大人になるとあたりまえにしているようなことも、赤ちゃんにはできないこともあります。例えば鼻のかみ方や、歯の磨き方などもそうです。
もちろん「うんちをしたらおしりを拭く」ということも赤ちゃんは教えてあげないと知らないのです。
自分でうんちができるようになったら教えること
今までおむつのときにはママがおしりを拭いてあげていました。でも、自分でトイレに行ってうんちをするようになったら、自分でおしりを拭くことも教えてあげましょう。
トイレットペーパーの場所や、引っ張ると紙が出てくることもいっしょに伝えてあげてくださいね。
最初はトイレットペーパーがクルクル出てくることが楽しくて、ついついたくさん出してしまう子もいるかもしれません。遊んでしまうようだったら、どれくらいの長さが適当なのかも教えてあげてください。
保育園などでは壁に「ここまで」と目印がしてあったり、トイレットペーパーホルダーに目安の長さのリボンがついているところもあるみたいです。
トイレットペーパーには手が届く?
お家のトイレで確認してほしいのは、子どもがトイレに座ったままトイレットペーパーに手が届くかどうかです。とくに女の子はおしっこのときにもトイレットペーパーを使うので、届かないだけでちょっとしたストレスになってしまうこともあります。
そんなときには手が届くところに子ども用のトイレットペーパーを置いてあげましょう。上手にカットできないときには、ティッシュペーパーのように1枚つづになったトイレットペーパーを買うのもおすすめです。
女の子はおしりの拭き方に注意!
3〜4歳くらいまでは親が仕上げ拭きをしてあげるようにしましょう。
注意してあげたいのは女の子のおしりの拭き方。後ろから前に拭くのはNGです。
肛門から尿道に向かって拭くと、おしりを拭いたものが尿道に触れ、菌が尿道に入ってしまうことがあります。「おしりを拭くときは前から後ろに」こんなことも、小さいときから習慣にしてあげるといいですね。
トイレを楽しい場所にするために、たまに柄つきのトイレットペーパーに変えてみるのも楽しいです。
うちの息子は柄つきには反応がなかったのですが、なんと香りつきのトイレットペーパーには興味津々でした。「ママ、いい香りするね〜」と動物のようにクンクン嗅いでいる息子に、「大切に使おうね!」とすかさず言ったのをよく覚えています。
ライター サトウヨシコ
大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。
その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、現在はフリーランスで数々のメディアに携わる。