毎年やってくる花粉症の季節。
薬やマスク、目薬などで対策もできるけれど、最近は「腸内環境と花粉症」の関係も注目されています
じつはウンログメンバーにも、毎年春先の花粉症に悩むメンバーが。
そこで今回は、発酵性食物繊維をとって、花粉症シーズンの体調や便の変化を記録してみることにしました。
花粉症の症状はどう変わるのか。腸や便には変化があるのか。リアルな体験をレポートします。
※本記事は個人の感想であり、個々の体質や健康状態により異なる場合があります。個々の健康に関する具体的なアドバイスについては、専門医にご相談ください。
なぜ発酵性食物繊維?
今回なぜ、発酵性食物繊維を花粉症対策に取り入れたのか。
その理由は、腸内にいるビフィズス菌や酪酸菌などの腸内細菌のエサになる「短鎖脂肪酸」と呼ばれる成分をつくり出すからです。
この短鎖脂肪酸にはアレルギー反応の抑制作用があるといわれており、花粉症の症状の軽減が期待できるといわれています。
発酵性食物繊維が多く含まれている食材は、もち麦や玄米、りんご、キウイ、大豆、ごぼう、もずく、あずきなどさまざま。
▼詳しくはこちら:腸活に注目の「発酵性食物繊維」とは?
今回は、発酵性食物繊維の量をできるだけ多くとることができるよう、粉末タイプのものを使用して検証してみました。
ウンログメンバーで2ヶ月試してみた
■検証ルール
- 発酵性食物繊維を毎日とる
- 「ウンログ」で便を記録
- 花粉症の症状もメモ
検証メンバープロフィール

編集部ヤマ
ウンログで記事執筆を担当。花粉症歴は6年ほど。

編集部ミチ
ウンログでアンケート集計を担当。花粉症歴は25年ほど。

今回は「発酵性食物繊維を2ヶ月試してみた」ということで、お二人に検証してもらいました。
その前に、花粉症歴を聞きたいと思っているんですが、初めて花粉症になった時のことって覚えていますか?

私は会社で仕事をしていたら、突然水のような鼻水が止まらなくなって、その日箱ティッシュ一箱を使い切ったのが最初です。
風邪などの鼻水と違うと思ったことと他に体調の異変がなかったことから自己判断で花粉症の薬を薬局で購入し飲んでみたらぴたりと症状が止まりました。花粉症での通院歴はなく、その後毎年春に薬局で花粉症の薬を購入しています。

私は中学生の時に、家族で出かけた先で発症しました。とにかく鼻水とくしゃみがしんどかった記憶があります。
子供の頃はマスクをするくらいの対応しかしていなかったと思います。

二人ともとても大変だったみたいですね。その後、毎年どんな症状に悩まされていますか?

鼻水の症状が一番ひどいです。水のように出てくるので、花粉が飛ぶ時期は保湿ティッシュが欠かせません。

私も一番ひどいのは鼻水です。とにかくずっと出てきます。薬が効くまでは頭がぼーっとしたり、倦怠感がひどいので家事を始め何も手につかない、いつもよりペースダウンという状態です。
薬が効き始めると普段通り…とはいかないものの動けるようになります。今年は初めてお腹の調子が崩れ、おかゆ生活を続けることに。1週間ほど経ち、薬が効き始めた頃にピタッと不調がなくなりました。

昨年までは毎年どのように対策していましたか?

昨年は、毎日市販の花粉症薬を飲んだり、点鼻薬もつけていました。

私は耳鼻科を受診し、内服・点鼻薬をしていました。

おふたりとも薬は欠かせなかったようですね。ふだんはどんな腸活を行っていますか?

毎日行っていることは、毎朝のヨーグルトと夕飯時に糠漬けを食べることくらいです。

腸活は、朝食にヨーグルトを食べる、夜に乳酸菌飲料を飲むくらいでしょうか。あと、冷え性なので、季節問わず飲み物を基本的に温かいものにしています。
発酵性食物繊維をとってみてどうだった?

2026年に発酵性食物繊維を試してみたと思いますが、いつからとりはじめましたか?

2026年1月9日からとりはじめました。でも、じつはその少し前から、花粉症の症状が出ていたように思います。


私の場合、発酵性食物繊維をとりはじめる少し前から「花粉症では?」という体感があって、そこから一週間が鼻水のピークでした。そのあとは嘘のように落ち着いて、2月後半くらいまでは花粉症の症状は落ち着いていました。その間薬は飲んでいません。
排便はというと、1月後半くらいから「かつおぶし」色になってかさも増えてきたときに、いつもとは違う、「これが快便か!」というような感覚がありました。
2月後半になるにつれ、花粉が飛ぶ量が増えるのに比例するように、花粉症の症状が出てきて、薬を服用した日がありました。朝に鼻がずるずるする日も増えてきましたね。
その後、3/7に花粉をたくさん浴びたあとから症状が悪化し、その後5日間くらいは鼻水がでていましたが、徐々に落ち着いてきました。


ウンログでも振り返ってみると、1月は「かつおぶし」色もあり、とても調子がよかった気がします。うんちの量も増えて、このあたりで発酵性食物繊維のすごさを実感していました。
2月に入ると、個人的な辛いものブームがきたりして、「チョコレート」色になる日も増えたように感じます
また、色の変化は花粉の影響もあるのかなとも思っていましたが、うんちの量は変わっていなかったので、発酵性食物繊維をとり続けること自体は、自分のおなかにとっていい影響があったなと感じています。


私は一足早く、2025年12月28日からとりはじめました。

1月前半は、花粉症の症状が出て薬を服用することが1〜2回ありました。排便は毎日とはいかないまでも頻度も質も上がって、楽に出るようになりました。
2月に入ってもうんちが毎日出ることが増えて量も増えたように感じました。
ただ2月後半に、花粉症の症状が一気に出始めました。耳鼻科を受診して、薬の服用もはじめました。花粉の影響で初めて胃腸も不調に。おかゆや雑炊しか食べられず、家事もできなくて、横になるしかないような辛い日が続きました。


2月末ごろになると、花粉症の薬の効果が出てきました。
うそのように症状がぴたっと落ち着きました。その後は、少しずつお腹の調子が、花粉の症状が出る前に戻りつつあります。3日出ないことがなく、スッキリ感が増しているように思います。

粉末状で、何かに混ぜてとることがすすめられていると思いますが、どんなふうにとりましたか?また、味が変わるなどはありましたか?

私は、朝に必ず自家製カフェラテ(コーヒーと牛乳)を飲んでいるんですが、そこに混ぜて飲んでいました。続けるには習慣化が大切かなと思ったので、とりかたはそれ一択です。
味が変わっちゃったなという印象はまったくなくて、それも続けられた秘訣だったかもしれません。朝に飲みそびれたときなどもありましたが、時間は違えど毎日カフェラテに混ぜて飲んでいました。

基本的には朝、ヨーグルトに混ぜてとっていました!ちょっととろみがつくくらいで味は全く変わりませんでした。
飲み物に混ぜてとったり味噌汁に入れたりといろいろとやってみましたが、どれも味が変わらないのでとりやすかったです。
発酵性食物繊維を2ヶ月とってみてどうだった?

発酵性食物繊維を2ヶ月とってみて、どんな変化がありましたか?

昨年の状況と比べると、薬をほとんど飲まなくなったという点でとてもうれしい変化が起きたなと思いました。
アレルギー検査はしていないので、どの花粉が自分に影響を与えているのかは定かではないのですが、花粉の飛散量や自分のふだんの生活の変化とウンログを見比べて、「花粉ってうんちにも影響しているんだ」と実感したのがおもしろい発見でした。
それに、薬でアレルギー症状を抑えることより、腸にいいものをとって腸内細菌が働いてくれることによって、自分のうんちの状態がよりよくなっていることが体感できたのがとてもうれしかったです。
薬が必要なくなってうんちの状態もよくなるので、これからも発酵性食物繊維生活を続けようと思いました!

花粉症の改善は残念ながらそこまでわかりませんでしたが、排便の頻度・状態の改善、そしてすっきり感をよく感じるようになりました!
正直半信半疑で取り組み始めたのですが、手軽にとり入れられ、便通が改善を実感できたことが何より嬉しかったです。
体がとても軽くなり、1日過ごしやすいと感じることが増えました。
寒い時季にはお腹を壊しやすいので外出が心配になりがちですが、しっかり出るようになったので心配が和らいだというのも大きな成果かなと思っています。
検証を通して見えてきたこと
今回、発酵性食物繊維を2ヶ月取り入れて、ウンログをつけながら感じたのは、自分の体調の変化に気づきやすくなるということでした。
「最近調子悪いな」と思ったら、少し前を振り返って原因を探し、改善につとめたり。はたまた、「今日調子いい!」と感じたら、よくなった要因を続けることで、いい状態を続けることもできます。
今回の検証でいうと、便の状態や出方には少しずつ変化があらわれ、「毎日の積み重ねが影響しているのかも」と感じる場面が多々ありました。
また、今回は普段の生活にプラスして発酵性食物繊維をとってみましたが、腸活は、「これをやれば大丈夫」というものはありません。一人ひとり、自分のおなかと向き合いながら、自分の整え方を見つけていくものです。
だからこそ、まずは今の自分の状態を知ることが大切。
今年の花粉の時期をきっかけに、ウンログをつけながらおなかの状態を見直して、自分のおなかにいいことをぜひ探してみてください。

