【うんコラム⑥】恥ずかしがらない、詮索しない、トイレ事情はお互いさま

2018-02-01
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前回、痔になった話を書きましたが、今日は治った経緯をご紹介しましょう。

連載「もっとウンコについて話そう!うんコラム 」

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イラスト:なとみ みわ

そんなの、病院や薬で治せばいいんじゃないの?と思うでしょう。もちろんそれは大前提です。でもなにしろ私は、痔にしろ便秘にしろ、「恥ずかしがることが一番治癒を妨げている!」と思うのです。
トイレに行きたい時に行けない、そう思うこともすでにストレスになって要因を深めていたり…。
さらに当時の私は羞恥心以外にも、物理的に仕事で席を外せない、という理由もありました。


しかしそのくらい忙しいと、会社の中で方舟のような連帯感が生まれるのか、痔の話もお通じの話もわりとオープンに話せる環境でした。

時代はバブル期の広告制作会社。でもデザイナーやコピーライター、カタカナ職業が集まって話しているのは、当時ちょうどトレンディドラマで展開されていたような、オシャレなカフェバーや恋愛の話なんかじゃありません。
手元ではきれいな写真をレイアウトしながらも、何日出ていないとか、固いとかゆるいとか。そして痔は固くても痛いし、ゆるくてもしみる。ちょうどいいウンコというのはどんなに難しく尊いものか、深夜の残業で語り合ったものでした。

そんななか、私は上司に勧められた薬をいろいろ試したのですが、一番即効性があったのはやはり座薬!症状によってはチューブで効くときもありますが、やはりCMでも謳われている通り「止まって治す」ことと、奥まで届くことが重要です。

ただ、この座薬、使っていること自体は恥ずかしくないのですが、トイレでの音が非常に恥ずかしいのです…。
体温で溶ける油でできていて、固いウンコもロケット弾のようにスポーンとスムーズに出してくれるのですが、滑りが良すぎるゆえに「ぴゅ~るるる~」とか「ぴょろろ~♪」とか、なんとも陽気で間抜けな音が出てしまうのです。


お尻に笛がついているみたい。おならとも違って、抑えようとしても止められないし、これは人に聞かれたらものすごく恥ずかしい!

世の中で恥ずかしいものが少ないと自負していた私でさえ恥ずかしい!


さすがにしばらくは、人の少ないフロアや会議室のトイレまで遠征していました。

だから人のトイレが長いとか、なぜ遠くまで行くの…?と思っても、そっとしておいてあげましょう。行く方も「みんな分かってくれている!」と信じるのです。
痔は恥ずかしい病気ではなく、誰もが明日は我が身!


そのわりには治ってくると壮快すぎて、うっかり鼻歌で「止ま~ぁって治す~プリザS~♪」とCMソングを歌ってしまうのですが。無意識って怖い。
「おい、その歌は恥ずかしくないのか!?」とツッコみながらも、忙しい最中に「お紙はどこいった!?」と探さないでいてくれた上司や仲間には、感謝の気持ちでいっぱいです。


そして痔主も年季が入ってくると、気温や固さで「このままではまずい…」という予兆が分かるようになりました。
もちろん食事や生活習慣で改善すればいいのですが、思い通りにはいきません。さらに薬も買い置きがない!

そんなときは、美容用のとっておきのオイル。ホホバなどのアロマオイルやスクワラン、馬油、ひまし油など、純度の高い良質の油を塗れば、初期の痛みなら軽減されることもあります。肌用なのにもったいない!?いいえ、お尻も肌の延長。痔が予防できるなら安いものですよ~。オイルなら音も出ませんし(笑)。

※ただしあくまでも民間療法なので、症状がある人はお早めに専門医の受診をおすすめします。
ひどくなったら薬を、病院を…と様子を見る方法もあるかもしれませんが、最初からビシっと的確な薬で治療すれば、長引かなくて済みますし。

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