【赤ちゃんとうんち】ママにはわからないことだらけ!男性用トイレのなぞ

男の子ママは子育てをする中でちょっとしたハードルに出くわすことがあります。それは主に性器まわりのことなのですが、そのうちの1つである男の子のトイレについてお話しします。

いなば ゆみ(イラストレーター)

おしっこのあと男の人は拭かないらしい

赤ちゃんのころ、おむつ替えをしていたときには、男の子でも性器まわりを拭いてから新しいおむつに取り替えていました。

トイレトレーニングのときも、トイレでおしっこが終わった息子に、私は当然のようにトイレットペーパーを使ってちょんちょんと拭いてからパンツをはかせていました。


ところがある日いつもと同じように拭こうとすると「男の子は拭かないってパパが言ってた!」と息子が言うではありませんか!
それを聞いて「本当は拭かなきゃダメなのよ」と私は言ったのですが、どうやら男性は本当に拭かないのが正解らしいのです。

立ちションってどうやってするの?

さらにもう少し大きくなると、トイレに向かった息子がパンツを下ろして「抱っこして!」と言い出しました。私の頭の中ははてなマークだらけ。おしっこをするのにどうして抱っこをするのかわかりませんでした。

よく聞いてみると、立ちションをするためにトイレに向かって持ち上げてほしいと言うことでした。


「パパが『男は立ってするもの』って言ったもん」と息子は得意げ。ママに抱っこされてるんだから、立ってはいないわけですが、女の子みたいに座っておしっこをしないことに、とても誇りを持っているようでした。

未だわからない男性用トイレのなぞ

困るのは外出先で男性用トイレに子どもが行くようになったときのこと。「おしっこはできたけど、流すボタンがどれかわからない」と息子が言って出てきました。

未だに男性用の小をするトイレの流すボタンがどこにあるのかはわかりませんが、私が入って流すわけにも行かず、「近くにいる人に聞いてごらん」と言ってなんとか切り抜けました。

ママが教えるマナーは本当に常識か?

おしっこは座ってするもの、おしっこのあとにはトイレットペーパーで拭くもの、と言うのは私の中では常識でした。でもそれは、女性における常識だったということを息子に教えてもらいました。

トイレ以外にもママだけが教えると、男の子にとっては変なこともあるのかもしれませんね。


私はそんな経験をしてからますますパパの育児の大切さを感じます。

保育園はまだまだ女性保育士の方が多いですし、育児もママのほうが多いとなると、男の子は女性に囲まれて育つことになります。

男性からしか学べないこともあるはずなので、仕事のない日はパパにも子育てをしてもらいましょうね。

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