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急な便意、どうやって我慢する?

電車内で急にやってくるお腹の痛み

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急な腹痛に襲われて、でもすぐにはトイレに行けなくて困った!なんて経験はありませんか?

その代表的な場所が電車の中。痛みで頭が真っ白に…本当に嫌な時間です。

腹痛の原因は病気、食中毒、冷え、緊張やストレスなどケースバイケース。万が一の可能性を考え、その痛みが経験したことの無いもの、痛みの箇所がいつもと違うのであれば、病院に行くのも手段です。

そうではなく、明らかに下痢でトイレに行けば痛みがやわらぐということがわかっている場合、トイレにたどり着くまでどうやって我慢すればいいのでしょうか。

やはりこちらも個人によって症状が違うので、万人に効く方法があるわけではありません。 それでもどうにかしたい!という場合に役立つ方法を紹介します。

行動系から意識系まで! トイレを我慢するための対処法

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お腹を温める

冷えは腸の機能を低下させる大敵。お腹を温めることで血行を促進、痛みをやわらげます。

ホッカイロがバッグの中に入っていれば簡単・すぐに実践できます。 寒い日なら温かいドリンクを持っていることもあるでしょう。ホッカイロの代用品として使うことができますね。

体を温めるものを持っていない場合、手でお腹をさするのもOK。 温める目的以外に、過敏になっている腸の働きを抑える目的も。反時計回りにグルグルとさすりましょう。

ツボ押し

電車の中でも押しやすい、手のツボを2つ紹介します。

まずはズバリな名前の「下痢点(げりてん)」。

場所は手の甲側の中心部分。中指と薬指の骨が合流しているところのくぼみです。 ここをグッと押すことで刺激できるのが下痢点のツボになります。 効果としては、交感神経を活発にしてくれること。逆に腸の働きを司る副交感神経を弱くさせるので、下痢など腸が正常に働いていない場合に効果が期待できます。

そして万能なツボ「合谷(ごうこく)」。

下痢以外にも、便秘や頭痛、精神安定などに効く万能なツボ。 場所は手の甲側、親指と人差し指の合流部分。人差し指の骨の縁側にあるくぼみです。 反対の手の親指を使って押し込み、刺激しましょう。

楽な姿勢になる

お腹に圧力がかかると便意に襲われやすくなります。それが急激であれば腹痛を伴うことも。

実は座っている姿勢が一番お腹に圧力がかかっている状態。立ち上がれるのであれば立った方がお腹には圧力がかかりません。 一番楽なのは横になること。電車の中では難しいかもしれませんが、もし可能なら寝転んで安静にしていましょう。

痛みから意識をそらして耐える

痛みに気を取られすぎるのもストレスになり良くありません。 まずは深呼吸して落ち着くようにし、考えられるなら趣味のことでも仕事のことでも別方面に意識を向けます。

考える余裕も無いときは、自分で手や足をつねって別の痛みを作り、そちらに意識を。

お尻、特に肛門に力を入れることだけを考えるのもいいでしょう。足をクロスさせると、よりしっかり肛門の筋肉を収縮できるなんて話もあります。

大変な思いをしないために…備えをしっかりと!

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何度も電車内で下痢に襲われているのであれば、それが起こる前の備えをしておくことが大切。 「備えをしている」という安心感自体も、精神的に余裕が生まれストレスを軽減できるでしょう。

薬やカイロを常備しておく

下痢止め薬やお腹を温められるカイロを常備し、すぐに利用できるようにしておきましょう。

衣服には冷え対策を織り込む

冬はもちろん、夏でも冷房が効き過ぎで肌寒いことも。 薄手のアウターを一枚持ち歩く等、急激な温度変化にも対応できるような準備を。

電車・駅のトイレの位置を把握する

便意を我慢しきれなくなり、トイレに行きたい…しかし複数の車両編成の電車でも、トイレは全ての車両にはありませんよね。 電車にトイレがあっても、混んでいてその車両にまでたどり着けないのなら意味がありません。乗り込むのがトイレのある車両、それもトイレに近い乗車口ならさらに安心です。

逆に駅の構造に合わせて乗車口を決める方法もあります。

いつもはなんとか我慢できているけど、たまに限界が来て駅のトイレを使う、という人は、どの車両が駅のトイレに最短で行けるか把握しておくといいでしょう。

最後に

急な腹痛は本当に辛いですよね。それが外出先ですぐにトイレに行けないならなおさらです。 今回挙げたのは、まさに「藁にもすがる思いだ」というときに試す対策法です。 こうした対策法をしなくてよくなるよう、急な腹痛の悩みがある人は、事前の備えや体質改善などにも取り組みましょう。

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