【赤ちゃんとうんち】赤ちゃんのコロコロうんちはやっぱり便秘!?

便秘というとうんちが出ない状態のことを言うと思っている人もいるかもしれませんが、コロコロうんちも立派な便秘。
そんな赤ちゃんのコロコロうんちを解消する方法についてお伝えします。

いなば ゆみ(イラストレーター)

まずは冬でも水分補給をしっかりと

うんちが出ない、コロコロのうんちの子どもの多くが水分不足です。

水分補給は熱中症など脱水にならないためにという意味で大切と言われることが多いですが、快便にとっても大切なこと。
特に寒い時期は、水分を飲むことを忘れがちです。乾燥したり、家の中で暖房をつけている場合などは、思っている以上に体内の水分を消費しているので、こまめに水分補給をしましょう。

ここで注意してほしいのが、ミルクや牛乳、ジュースは水分に含まないで考えるということ。
牛乳は水分というより、どちらかというと栄養素やカロリー摂取の意味合いになります。そしてジュースは糖分が多いため嗜好品になります。

うちの子は牛乳をたくさん飲んでいるから大丈夫と思っていた人は、水やお茶に少しずつ切り替えていきましょう。


また、赤ちゃんは水だと味がしないのであまり飲まないという場合が多いです。

保育園などではお散歩帰りや食事中に麦茶を出したり、麦茶をいつでも飲めるようにしているところも多いです。

仕事柄、保育士さんや管理栄養士さんに取材することも多いのですが、子どもの飲み物に麦茶をすすめる人が多くいます。

今、健康志向の親は水にこだわったり、ウォーターサーバーなどをお持ちの家もあるかと思いますが、あまり水分を飲まないという子どもには、水ではなく麦茶出すとすすんで飲むようになるかもしれません。

コロコロうんち対策におすすめ食品

根菜や食物繊維の多い食材はもちろんですが、もっと簡単に手っ取り早く取り入れられる3つの食品をご紹介します。


それはプルーン、ヨーグルト、オリゴ糖です。


理由は調理せずにそのまま食べられること。
さらに、ヨーグルトにプルーンを入れたり、ヨーグルトにオリゴ糖を入れたりなど組み合わせておやつに取り入れやすい点もいいですね。

オリーブオイルを食事に取り入れるのもいいですね。子どもなのでそのまま飲んだりは難しいと思いますので、ガスパチョなどにスプーン1杯分のエキストラバージン・オリーブオイルをかけると食べやすいです。

トイトレのストレスが原因のこともある!?

たまにですが、トイレトレーニングが進まないことによるストレスで便秘になる赤ちゃんもいます。

赤ちゃんがストレスに感じているかはわかりづらいと思いますので、ママやパパがストレスを感じているかを目安にしましょう。


赤ちゃんはパパとママの雰囲気を思っている以上に感じ取っています。親がトイレトレーニングにストレスを感じていて、さらにコロコロうんちが続くときには、一旦トイトレを中断することも考えてみてくださいね。

便秘が原因でおしりが痛くてトイトレが進まないということもあるので、まずは快便を優先してみてくださいね。

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