イクメンという言葉ももう古いと感じるほど、パパたちの育児参加は当たり前になってきました。イベントなどを見ていても、数年前まではママだけの参加のほうが多かったのですが、今ではパパもいっしょに参加する人のほうが多い気がします。
ところがイクメンのふりをして、実はイクメンとはほど遠い「仮面イクメン」が増加してるって知っていましたか?
あなたの夫も実は仮面イクメンかも
仮面イクメンか真のイクメンかを見分ける方法としてもっともわかりやすいのが、うんち育児への積極性。この積極性というのが大事なポイントです。
「俺だってやってる!」と反論するパパもいるかもしれませんが、やっているやっていないという参加率ではありません。やるのは当たり前、積極的にすすんでやっているかどうかがポイントなのです。
うんちのときに「ママ〜、うんちしてる」と呼ばれたことはありませんか?
おむつ替えのとき「ゲッ、うんちかぁ」と露骨に嫌な顔をしたことはありませんか?
残念ですがそんなパパは仮面イクメンです。
真のイクメンはうんちだって喜んで笑顔でおむつ替えをします。
仮面イクメンにさせない方法
では、仮面イクメンにさせないためにどうしたらいいのでしょうか?
それは生まれたときからうんちのおむつ替えをしてもらうことです。新生児のうちは1日何回も、昼だけでなく夜もうんちをします。
パパが帰ってきてからのおむつ替えはすべてパパにおまかせしましょう。夜8時に帰宅するパパなら、帰宅してから朝8時までお願いしてちょうど半分です。
仕事をして疲れているパパにお願いするのは申しわけないなんて思わないで。ママは出産という富士登山並みの体力を使う大仕事をしたばかりなのですから、パパに思い切って甘えましょう。
真のイクメンに育てるのはママの役目
ここでちょっとしたコツを教えます。パパのおむつ替えのあとっておむつがゆるかったり、逆にキツかったりなど、ママからすると「もう、なんでこんなつけかたなの!?」と思うことが多いと思います。そんなときにもあまり口出しをしないで見守りましょう。
そして、こっそり手直しをするのはなるべくやめましょう。
おむつがゆるくてうんちがもれたら、その後処理もしてもらう。おむつがキツくて赤ちゃんの肌が赤くなったらスキンケアもしてもらう。
そうやって自分がしたことの結果を知ることで、パパの育児はグンと成長していくのです。
そして真のイクメンになると、ベビースキンケア用品の成分表を見たり、育児グッズを底値で買えるネットショップを見つけてきたりとママ以上に育児情報通になることも。 「この分野はまかせて!」と得意分野がもてるようになってこそ、本物のイクメンですね。
ライター サトウヨシコ
大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。
その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、現在はフリーランスで数々のメディアに携わる。