「自分のうんち、毎回見ていますか?」
見たほうがいいとは聞くけれど、毎日続けるとなると簡単ではありません。忙しい朝は流してしまいますし、そもそも便器の中は意外と見えづらいものです。
そのトイレに、便の状態を自動で記録してくれる機能があります。
TOTOの最新ウェルネストイレ「ネオレストLS-W」に搭載された「便スキャン」。うんちをしたら、便の量・形・色を判定し、アプリに記録が自動で残ります。(「家電大賞2025-2026」総合グランプリ受賞)
ウンログでは、この便スキャンのモニター企画を実施しました。2,400名以上の応募の中から3名が当選し、2026年7月、ご自宅にネオレストLS-Wを設置。約2ヶ月間、使っていただきました。
そして8月下旬、3軒すべてのお宅を訪ねました。この2ヶ月で、暮らしはどう変わったのか。ご本人に伺っていきます。
1軒目は、佐賀県嬉野市の植松さん(40代・男性)。
お茶畑に囲まれた家に、お父さん・ご夫婦・子ども2人の三世代5人で暮らしています。お話を伺ったのは、介護施設に勤める植松さん。週に2回、子ども2人と一緒に空手道場へ通っているそうです。
便を見る習慣は、以前からありました。ただ2ヶ月使ってみて、自分が便の何を見ていなかったのかに気づいたといいます。

見ようとしても、見えなかった
植松さんは便意を感じにくい体質で、気がつくと2日、3日と空いている。「最近していないな」と思ったのが、便の記録を始めたきっかけだった。
ただ、見ようとしても見えなかったという。
「洋式はライトが基本上にあるじゃないですか。見えはするんですけど、暗いんですよね。色とか形とかがあまり見えないので、結局、立って完全に光を当てないと見えなかった」
座ったまま覗き込むと、自分の体が影になる。色も形も分からない。だから一度立ち上がって、上から光を入れる。それでやっと見える。
見ようと思えば見えるはずのものが、実は見えていない。見たい人ですら、姿勢を変えないと見えていない。ここが観便の、最初のハードルになっている。

見えても、「普通」が分からなかった
もうひとつ、植松さん自身も悩みだと思っていなかった悩みがある。
便スキャンを使い始めて、最初に驚いたのは量の判定だった。
「感動したのが、量ですね。一般の人と、そんな量の話とかしてないじゃないですか。だから普通と思ってたのが、毎回『多い』と出るんですよ。一般的にこれは多いんだ、と」
長く自分の便を見てきた人が、自分の便が多いほうだと知らなかった。理由ははっきりしている。
「比較することもないですからね」
体重なら毎日測る人がいる。血圧も測る道具が家にある。でも便は違う。人とも話さないし、そもそも自分が普段どのくらい出しているのかを、記録して振り返る機会がほとんどない。
だから多いのか少ないのかも、いつもと同じなのか違うのかも、判断する材料がない。

観便とは、自分の便の「いつも」を知っておくこと
ここまでの2つの悩みは、同じことを指している。
観便というと、便を見て「良い便か、悪い便か」を判定することだと思われがちだ。でも植松さんの2ヶ月が示しているのは、もっと手前の話だった。
観便とは、自分の便の「いつも」を知っておくこと。「いつも」を知らなければ、「いつもと違う」にも気づけない。
植松さん自身の言葉が、それをよく表している。便スキャンの自己採点を尋ねたときの答えだ。
「例えばアプリの記録を見返すことで、家族の誰かが『これ、なんかおかしいよね。最近、うんちがいつもと違う色だよね』と変化に気づけたら満点になるのかなと思います」
家族5人で始めた。でも、熱量はそれぞれだった
ただ、その「いつも」がいちばん記録されにくい。
植松さんは7月の時点で、家族5人全員のスマートフォンにアプリを入れて臨んでいた。「興味がない人も継続できるか、やってもらう」と宣言してのスタートだった。2ヶ月後、アプリまで見続けていたのは植松さんと奥さんの2人だけだった。
「私が日頃うんちを気にして見てるから、それが客観的に出るのはものすごく感動的だったんですけど、他の人は『出たから何』ぐらい。熱量が違いすぎて」
「困ってないんですよ、本当に。健康も、病気にならないと不便にならないので、気づかないじゃないですか」
健康に関心がある植松さんには、毎回のデータが面白かった。でも、困っていない家族には、わざわざアプリまで開いて確認する理由がなかった。
ちなみにお父さんは、20年以上前に聞いた健康に関する講演がきっかけで、それ以来ずっと自分の便を見てきた。「理想はバナナくらいの形と大きさ」と話すのを聞いて、自分に便の知識がまるでなかったと気づいたのだという。ただ、アプリは開くことはない。トイレのボタンを押すところまでだ。

覗き込まなくても、観便は続けられる
では、困っていない人がどうやって「いつも」を残すのか。ここに便スキャンの役割がある。
冒頭の「立たないと見えない」という話に戻る。2ヶ月経って、その動作はどうなったか。
「最近はしてないですね」「だいぶ、やらなくなりましたね」
観便をやめたわけではない。むしろ逆で、自宅では、覗き込まなくても記録が残るようになった。植松さんは便の飛散を防ぐためにトイレットペーパーを敷く習慣があり、以前は敷くと便が沈んで見えなくなるのが困りごとだった。今は「見えなくなっても、確認することがないので、あまり気にせず」に済む。
観便を「便器を覗き込む行為」と定義すると、これは観便をやめた話に見える。けれど観便の中身が「自分のいつもを知り、変化に気づけるようにしておくこと」だとすれば、植松さんはむしろ、覗き込むという手間を手放したまま観便を続けられるようになった。
植松さんにとって大きかったのは、覗き込まなくてよくなったことだけではない。記録のために、毎回何か特別なことをしなくてよくなったことだった。
「便に悩みがなかったり健康だったら、やっぱり本当に続かないと思うんですよね。携帯を持って行って、繋げてっていうのが。それが続いていないと、ダイエットと一緒で、結果が出る前にやめてしまう」
特に不調を抱えていない人ほど、ひと手間あるだけでやめてしまう。植松さんはそう見ていた。
観便とは、毎回便を頑張って観察することではなく、自分の「いつも」を知っておくことなのかもしれない。
植松さんの2ヶ月が教えてくれたのは、そのために「頑張って見る」ことのほうを手放してもいい、ということだった。

TOTO「便スキャン」について
3軒を訪ねて共通していたのは、観便には意外と手間がかかる、ということでした。覗き込んでも暗くて見えない。見えても、それが自分にとって普通なのか分からない。洗う前に見なければならない。量を知るために体重計に乗る。
ネオレストLS-Wの「便スキャン」は、トイレが自動で便の量・形・色を判定し、アプリに記録が残ります。家族それぞれの記録を、別々に残すこともできます。
観便を、もう少し自然に続けたい方へ。詳しくはブランドサイトをご覧ください。
▶ TOTO「ネオレストLS-W」ブランドサイト
https://jp.toto.com/pages/knowledge/campaign/dailywellness/
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本記事は、TOTO株式会社の提供でお届けしました。記事内の内容はモニター参加者ご本人の体験と感想であり、効果を保証するものではありません。
