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大人と違う子どもの便秘、教えたい快便習慣

オムツが取れ、トイレットトレーニングが終わるとようやく子どもの排泄は自立となりますが、子どもはまだ1人で自分の排泄について把握できません。

そのため、親がきちんと子どもの排便を把握し、正しい排泄について教えないと何日も子どもの排便がなかった…ということもあり得るのです。

子どもの便秘は悪化すると、慢性化して治療に何年もかかったり重症化することもあるので、親子で正しい排便について知り、また正しい排便習慣が身につくようにしましょう!

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知っていますか?我が子の便通事情

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赤ちゃんの頃やトイレットトレーニングをしていた頃は、子どもがどれ位の頻度でうんちをしているか親が把握できますが、一人でトイレに行けるようになると、なかなか子どもの便通事情を把握できないことも多いのではないでしょうか。

また、子どももうんちが数日出なくても便秘だという意識がなく、親に相談することはほとんどありません。

そのため、親子ともに子どもの便秘に気づかず、便秘でお腹が痛くなったり不快な症状がでるまで便秘に気づかないということがあるのです。

実は増えている子どもの便秘

子どもはそもそも大人と比べて、腸や肛門の働きが未熟なので便秘になりやすい傾向があります。

さらに、最近では子どもが忙しくてゆっくりトイレに座る時間がないことや、パンや肉類など欧米化した食事が増えたことでさらに便秘に悩む子どもが増えています。

統計によると、10人に1人の割合で便秘症の子どもがいるといわれており、便秘傾向の子どもを含めるとさらに人数は多いのはないかと懸念されています。

また、先ほどもお話ししたように、子どもも親も子どもの便秘に気づいていないケースがあり、子どもの便秘は大きな問題となっているのです。

子どもを便秘で悩ませないために親ができること

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子どもの便秘の主な原因は、以下の4つが考えられます。

  1. 子どもが忙しくトイレに座る時間がない
  2. 食生活の乱れ
  3. 子どもが便意を我慢してしまう
  4. 子ども自身の便秘への知識不足

まず、1つめは子どもが朝ぎりぎりまで寝ていて時間がなく、朝食を食べトイレに行くという排便習慣がついていないことです。

2つ目は、便秘を解消するために必要な食物繊維や、腸内環境を整えてくれる発酵食品の摂取の減少など食生活の乱れによるものです。

3つ目と4つ目は子どもの便秘への意識や知識がないことで起こる便秘です。

子どもは排便を急かされたり、出先で排便することを恥ずかしがったりするので、便意があっても我慢しがちです。

また、便秘への知識がなく便が出なくでもそのまま放置してしまうことが多く便秘を悪化させてしまうのです。

これらの子どもの便秘の原因を解消するために、親ができることはなんでしょうか。

具体的な方法について見てみましょう。

1)子どもがゆっくりトイレに行く時間を確保する

まずできることは、子どもがゆっくりトイレに座る時間を確保して、排便習慣をつけてあげることです。

排便習慣をつけるのに最適な時間は朝食後です。

そのためには、早寝早起きに心がけ子どもの生活習慣を見直すことが大切です。

2)食物繊維や発酵食品を多く取り入れた食事を取り入れる

食生活の見直しも便秘の改善には必要不可欠です。

最近の子どもは朝食を抜いたり、パンや揚げ物など欧米食が増えたことで腸内環境が悪化して便秘を起こしているケースが多いです。

そのため、野菜や芋類などの食物繊維や腸内環境を整えてくれる乳酸菌や発酵食品を多く食卓に取り入れるようにしましょう。

3)子どもに正しい排便についての知識を伝える

子どもに正しい排便への知識を教えることもとても大切です。

子どもはきちんと決まったペースで排便がなくても便秘だという知識がありません。

また、便秘が体にとってよくないことも知らないことが多いです。

そのため、子どもにきちんと正しい排便についての知識と便秘が体に悪いということを教えてあげることが大切です。

また、便意があっても我慢してしまうことで、便秘を悪化させてしまうことも伝えなければいけません。

「排便日記」で家族で排便について話し合える環境を

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親子で子どもの便秘に取り組んだり、親が子どもの排便を把握するためによい方法が、排便日記をつけることです。

毎日、子ども自身が日記をつけることで自分の排便について知ることもできますし、食事やお腹の調子を書いておくことで便秘の原因を知ることもできます。

また、排便日記を通して親子で排便について話し合うこともできますね

まとめ

子どもの便秘は、親がきちんと把握し、子どもに便秘について正しい知識を伝えることで改善することができます。

親子ともに便秘に気づかず便秘が悪化すると慢性化したり、重症化することもあるので、まずは排便日記をつけて排便について親子で話し合い、日常生活や食生活を見直して快便習慣を目指すようにしましょう!

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