今から8年ほど前の話です。
私は体型維持のために日常的にダイエット(特に平日は昼以外はあまり食べない)をしていました。そのお陰でやせ型の体系をキープすることができていて、お尻はちょっと垂れていたものの、着たい洋服も着こなせていました。
しかし、あまり食べないせいもあり平日は便秘が続き、2、3日お通じが無いのは当たり前でした。一方で、週末は家族と過ごし食事も一緒のため、どうしても3食普通に(量は控えめですが)食べてしまい、食後になると毎回胃が食べ物の量に対応しきれず、下痢になってしまう。
そんな毎日を何年も過ごしてきました。
ある時、強烈な腹痛に襲われ、トイレに籠りました。
が、一向に便意は催してきません。
仕方なく痛みを堪えて仕事に行きましたが、じっと椅子に座っているのが辛すぎて、早退し病院へ。かかりつけの病院では原因はわからず、紹介状を書いてもらい総合病院へ行くことになりました。
翌日、総合病院でいろいろな検査や画像を撮影し、ついた診断はS字結腸憩室炎!しかも、このまますぐに入院するように、言われ…。
自宅へ戻ったとしても症状悪化で患部が破裂したら転げまわるような痛さで、いずれ救急車で運ばれてくることになるだろう、というのです。
よくよく医師の説明をきいてみると慢性的な便秘が原因でした。
即日入院し、絶食で点滴を受けました。もしあのまま痛みを我慢し続けて患部が破裂したら、人口肛門になっていた可能性もあったと言われ、ゾッとしました。
それから炎症が治まるまでまる5日入院し、その後無事に退院。先生からは、今後は便秘にはくれぐれも注意し、乳製品を意識して摂取するようにと助言を受けました。
この辛い体験から食事制限だけのダイエットは体に良くないと実感しました。
現在は、野菜を多く使った一汁三菜のバランスの良い食事を毎日摂るようになったことで、毎朝決まった時間にお通じがくるようになりました。
イラストレーター とげとげ。
元ナースのイラストレーター&漫画家で雑誌や広告を中心に描いています。育児、健康、美容ネタが得意でエッセイマンガも描きます。
公式サイト「TogeTogeToge.」
ブログ「ママまっしぐら!」