みんな満足してるの?トイレの広さ問題。
厚着の季節は特に深刻。トイレの広さにもの申す!
連載「もっとウンコについて話そう!うんコラム 」
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最近、地面に落ちているものの話ばかりして、人間としてのスケールまで小さくなっていやしないかと反省したので、 今回は大きく出ます。
トイレ業界、いや建築業界にもの申す(かもしれない問題)!「最近のトイレ、狭くない?」って話です。どーん!
以前も書いたことがありますが、行きつけの場所はトイレの快適さで決めるくらい、トイレを重視している私。清潔なのは言わずもがな、広さも重要です。
なのに最近のトイレ、狭いところが増えていませんか?特に便器とドアの間隔。
ひどいところではドアを閉めて座ると膝が当たったり、体勢を変えようとすると、お尻や足、服などが便器やドアについてしまうところがけっこうあります。しかも内開きのドアだったりすると、出入りするときも便器に足がつきそう!
厚着で身動きしにくい季節は、コートなんて着て入れないトイレが多い。これって私が太ってきたから…?だけじゃないはず!
間違いなく合格なのは高速道路のPAのトイレくらい。地価の高い都心であの広さを確保するのは難しいのかもしれませんが、不可解なのは広さが十分にあるのに個室が狭いトイレがある、ということです。
内装も素敵なカフェやレストランで、手洗い場はゆったりとしてお化粧直しもできるくらいなのに、個室の中はギリギリ。体をよじるとぎっくり腰になりそう!
服の着脱にも時間がかかってしまい、外で人が待っていると焦ります。んもー!ドアを開けてしたいくらい(しませんけど)。
これから東京オリンピックに向けて道路などいろんな施設を整備しているのに、トイレがこれってどうなんでしょうか。
いや、世界のトイレ事情と比較したわけではありませんが、もっと発展途上国の野趣あふれる(?)トイレだって、広さはきっとあるはず。
日本のトイレは世界一快適といわれているのに、それって設備だけ?広さは?
個室の有効寸法(特にドアと便器の距離)も建築基準法で制定して欲しい!と切に願うのは私だけでしょうか。(今回は大きな話をする、といいながら結局トイレから出ませんでしたね…)
ライター お紙(おかみ)
広告制作会社にてコピーライターを経験したのちフリーランスに。広告や雑誌で企画、編集、ライターを担当。先祖代々、子どもの頃からの便秘体質のためいつもウンコのことばかり考えているうち、食べ物の重要さに目覚めマクロビオテックなどざまざまな料理を勉強。もともとの趣味であったインテリアや雑貨の蒐集も高じて、カフェを経営していたこともある。
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