【うんコラム⑬】おばあちゃん、東京のトイレはボットンやったとよ…(涙)

2018-05-24
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こんにちは。人生をトイレに翻弄されている人、お紙です。
子どもの頃、祖父母の家のトイレがくみ取り式だったために、疎遠になってしまった話を前回思い切って告白しました。

連載「もっとウンコについて話そう!うんコラム 」

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イラスト:なとみ みわ

でもそれは、田舎だから仕方がない。多少の不便はあっても、それと引き替えに美しい自然があるのだからと納得していました。
なのに東京に、今まで住んだ中で一番の都会に、くみ取り式が残っているとは思いもよらなかったのです。

高校を卒業して上京した時、せっかちな父は私の意志はそっちのけで、いきなり大学に最も近いアパートを勝手に契約してしまいました。「学生課で紹介された物件だから間違いない」と、決めたそこは、なんとまだトイレがくみ取り式だったのです!

もちろんちゃんと確認すれば事前に分かったはずなのですが、東京でまさか…と予想すらしていなかった父を責められませんでした。
なぜならその近辺(東京郊外の多摩地区、小平市のほとんど埼玉県寄り)にある学生アパートは、みんなそうだったのですから!

九州の山奥にある祖父母の家でさえ、すでに水洗トイレにリフォームされていたのに!

かといって田舎のように自然があるわけでもなく!

時代はバブルで好景気、街へ出ればカッコいいビルがどんどん建っていたのに!


渋谷や原宿、六本木で遊んでも、家に帰ったらトイレはくみ取り式、いやもう通称でボットン(涙)!!!オシャレなんてしても無駄!だって私はボットン便所の女(もうトイレですらない)
憧れていた東京キャンパスライフの夢は、早くも打ち砕かれました。


しかし、いざボットンが身近になってしまうと、共同で外にあるのはまだ救いでした。あれほど外のトイレが怖かったのに、慣れってスゴイものですね。むしろ部屋の中にあんな大きな、どこへつながっているか分からない(いや分かってるけど確認したくない)穴がある方が怖い!
ていうか耐えられない!!!

さらにポジティブに考えると、共同だと掃除も住人みんなで当番制なので、自分ではたまに掃除するだけなのに常時キレイだし、そうなればニオイも(それほど)気にならない。

ただ、時々うっかり落とし物をすると、もう絶対に救出不可能というのが悲しかった。ベルトや洋服のパーツ、ポケットの中身…。見た目通りのブラックホールに、大切なものをたくさん吸い込まれました。当時まだ携帯電話がなくてよかった。いえ、この時期に用心していたことが習慣になり、その後の人生でトイレに携帯を落とさない術が培われたのかもしれません。(なんでもポジティブ)

※ついでに電話番号も03ではなかったので、地元の友達にも連絡先を伝えると「本当に東京に住んどると?」と疑われていました…

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