こんにちは、トイレットペーパーは断然シングル派、お紙です。
名前で「紙」と名乗っているからには、当然トイレットペーパーにもこだわりがあります。
連載「もっとウンコについて話そう!うんコラム 」
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ウントピでもトイレットペーパーがダブルかシングルか、1回あたりどのくらいの長さを使うか、などの議論を何度かされてきましたが、私はどんなに説得されようと、ダブルのほうが健康にいいなどという科学的な何かが発見されようと、なにがなんでも絶対シングル!これに関してはエコだの節約だのは度外視!ダブルのほうがリッチ感?さらにトリプルまであるですと!?
シングルだって十分贅沢なんじゃーーーい!
以前、シングルのトイレットペーパーが売っていなくて何軒も探し回った時、友人に「ダブルを買えばいいのに。ケチねえ」と言われたことがありましたが、決してそうではありません。シングルの方が気持ちいいからなのです。
ダブル派は折りたたんで使うという方も多いようですが、私はそんな丁寧なことをやっていると、ただでさえ長いトイレが余計長くなってしまいます。
クシャクシャっと引き出し、カーネーションやシャクヤクの花のようにふんわりと丸めたもので、吸収または拭き取り。
このほうが表面積が多く柔らかいし、なによりウンコとの距離が保てると思うのです。ダブルは厚みがあるぶんお花が作れず、フワフワにならない。水分がにじんで手につきでもしたら…それよりはクッションが厚い方が安心!と思うのですが、どうでしょう?
でも公共施設ではシングルが多く、高級なお店やお金持ちの家ではダブルが多い(気がする)。やはりダブルの方がリッチなイメージなんでしょうか。
でもチープなダブルだと点線がずれやすく、重なっているがために切れにくいので、何周しても切れ目が揃わずなんだかスッキリしない。
クルクル~っと気ままに引き出して、好きなところで切りたいのに、点線でないと切れないなんて余・計・な・お・世・話!と思うのは私だけでしょうか?(イラッ)
かといってパーキングエリアや公園などの(たぶん安価な)シングルは柔らかくもないのに破れやすく、どんなにクシャクシャにしても心地よくはありません。結局のところ、シングルこそ紙の質が重要、質が良いものでないとダメなのです。
なのに都会のスーパーやコンビニなど、商品が絞り込まれているところではダブルが主流。ちょっと広めのドラッグストアでもダブルの種類は豊富だけど、シングルの選択肢は少なめ…というか1種しか置いてないところがほとんどです。
まあ私は買う銘柄も決まっているので、選択肢がなくてもそれさえ置いててくれれば十分なのですが、それすらないこともある。
そこでドラッグストアの人に聞いてみたのですが、都心部のお店では敷地が狭く家賃も高いのに、トイレットペーパーは売り場も倉庫もかさばる割には単価も高くできないので、あまり種類を置きたくないのだとか。
でも必需品だしそれ目当てのお客さんが他の商品も買ってくれるならと、ほとんど儲けなしで置いているのだそうです。その話を聞いてから、私はトイレットペーパーの種類が豊富で安価なのは良いお店、と思うようになりました。
意外にシビアな都会のトイレットペーパー事情。
信頼するお店があったら、他の商品もできるだけそのお店で買って応援!することにしています。
ライター お紙(おかみ)
広告制作会社にてコピーライターを経験したのちフリーランスに。広告や雑誌で企画、編集、ライターを担当。先祖代々、子どもの頃からの便秘体質のためいつもウンコのことばかり考えているうち、食べ物の重要さに目覚めマクロビオテックなどざまざまな料理を勉強。もともとの趣味であったインテリアや雑貨の蒐集も高じて、カフェを経営していたこともある。
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