかをわからずに悩んでいる方も多いと思います。そんな方にこそ、自分のうんちを見てほしいと思っています。Aさんには合う食材や運動でも、Bさんには合わないことは多々あるんですよ。

例えば、私が下痢気味なのは胃腸があまり強くないからなのですが、玄米を食べるとうんちがゆるくなります。胃が痛くなるときもありますね。白米や分づき米を食べるとうんちの状態もいいです。玄米は健康や美容にいいと言われがちですが、下痢するということは合ってないんです。

誰にでも効果を発揮する万能な解決策はないからこそ、うんちという自分オリジナルのものを日々観察することで、自分に合う腸活食材や運動などがわかってきます。うんちは、別名“お便り”と言いますよね。食べたものはどうだったか?食べ方はどうだったか?をお知らせしてくれているんですよ。ウンログを活用して記録していくことで、食事とうんちのパターンに気づけると思います。何がよくて何がダメだったか?自分で気づいて改善していけると、元気な体とメンタルをつくっていけると思うんです。

「入れること」で実践したのは、3度の食事とお米を食べること

私は「出す」ことを意識してきましたが、もちろん出すためには「入れる」ことも大切です。お米を食べることと、3食ちゃんと食べることの2つを意識しました。

まずは、手間をかけずに食べることができて、腸活にも理想的な栄養素を含んでいるお米をきちんと食べるようにしたんです。

次に、1日1食や2食になってしまっていたのを、3食ちゃんと食べるようにしました。体調を崩す前の食生活は、夜遅くに帰ってきて食事もとらずにお酒を飲んで寝てしまったり、朝はギリギリまで寝て野菜ジュースを飲むなど、食べることを後回しにしていたんです。

お米を食べることに加えて、3度の食事をきちんとすることを先に考えました。考えたとはいえ、2食だったものを3食に変えた直後は胃がついてこず、最初は食べること自体が辛かったですね。3食を食べられるようになってからは、下痢気味だった便も改善していきました。

現在は、食事のアドバイスをすることもあるのですが、最初はおならが止まらない方や、便秘になってしまう方もいらっしゃいます。でも、続けていくうちに良くなったり、自分自身に合う食生活腸活スタイルを見つけて改善されています。

これまでの腸活や生活を改め、新しい習慣を取り入れて変えていくことは、はじめは体に負担に感じることもあるかもしれません。しかし、長期的に見れば体やメンタルの負担を減らすことにつながるので、まずは3日、できれば2週間は継続してみてほしいですね。

腸活をすることで、体だけでなくメンタル、さらには収入まで変化した

腸活では、下痢の克服など体の変化だけでなく、メンタル面での良い変化にも期待をして取り組み始めましたが、正解でした。

最初に訪れた体の変化は、何と言ってもうんちの状態がよくなったことです。具体的には、黒かった便が茶色からオレンジ色になったり、緩かったうんちがするっと出てきたり、臭かったうんちがあまりにおわなくなったりしました。腸活開始からうんちの変化まではすごく速かったですね、即日でしたよ。例えばダイエットだと、ダイエットを始めてから結果が出るまでには、最低1ヶ月くらいはかかりますよね。でも、うんちだと自分の取り組んだ結果がすぐにわかるので達成感もありますし、変化の過程を見るのも楽しいので無理なく続けられました。これも、腸活の1つの魅力だと思います。

次に、お肌ですね。ため込んでいるモノを出して腸内がきれいになったり、腸内環境が整うと、栄養素がしっかりと吸収されるようになります。栄養素は血液にのって全身を巡りますが、その血液もきれいになるので、お肌がきれいになりました。

メンタル面の変化としては、ひと言で言うと気分が良くなりましたね。気分の浮き沈みが減りました。また、腸活前は、休日は寝て過ごしたいと思っていましたが、ちょっと掃除をしてみようとか、ちょっと遊びに行ってみようとか、気持ちが外に向くようになったんです。朝起きた時から元気で、前向きになれたと感じています。これは私だけの体感でなく、食事のアドバイスをした方々も同じような効果を実感してくれています。

腸活をして色々な変化があり、私の場合は収入が上がりました(笑)。管理栄養士という職業柄、見た目は重要なのですが、お肌がきれいになり、体とメンタルが元気なことで、さまざまな方からお声がけいただくようになりました。接客業や営業など、人と関わることが多い方は、特に腸活はおすすめですね。

腸活の努力は必ず報われる

今、腸活を頑張っている方、これから腸活に挑戦したい方には「努力は必ず報われる」ということを伝えたいです。腸活を始めた最初の頃はうんちが詰まったり、ガスでお腹がゴロゴロしたりするかもしれません。でも、そのつらさは最初だけ。諦めなければ必ず良くなるので、自分の体を信じて挑戦してほしいと思います。

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管理栄養士
奥田千晶(おくだ ちあき)
東証一部上場企業の健康食品メーカーで研究開発、飲食店向けのプロモーション企画提案営業、スーパーマーケットのPB商品開発、生産者のブランディング・動画マーケティングを経て独立。
「食美容」をテーマに、今日から使える美容と健康をキープできる方法を、メディアやレシピ、コラム執筆を通じて提案している。
2017年男の子出産、私生活では1児の母。
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