【便秘体験談】もう限界…玄関ドアノブにぶらさがる…

まなみさん(女性・30〜39歳・デザイナー)

20年ほど前、まだ高校生だった頃の話です。

前の夜に家族で焼肉をし、牛タンが大好きだった私は30枚ほどを一人で平らげました。

翌日、この日は体育館での映画鑑賞でした。友人たちと体育館の床に座り、映画もそこそこにくだらない話をして盛り上がっていました。
するとふいに下腹部に鈍痛が。最初は「なんだかお腹が痛いような・・・?」くらいだったのが、一気にどんどん酷くなり「これはまずい」と思いました。

まだ若かった私には、学校のトイレに駆け込む、という選択肢は全くありませんでした。
もう一刻の猶予も許さない限界状態の中、徒歩10分の自宅を目指して歩き出しました。歩いている間も波が引いては訪れ、引いては訪れ・・・。冷や汗が流れ、体は小刻みに震えだす始末。
しかし少しでも気を許すと大変な事になる事は分かっていたので、無心でただひたすら家を目指しました。

そして家に到着し、門を開け、玄関のドアノブを握った瞬間、今までに無いビッグウェーブがやってきました。
限界を感じた私はそこに手をかけたまま静止。扉には鍵がかかっていないので、扉を開ければもうトイレはすぐそこ。しかし今、動けない状況。波が収まるのを待ち、トイレに駆け込みました。

この時、ドアノブにぶら下がる私を見た母は未だにこの光景が頭から離れないそうです。

トイレに間に合ってしまったお話でした。すみません。

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