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ウンログ女子部イベント第11弾「腸を動かすパワーサラダワークショップ」を開催しました!

こんにちは!ウンログ女子部運営サポートのあやのです。
だんだんと寒くなり、トイレの便座が温かいと安心する季節になってきました。
寒くてもお腹はなるべく冷やさないよう温めたりして労るよう注意したいところです。

さて今回は、ウンログ女子部イベントの第11弾、雑穀について学んだ「ウンログ女子部 #11 自分に合うようにカスタマイズ!腸を動かすパワーサラダワークショップ〜島田千優野先生〜」の様子についてレポートします!

今回のゲストは、島田千優野先生

イベントには、日本雑穀協会で雑穀アドバイザーを務める島田千優野先生です。

*島田千優野先生についてはこちら*
日本航空で客室乗務員として10年間国際線に乗務。食と健康に興味を持ち、所属グループではグループ員の健康意識を啓発するヘルスリーダーの役割を担っていた。2008年に日本雑穀協会主催の雑穀エキスパート、2013年には現在も全国で100名程度しかいない上位資格の雑穀アドバイザーを取得。日本雑穀協会主催『日本雑穀アワード』審査員を務める他、自身では食育グループ「はあとキッチン」を主催。

雑穀アドバイザーって?


まずは、島田先生が雑穀に興味を持った経緯のお話から。

日本航空の客室乗務員時代、ステイ先の自由な時間で健康本を読み漁ったり、他のCAさんにも健康への意識を広めるほど健康への意識が高かったという島田先生。

その後、巷で流行り始めた雑穀に興味を持ち、雑穀アドバイザーの道へ。
雑穀アドバイザーは雑穀エキスパートの上位資格で、雑穀を自分や家族の生活、趣味、仕事などに活かしつつ、広く伝える活動をされています。

数年に一度のペースで訪れる雑穀ブームですが、そんな雑穀を流行りで終わらせないように、雑穀の良さを広く伝えていきたいと仰っていました。

島田先生自身は、子供を対象にした食育グループ「はあとキッチン」を主催していて、CAをしていた経験から、子供にマナーと食育を一連の流れで教えているのだとか。

「友達に嫌なことは言わない」、「よく噛んで食べる」など、幼稚園生〜小学校低学年くらいまでの子に教えるようなマナーの基本的なことだそうですが、なかなか教えてもらう機会も少なくなっているのだそうです。

教えると言っても「食べる」など普段の生活で行う行動の中にマナーも取り込まれていれば、自然と身についていきそうですね。

そもそも雑穀って何?


雑穀ミックスとして販売されていたり、割と身近にある雑穀。しかし、「雑穀」という呼び名は定着しつつも、そもそも雑穀ってどういうもの?ということで、まずは雑穀についてお伺いしました。

島田さんが雑穀エキスパートの資格を取得した当時は、「イネ科の穀物で、小さい穎果をつけるアワやヒエを雑穀とする」と学んだそうですが、時代とともに定義も変わってきているのだとか。

現在の日本雑穀協会の定義としては、「日本人が主食(白米)以外に利用している穀物の総称」と定められています。

現に、アマランサスはヒユ科で、ほうれん草の仲間なのだそうです。

雑穀の歴史を紐解くと、マンモスを追いかけていたような狩猟の時代から雑穀を食べ始めたと言われています。日本では縄文時代後期にまずアワやヒエ、キビ、その後に稲を食べ始めたのだそう。

アワやヒエ、キビなどは、食べた残りを捨てた場所からまた同じものが出てきたのを知ったと言われるほど場所を選ばずに育つ植物。山間部で、水も少ない痩せた土地でも育つほど強い植物のようです。

現在、日本の雑穀の産地は岩手などの東北が多く、国内産のアマランサスにいたっては60~70%が岩手産だといいます。

雑穀の4大パワー


次に、雑穀が持つ4大パワーをお聞きしました。

◎整腸作用
食物繊維が多い。不溶性食物繊維、水溶性食物繊維がバランスよく含まれていて、腸のぜん動運動にもプラスになる要素が多い。特に大麦やライ麦、エンバク、シコクビエといったムギ類に含有量が高い。

◎抗酸化作用
雑穀の色素に多く含まれている活性酸素消去機能により、抗酸化作用が期待される。

◎ミネラル・必須アミノ酸が豊富
人間には、自分の体内では生成できない「必須アミノ酸」というものがあり、それは食べ物からしかできないが、その必須アミノ酸を雑穀は多く含んでいる。食品にはアミノ酸スコア(100点が満点)というものがあるが、韃靼そばだとアミノ酸スコアは100点。

◎GI値を低くし、健康やダイエットに最適
急激に血糖値が上がる食品を食べてしまうと、膵臓からインスリンが出てしまう。インスリンが出過ぎると糖が脂肪として蓄積されやすくなり、脂肪も取れにくい体になってしまう。精白米ではなく、玄米のような硬い殻がついたままであれば吸収や分解をしにくいため、血糖値の上昇も緩やかになり、脂肪を燃焼しやすい体になる。

腸にも良く、お肌もきれいになり、必要なアミノ酸も摂取できて健康やダイエットにも良い・・・改めて聞くと雑穀は良いことづくめな食品ですね。

島田先生の腸内フローラ検査の結果は・・・?


雑穀の凄さがわかったところで、雑穀アドバイザーである島田先生に事前に受けていただいた「腸内フローラ検査」の結果が届いたので一緒に見ていただきました。
結果はこちら!

ウンログ女子部部長の瀬尾と比較してみると・・・バランス調整菌が島田先生の方が低く、さらにバランスかく乱菌もあることがわかります。

しかし、腸内フローラ検査をしていただいた方にお願いしたアンケートでわかる生活習慣と、腸内フローラ検査の結果とを比べた栄養バランスの調査によると、島田先生は脂質がぐっと少なく、たんぱく質がしっかりとれていることがわかりました。

通常では、炭水化物が60%、脂質が25%、たんぱく質が15%くらいが望ましいと言われていますが、たんぱく質を多くとれているのは、雑穀の効果なのかもしれません。

雑穀を食べ比べてみました


お待ちかねの雑穀の食べ比べワークショップ! 今回は、島田先生が厳選した雑穀をサラダと一緒に食べていただきました。

今回用意していただいた雑穀は、もち麦、ハトムギ、高きび、あわ、アマランサス、キノア、ひえの7種類。

こんなにたくさんの種類の雑穀が食べられるワークショップはなかなかないと、多くの方が全部盛りで食べ比べをしていました。

ワークショップの最中には、参加者の方から島田先生へ、雑穀についての質問が飛び交います。

今回のイベントで人気だったぷちぷちっとした食感のアマランサスは、あっという間に完売!

島田先生は、クセのあるハトムギが好評だったのが意外だったのだそう。

参加者の方も「ひとつひとつの雑穀の味や食感の違いが感じられて楽しい」「あわとかひえっておいしいんだ・・・!」など、今回の雑穀食べ比べによって新たな発見をした方が多かったようでした。

腹持ちの良い雑穀をたくさんいただき、「夜ご飯はもういらない」という声も。

意外と知らないことだらけだった雑穀について学び、お腹も心も満たされたところでワークショップは終了!

みなさん、新たな発見をして大満足の様子であっという間の2時間でした!

▶︎島田千優野先生のインタビューはこちら

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