【赤ちゃんとうんち】腸内細菌が関係してる!? はちみつを赤ちゃんに食べさせてはいけない理由

2017-08-14
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今年4月に生後5ヶ月の赤ちゃんがはちみつを食べたことで死亡してしまったことは、多くのニュースで取り上げられたので知っている人も多いと思います。実はこれには腸内細菌が深く関係しているのです。
そこで、改めてなぜ赤ちゃんにはちみつを食べさせてはいけないのかをおさらいしてみましょう。

連載「赤ちゃんとうんち 〜初めての育児は知らないことだらけ〜 」

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いなば ゆみ(イラストレーター)

1歳未満の乳児にはちみつを食べさせてはいけない理由

1歳未満の乳児にはちみつを与えてはいけないことは母子健康手帳にも書いてあり、離乳食指導などでも当たり前のように言われています。 多くのママは知っていると思うのですが、パパやおばあちゃん世代、もしくは子どものいない女性は知らない人もいます。 なぜ食べさせてはいけないのかと言うと、はちみつは土で育つ花の蜜が原料のため、土壌に存在すると言うボツリヌス菌という細菌が含まれていることがあるから。すべてのはちみつにこの細菌が入っているわけではないのですが、まれに含まれている可能性があることから、1歳未満は与えないようにという注意喚起がされています。

乳児ボツリヌス症とは? なぜ1歳未満の赤ちゃんだけなの?

大人にとっては健康食品のイメージもあるはちみつですが、どうして赤ちゃんだけ注意が必要なのでしょうか? それは乳児の腸内細菌がまだ未熟なことが挙げれらます。大人であればたとえボツリヌス菌が体内に入っても、他の腸内細菌との競争に負けてしまうため、通常何も起こりません。 しかし赤ちゃんの場合、腸内環境が整っていないため、ボツリヌス菌が死滅されずに吸収されてしまい腸内で菌が増殖し、便秘、ほ乳力の低下、首のすわりが悪くなるなどの『乳児ボツリヌス症』を引き起こす危険性があります。そして、まれに死亡してしまう恐れもあるのです。

ボツリヌス菌は熱に強いことも特徴

離乳食などでは、食品は加熱することで食中毒の予防になると教えられることもあります。しかし、ボツリヌス菌の耐熱性は120℃で4分とされており、通常の加熱や調理では死にません。はちみつそのものだけでなく、はちみつ入りのお菓子や飲み物も与えないようにしましょう。 お友だちや親戚などから手作りの飲み物やお菓子などもらうこともあると思います。でも、なんでも赤ちゃんに与えるのはちょっと危ないかも。離乳食期間の赤ちゃんに食べさせるものは、何が入っているのかわかるものにしましょう。そして、初めて食べさせる食材の場合はアレルギーの可能性も考えて少量だけにすると安心です。  

我が家でも「赤ちゃんにはちみつNG 」ということをパパが知らなくて、驚いたことがあります。 育児をするみんなが赤ちゃんに関する情報を共有していると、安心して赤ちゃんを預けることができますね。

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