日常から離れ、非日常をたのしめる旅行。
でもその一方で、“うんちがいつも通りに出ない”と感じたことはありませんか?
今回は、ウンログユーザーに「旅行中のおなかの不調」についてアンケートを実施。「不調経験があり対策をしたことがある」207人の声をもとに、旅先で起きやすい“出ない問題”と、みなさんが実際にしている工夫をまとめました。
旅行中の“出ない”問題、みなさんはどうしていますか?
旅行中のおなかの不調「毎回・よくある」が66%
まずは、旅行のときにどのくらいの頻度でおなかの不調が起こるかを聞きました。

「毎回」「よくある」を合わせると66%。「たまにある」も含めると97%もの人が旅行中のおなかの不調を経験していました。
旅行中のおなかの不調は、多くの人にとって“旅行あるある”に近いものなのかもしれません。
多いおなかの不調は「便秘」
では、旅行中にはどんな不調が起きているのでしょうか。

もっとも多かったのは「便秘ぎみになる」。
さらに「まったく出なくなる」「おなかが張る」も上位に入り、旅行中は“出ない・たまる”系の不調を感じる方が多いことがわかりました。
一方で、おなかの調子をくずして「下痢になる」方も一定数いることがわかります。
旅行中に「出ない」が起きる原因は
旅行中のおなかの不調について、考えられる原因を聞きました。

トップは「食事の変化」。
旅行中は外食が増えたり、ふだんとは違うものを食べる機会が増えます。旅先ならではの食事をたのしむことは、もちろん旅の大きなたのしみのひとつ。
ただその一方で、野菜や食物繊維、発酵食品など、ふだんおなかのために意識してとっているものが少なくなることもあります。
「せっかくの旅行だから」と食事をたのしむうちに、いつもの食事バランスから少し離れてしまう。そんな変化も、便秘ぎみになるきっかけのひとつになっているのかもしれません。
自由回答でも、こんな声がありました。

旅行中は外食が続いてバランスよく食べられなかったり、お酒を飲むことが増えたことで便秘ぎみになりました。

肉などをたくさん食べたときは特に、便秘ぎみになっていると思います。
また、「トイレ環境の違い」「水分不足」「トイレに行くタイミングを逃してしまうこと」「移動・疲れ」も40%前後と高く、旅行中の“出ない”は食事だけでなく、旅先ならではの行動や環境の変化が重なって起きているようです。
旅行前にはどんな準備をする?
では、実際にみなさんはどんな対策をしているのでしょうか。
まずは旅行前の工夫から見てみます。

多かったのは、「水分を意識してとる」と「出発前のトイレ時間」。
旅行当日の朝は、準備や移動でバタバタしがち。
それでも少し早めに起きて水分をとったり、トイレに行く時間をつくったりと、出発前に自分なりに整えようとしている方が多くいました。
また、「整腸剤・サプリ・薬などを用意する」「旅先のトイレ環境を確認する」など、旅行中の対策を見越して、あらかじめ準備をしている方もいることがわかります。
旅行中に行う対策は?
続いて、旅行中に行う対策を聞きました。

もっとも多かったのは「水分をこまめにとる」。
次いで、「トイレを我慢しないようにする」「朝、トイレに行く時間をつくる」が続きました。
旅行中の対策というと、食べるものや飲むものに目が向きがちですが、今回の回答からは“出せる状況をどうつくるか”ということも大切なことがわかってきました。
“トイレに行きづらい不安”から起きる水分不足
旅行中のおなかの不調の原因として「水分不足」をあげた人は41%。
一方で、旅行中の対策として「水分をこまめにとる」と答えた人は50%いました。
一見すると矛盾して見えるかもしれません。しかし、コメントを見ていくと、水分をとることが大切だとわかっていても、旅行中だからこそとりづらいという背景が見えてきました。

車移動でトイレに行くタイミングが難しく、水分を控えがちになりました。

外出先のトイレが苦手で、ホテルに帰るまでほとんど水分をとれない。
こういったコメントからも、水分をとることが大切だという意識はあっても、旅先では難しい場面があるのがわかります。
水分をとることは大切ですが、「安心してトイレに行ける場所やタイミングを旅行行程のなかにつくること」も、旅行中のおなかと付き合ううえで大切なのかもしれません。
旅先では「出したい」より先に、「ここで出せるかな」が立ちはだかる
旅行中の“出ない”原因として42%があげた「トイレ環境の違い」。
これも、単に「トイレが汚い」「数が少ない」という話だけではありません。
回答の中には、同行者への気づかいや、ホテルの部屋のトイレを同室の人と一緒に使うことへのハードルが多く見られました。

同部屋で誰かが部屋の外にいると思うと、どうしても落ち着かない。

ホテルの部屋のトイレでは、同行者に音が聞こえるかもしれない、臭いが残ったら嫌だと思って緊張して出なかった。
旅行中は、家のようにひとりで落ち着いてトイレに入れるとは限りません。
そうした小さな気がかりが重なることで、便意があっても我慢してしまったり、そもそも便意が起きにくくなったりすることもあるようです。
帰ったら出る。だから「気にしすぎない」も、ひとつの付き合い方
旅行前後のログを見比べた方からは、「旅行中は出にくくても、日常に戻ると自然とおなかのリズムが戻る」という声も多く寄せられました。

旅行中は緊張しているのか、どうしても便秘ぎみになってしまいますが、家に帰るとリラックスできるのか、自然に便意を催します。

旅行中は出ないことが多く、旅行後まとめて出ることが多い。

旅行中は排便できないものとあきらめて、できるだけ出発当日の朝は排便を済ませて出かけるようにしています。帰宅して安心すると普通に排便できます。
旅行中に出ないと、おなかが痛くなったり、「また便秘になった」と不安になることもあります。でも、帰宅後に自然と戻ることが多いなら、それも自分のおなかの傾向のひとつかもしれません。

今回、旅行中の“出ない”についてどう考えているか聞いたところ、約80%の方が「できるだけ対策したい」「少し気にする」と回答しました。
一方で、「旅行中は気にしない」「あまり気にしない」「まったく気にしない」と答えた人も、合わせて20%いました。

排便できなかったらどうしようと考えすぎず、旅行をたのしもうと考えるようにしています。

排便できないことがストレスになるとますます悪循環になりそうなので、旅行中に出なくてもあまり気にしないようにしています。
ただ、「気にしない」と答えた人たちのなかには、「水分をこまめにとる」「トイレを我慢しないようにする」と回答する方も。
つまり、気にしない=放置するではなく、できることはしつつ、出ないことにとらわれすぎないという付き合い方もあるようです。
旅行中のおなかは揺らいで当たり前。大事なのは「戻れる感覚」
旅行中は、食事も、睡眠も、移動も、トイレ環境も、いつも通りにはいきません。だから、おなかの調子が少し揺らぐのは自然なことです。
ただ、出ない状態が続くと、おなかが張ったり痛くなったりと、旅行に支障が出てしまうこともあります。無理のない範囲で、できる対策をしておくと安心です。
そのうえで何より大切なのは、「旅行中は出にくくなりやすい」「帰宅後に戻ることが多い」など、自分の傾向に気づけることなのかもしれません。
旅行中の“出ない問題”を「仕方ない」で終わらせず、でも気にしすぎず。自分のおなかの傾向を知りながら、また自分のペースに戻っていく。
そのための入口として、まずは毎日の観便で、自分の“いつも”を知っておくことからはじめてみるのはいかがでしょうか。
次回は、実際に旅行便秘と向き合ったユーザーの体験談をお届けします。

