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社員全員に腸内フローラ検査!?国内の古文書撮影と健康維持に邁進する謎の会社に潜入

社員全員に腸内フローラ検査!?国内の古文書撮影と健康維持に邁進する謎の会社に潜入

年に一度、毎年同じ時期に健康診断を受ける人は多いと思います。
健康診断は通常、身長や体重、血液検査などを通して、自分の体の変化や健康状態を知る良い機会ですが、その中に「腸」の検査を取り入れてみるというのはいかがですか?

実際、ウンログが提供する「腸内フローラ検査」を会社の福利厚生で、社員全員で検査をしてみたという会社があります。

情報(歴史資料)をデジタルやアナログ方法で記録&保管したり、現代の暮らしに役立てるべく、日本各地にある古文書を撮影している「株式会社国際マイクロ写真工業社」の社長・森松義喬さんと、ご兄妹であり部長の森松久恵さんに、ウンログの妖精・田口がお話を聞きにやって来ました!

経営理念に「健康」!基本の手洗いうがいを徹底

今回、ウンログが提供する腸内フローラ検査を試していただきありがとうございました。会社の福利厚生で、社員全員の検査をするというのは、経営者の思いがないとできないと思います。

会社全体で、健康に気をつけていることはありますか?

社員全員に腸内フローラ検査!?国内の古文書撮影と健康維持に邁進する謎の会社に潜入

当社の“経営理念”に「健康」というキーワードが入っています。社長とその当時の社員とで、作成し、健康には気をつけるようにしています。風邪もすぐひきがちな病気ですが、風邪は万病の元とも言いますし、「もたない、わたさない」をいかにするかは徹底しています。
健康無くして良い仕事はできません。

義喬社長

社員が営業から帰ってきてまず、仕事の手応えや手柄を立てた話をしようとするんですよ。でも、「ちょっと待て。手洗いうがいを先にちゃんとして。それから報告は聞くから」って、私が社員に毎日のように言ってますね。

久恵部長

今はどの施設にも個人宅にもたくさんあるエタノール消毒器も、一般的になる前から会社の各フロアに設置していました。インフルエンザが流行っている最中に、会合があった時には、車に会社のエタノールグッズを積んで会場の入り口に設置して、集まった時に持ち込まないようにしました。

腸内フローラ検査が健康診断のようになれば

健康意識の高い皆さんは、今回腸内フローラ検査をして、何か気がついたことはありましたか?
社員全員に腸内フローラ検査!?国内の古文書撮影と健康維持に邁進する謎の会社に潜入

久恵部長

腸内フローラ検査は今まで無かったので、ワクワクして結果を待っていました。私の結果は「やや肥満」だったんです。ちょっとショックでした。
社長とは兄妹なんですけど、社長の結果をちらっと見たら「スリム」なんですよ。見た目では社長が「肥満」って出ると思ったら私の方がやや肥満で「どうして?」って思いました。

3歳までの生活習慣や食べ物で、細胞が変わると聞いたこともあるんですけど、同じように育ててもらったけど、そこは、内臓の不思議なところ、正直なところなのでしょうかね。
あとは、検査後にいただいた、水溶性食物繊維のサプリを一ヶ月飲んだあと、どう変わったのかをまた検査して変化をみたいと思いました。

水溶性食物繊維は菌のエサになるので、しばらく飲んでビフィズス菌比率がぐった伸びた人もいるんです。

久恵部長

ビフィズス菌自体を摂らなくても、増えるんですか?

増えたケースがありました。それに、元々日本人でビフィズス菌がいないってことはないと思いますが……。
僕も水溶性食物繊維のサプリを摂っているんですけど、ビフィズス菌比率は増えました。もちろん、日常生活の他の変化も影響しているとは思いますが。

久恵部長

日常生活の他の変化とは何をされたんですか?

ランニングだったりの運動でしょうか。あと、お酒も控えるようになりました。ただ、それが直接的に繋がったとまでは言えませんが。

久恵部長

あとは、サプリを摂って、日常生活も意識してみて、数ヵ月後にまた腸内フローラ検査をしたいですね。検査価格がもう少し安価になっていただけると毎年の定期健診に付け加えて、前年、前々年と変化を見られるようになったらいいですね。
毎年、健診結果はその日にもらえ、そのまま結果を持って会社に戻ってきてもらうんです。そして、総務である私に結果を報告してもらい、健康状態と数値を本人と確認して意識するようにしています。
以前、年齢関係なく何人もが悪い数値を出したときがあったんですが、2年くらいで、健康状態が改善されていったんですよ。意識するって大切だなぁとつくづく思いました。

腸内フローラ検査をすることによって、「私やばいかも」って気づくきっかけ作りに使えたらいいなってことですよね。

久恵部長

そうですね。この数値を見て、それぞれの項目で日常どう気をつければいいか具体的に生活のヒントになって、良い食生活や習慣などを参考にしたり、悪いところを改善していけるようになればいいなと思いました。

女性だと、女性ホルモンの働きをするエクオール産生菌や、美肌にも良い菌、骨粗しょう症の予防にもなる菌など色々あって、菌で悩みを解決できる可能性があるんです。
そういった菌が少ない人には増えるようなサプリの提案や食事のアドバイスとかも、将来的にはできればと思っています。

久恵部長

そんな嬉しいサプリやアドバイスをいただけるのが待ち遠しいですね。
サプリの話をしていてなんですが、私自身は日常的にサプリとか飲み続けることが余り無いですが、知人には好きな人もいて、不足しているものを補うには早くて便利で健康にむかえるのならいいと思います。私はサプリの前に、ツボ押しやマッサージとか、身体に良い食事などで自己の治癒力で出来る限り自然に改善するように頑張ってみたいです。健康のために社員みなのツボを押して回りたいくらいですが、それぞれの腸に合ったサプリを飲んで健康になれればいいですね。
腸内フローラもツボも、体の持っている力って、改めてすごいですね。その力を最大限に活かせるように、腸によい料理レシピとサプリの両方がほしいです。
会社も家庭も、体が資本、健康でないと。全国の企業、学校、自治体とかで、定期健診に腸内フローラ検査を取り入れたらいいと思います。

捨てられつつある古文書は、実は世界遺産?

社員全員に腸内フローラ検査!?国内の古文書撮影と健康維持に邁進する謎の会社に潜入

健康に意識的で、今回腸内フローラ検査もしていただきましたが、社長は元々、腸に良いサプリメントも飲んでいると伺いました。

義喬社長

元々、7~8種類のサプリを自分で飲んで実験してたんです。その中で一番良かったのが、知り合いから良いと聞いて試した、森下仁丹の「ビフィーナ」でした。飲んだら便通が良くなって、それから色んな人に勧めましたね。
あと気をつけていることといえば、27歳の時から朝フィットネスジムに週2~3回行っています。

自分で実験したのはすごいですね。色々なサプリを試したり、運動しているのはやはり、経営理念にもある、「健康があるからこそ仕事もできる」ということを、常に意識しているからですか?

義喬社長

そうですね。弊社は、全国にある古文書を、デジタルカメラで片っ端から撮影していこうという活動を行っています。地方文書(じかたもんじょ)って言います。

古文書をデジカメで撮影…どういうことですか?

義喬社長

価値ある古文書は、現代の地方創生や、新規雇用の開拓に貢献できる価値があると考えているからで、この取り組みは政府にも提案しています。例えば、文字の識字率の低い国で、古い文書が見つかると、読み書きできた人が過去に「いたんだ」という証拠なので、大切にするんですよ。
でも、日本には古文書があまりにも多くあるので、見つけても汚いし読めないからと、ゴミとして捨てちゃうんです。
なんで日本には古文書が多いのでしょうか?

義喬社長

先ずは、識字率の高さですね。江戸時代には、世界で一番識字率が高かったのは、フランスとかイギリスも高かったらしいんですけど、実は日本が特化して高かったんですよ。
(女性の識字率の高さもTOPクラスだったようです)

日本人は勤勉とも言いますけど、そういった背景があるのでしょうか?

義喬社長

そうですね。あとは、好奇心が旺盛なところ。戦国時代以前から、お坊さんが中国で仏教や密教を学んで(遣唐使・遣隋使等)帰ってきて、葬式がある度にお祈りをしていると、お百姓の子供達が「それ何て言ってるの?どういう意味?どう書くの?」って質問するらしいんです。そういった簡単な質問が、寺子屋の前身になったと言われています。
キリスト教を広めに来たフランシスコ・ザビエルが九州で布教活動していた時に、「みなさん集まりなさい」って言っても集まらなかったらしいんです。特に子供達。どこにいるんだろうって探すと、お寺で勉強してたらしいですよ。

なんだか日本人らしいですね。
社員全員に腸内フローラ検査!?国内の古文書撮影と健康維持に邁進する謎の会社に潜入

義喬社長

フランシスコザビエルが、その当時の小学生くらいの子供達に、「歴史上の人物で誰が好き?」って聞くと「平清盛」とか「楠木正成」とか答えたり、源平合戦の話をしたらしいです。なぜ色々なことに詳しいのかと言ったら、読んで理解できるから。そんな寺子屋が全国に広まったことと。
そして、古文書が残った大きな原因には、他国からの侵略、ホロコースト等がなかったり、和紙や絵筆が永年保存媒体として必然か?偶然か?最適であったことも重なって、国内の古文書は、北海道から沖縄まであるというわけのようです。

なるほど!でも、古文書をデジタルカメラで撮影するのが、「地方創生」や「新規雇用」につながるというのはどういうことですか?

義喬社長

地域ブランド作りなど、適作のお土産を作って販売していこうと色んな人が戦略を立てていますが、なかなかうまく行かないことが多い。でも、古文書は、先人の知恵の宝庫なんです。
例えば、水戸ではなぜ納豆が有名なのかっていうと、過去にそういった記録があったことが元にあるんですよ。

先人の知恵や経験の記録から今に至るんですね!

義喬社長

例えば、江戸時代中期、上杉鷹山っていう人は、財政難になっていた米沢藩を立て直した人なんです。どういうことをしたのかといったら、「この山からはヤマメは獲れるけどイワナは獲れないからヤマメの串焼きを売ろう」「この川からはアルカリ性の水が湧くから、洋服を洗う硬質に適している」「この温泉は酸性が強いからゆで卵に使えるな」と各地に蓄積された知恵をフル活用したらしいです。
そういう、過去の歴史の出来事は、土地ごとの古文書にも多く書いてあるはずなんですよ。

おもしろいですね。

義喬社長

天災や人災の記録、唯一無二の地方独自の情報などが残っている日本の古文書は、世界遺産に相当すると世界中の学者からは言われています。戦争で壊れないで残っている資料は運が良い。
古文書の撮影はページをめくって撮影するんですが、「老齢者」や「主婦」、「身障者」の方も、基本技術を教えれば撮影することができます。そしてみんなで協力して、デジカメ撮影して、人工知能で解読して、地域史を発掘する。適地適作のお土産を世界に販売していったり、新しい郷土センターや道の駅を開設、増設して、地方の復活に貢献する。地方の若い人が東京に出てこなくても、地方の過去からの情報を探りながら、新しいブランドを創造する。そしてそれらにプライドを持ちながら、地方がなくならないように頑張って仕事ができるだろう、と実行しているんです。

会社全体で健康に気をつけよう、という考えは、こういった大きなプロジェクトを実行したり、全国を周れる体づくりをしていこうっていうことです。やはり、健康じゃないとできないですからね。

水戸黄門はやっぱり農民に優しかった

社員全員に腸内フローラ検査!?国内の古文書撮影と健康維持に邁進する謎の会社に潜入
健康にまつわる、歴史のお話って何かご存知ですか?

義喬社長

徳川ミュージアムの人からの依頼で、水戸徳川家の資料をデジタルカメラで撮影する仕事を受けています。その中で色々なことを教えていただきました。
例えば、水戸黄門で有名な水戸光圀公は、漢方薬の作り方を医者から聞き出して、農民に無料で開示したという話です。

あの水戸黄門が!医者は焦ったでしょうね(笑)

義喬社長

はい、医者達はびっくりしたみたいですよ、やめてくれーって(笑)
だから、水戸黄門がいる水戸藩は、徳川諸藩に率先して漢方薬を農民たちが自分で作れたとの記録があります。

つまり、水戸藩だけ健康知識が高かったので、健康で強かったはずということでしょうか。

義喬社長

健康知識を高くしたのは、「役立つ情報」を地域住民のためにあえて公開させたた水戸光圀公の高い志ゆえ、という事なんですよ。
それら「記録」を後世に引き継ぐ、という当社は超ヤリガイ有る仕事、そしてウンログさんも、現在の水戸黄門的な立場ですよね。
「国民に健康を」って、素晴らしい仕事だと思います。

元々個々で健康に気を使ってはいたそうですが、腸内フローラ検査を通して、仕事や社員を大切にする思いがひしひしと伝わってきました。古文書を通して、先人の知恵を発掘するお話もとても興味深かったです。もしかしたらうんちにまつわる古文書もどこかに眠っていたりして…。

株式会社国際マイクロ写真工業社の森松義喬さん、森松久恵さん、ありがとうございました!


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