【参加募集中】麹だけでつくったあまさけ2週間チャレンジ

高脂血症、不整脈を克服した“美腸ナース”が、腸活からもらったもの【腸活で人生変えた人vol.2】

ウンログを活用しながら腸活を実践し、人生が変わった人にインタビューをする「腸活で人生変えた人」。第2回は、“美腸ナース”として活躍する岡本智子さんにお話をうかがいました。

 

小児医療の看護師だった岡本さん。20代の頃、暴飲暴食を繰り返して高脂血症になり、30代半ばで不整脈に。その後、体の内側から症状を改善する方法を模索し、たどり着いたのが腸活でした。日本美腸協会認定講師の資格を取得し、今では全国を飛び回り、美腸アドバイスや腸活への思いを発信する岡本さん。腸活との出会い、腸活を通じて変わったことなどをお聞きしました。

30代半ばで不整脈になり、一念発起。体の内面ケアに取り組む

23歳の頃、看護師だった私は、食べたいものを食べてお酒も飲んで、という生活を送っていました。そうしたら健康診断で血がドロドロだと言われて「高脂血症」と診断されたんです。当時、先生からは「若いから薬は飲まなくていいが、食事を変え、運動をしなさい」と言われました。

ただ、生活習慣病というのは、はっきりした症状がないので、診断後もそれまでと同じ生活を続けていました。しかし36、7歳で不整脈になり、そこで初めて「やばい」と気づいたんですよね。

ようやく食事に気を配り始めた矢先、短期間でインフルエンザに2度もかかりました。免疫が落ちたせいか、顔にはヘルペスが大量にできてしまいました。顔は美顔器でずっとケアしていたので、一気に肌が荒れたことがとてもショックで……。このとき、体の外側からではなく、内側から整えないと意味がないのだと気づいたんです。こうなったら「自分の体の気になるところ全部きれいにしよう」と、ずっと気にしていた姿勢と便秘の改善に取り組み始めました。

“姿勢”の勉強中に出会った「腸活」。下剤なしでうんちが出るように

まずは姿勢改善から取り組みました。日本ストレッチトレーナー学院に行って姿勢インストラクターの勉強をはじめると、姿勢と腸が大きく関連していることを知ったのです。姿勢が悪いのは、骨盤が正しい位置にないから。骨盤がずれると、背骨、内臓なども位置がずれてしまいます。体重をかける足元のバランスが変わり、猫背になり、腸の位置が下がるんです。正しい姿勢について学ぶ中で、腸の働きも分かってきました。
私はずっと便秘に悩んできました。うんちの出るお茶や、大腸洗浄、強い下剤など、何かに頼ってうんちを出していたので、姿勢と腸の関係を知って感動しました。それから腸活に関心をもち、日本美腸協会で腸内環境のことを学びながら、実際に腸活に取り組み始めたんです。

まず、飲む水の量を増やしました。実践しはじめたら、下剤なしで3日に1回うんちが出るようになったんです。ちょっとしたことでうんちが出るのだという驚きと、うれしさでいっぱいになりました。私はもともと仕事中に水分をとる習慣がほぼ無く、家から持参した水筒はいつも満タンで持って帰るくらいだったので、出るものも出ていなかったんです。腸活をはじめてしばらくしてから、食事にも気をつかうようになると、乾燥肌も改善してさらに変化を感じたんですよね。ますます懸命に取り組みました。

すると、おのずと排便に対する考え方も変わっていったんです。病院で受け持っていた患者さんが、投与される薬の副作用で便秘に悩まされているとき、腸のことを学ぶ前の私なら「下剤を増やせば大丈夫」と言っていたと思いますが、それ以外の方法を考えるようになったんです。お腹をマッサージしたり、声かけの仕方を工夫するようになりました。同僚の医師や薬剤師とも、腸に負担が少ない投薬方法を話し合うようになり、周りからの視線も変わったんです。腸活に興味を持つ人もあらわれ、私ひとりが発信するだけでこんなにも意識を変えることができるんだと喜びを感じ、いつしか「講師として腸活の素晴らしさを発信したい」と考えるようになりました。

1歩ずつ変わればいい。1人ひとりにあった腸活を

病院を辞めて、日本美腸協会で美腸アドバイザー、美腸セラピストの資格をとりました。看護師、医療者として腸活を伝えるセミナー講師になり、全国を飛び回る生活がスタートしたんです。旅行が好きだったので、どこでも仕事が出来る働き方は理想的でしたが、セミナーは受講生の方とその場限りの出会い。受けに来た方が、「腸活をやる!」と言っても、その後どうなったのか分かりませんでした。

伝えたい思いが強く、看護師をしながら講師業もおこなっていました。しかし、知識だけではなく、知識の部分と外からのアプローチ両方必要だということを再認識しました。カウンセリングでは問題がなかったのに、実際にお腹を触るとガスがたまっていたということがありました。知識だけでは、自分の状態を正しく把握することは難しいです。私がお客様のお腹を触って状態を伝えると、ご本人も自覚してくれました。お客様1人でがんばるのではなく、継続的なフォローをしていきたいと思い、サロンもはじめました。

腸活は個人差があります。同じ方法を試しても、すぐに変化が現れる人と、なかなか変化しない人がいます。サロンでは1人ひとりに寄り添えるので、どんな方法が合っているのか、お腹の様子を定期的に見ることができます。腸活は少しずつ変わっていければいいんです。前回サロンへ来ていただいてから今回までの期間で、お客様が自分では気づけなかった変化を見つけて、一緒に喜べることに幸せを感じます。

気づかなかった“自分”に気づくツール。メンタルも、腸活で変わる

自律神経が乱れやすい人でも、腸活でメンタルが前向きになっていく人がたくさんいます。ストレスでお腹の調子が乱れてしまうんです。、特に過敏性腸症候群(IBS)の人のお腹は、カチカチになってしまっていることもよくあります。でもマッサージをすると気持ちが和らいで、サロンに来てからメンタルがいい状態になったという方もたくさんいるんです。
腸活は、食生活や生活習慣など自分の生活リズムを見直すことでもあり、自分では気づけない思考のクセを振り返るツールでもあります。「こんな考え方をしていたんだ」「ネガティブになってたんだ」と、ハッとする人もいます。私自身、以前は否定ばかりしていて、自分が大嫌いで自信もありませんでした。それが腸活を通じて前向きに変化することができました。

前向きになると、自分の気づかなかった部分に目が行くようになります。例えば、今まで便秘ばかり気にしていたお客様が、腸の状態がよくなってくると「顔のたるみが気になる」と言い始めました。自分に興味を持てるように、気持ちが変化したんです。サロンのお客様のメンタルの変化に触れると、腸活を伝えていてよかったなと感じます。腸活から受けた、一番の恩恵ですね。

なりたい自分を探すことも腸活の一環

腸活はなりたい自分になるためのツールです。

健康だからこそ、なりたい自分がありますよね。細くなりたい、あんな活動をしてみたい。でも、体が健康でないとできないですし、メンタルが伴わないとやる気も出ません。だから、腸内環境を整える。腸活をするとメンタルが整い、免疫が上がって病気になりづらくなります。腸活は、自分やりたいことができるようになる近道なんです。

腸活の成功には、やりたいことや、なりたい自分をみつけることがとても大切です。もし今、目標がない人には、何をしたいか探しながら、楽しく腸活にはげんでもらえたらと思います。
岡本智子さんの公式ブログInstagramもぜひご覧ください!

日本美腸協会認定講師美腸ナース
岡本智子(おかもと ともこ)
名古屋赤十字病院小児医療センターで18年勤務。 自身の重度の便秘症、体調不良をきっかけに美腸と出会い、美腸ナース、日本美腸協会認定講師として独立。
現在は、腸オンリーエステ Tommy Alohas を経営。これまでの医療知識をもとに、 腸を通じて、女性が何歳になっても輝ける人生をサポート。
また、未来への健康貢献活動として、小学校などで児童に排便を毎日見る大切さを伝える「きみのおともだちプーちゃん」を開催中。
この著者の他の記事を読む