【赤ちゃんとうんち】赤ちゃんのうんちってどんな色? 1日何回うんちをする?

赤ちゃんが生まれるとまずおどろくのはおむつ替えの回数です。私が会ったママの中には「24時間おむつを替えをしている気分で、もうヘトヘト……」という人もいました。
さて、生まれたばかりの赤ちゃんはどんなうんちを1日に何回するのでしょうか?

いなば ゆみ(イラストレーター)

新生児のおむつ替えは1日10回以上

生まれたばかりの赤ちゃんのおむつ替えは1〜2時間に1回。生後3ヶ月ごろまではおしっこもうんちも頻繁にします。その後は成長とともに回数は減っていきます。

赤ちゃんは言葉は話せないので、その代わりに泣いて不快のアピールをします。


ですが、この時期の赤ちゃんのおしっこやうんちの1回量はごく少量。特に最近の紙おむつは性能が良くなっているので、赤ちゃんも気がつかない場合もあります。

1〜2時間に1回はおむつチェックをしてあげましょう。

おむつ替えをしないとかぶれの原因に

おむつ替えをしないままにしておくと、おしっこやうんちがおしりに触れておしりかぶれの原因になります。おむつ替えのときは、おしっこでもおしり周りをおしりふきでやさしく拭いてあげると安心です。


また、ゆるいうんちで拭くのが大変なときには、なんどもおしりふきで拭き取るよりは、シャワーで洗い流してあげるほうがママも赤ちゃんもラクチンですね。

赤ちゃんならではのうんちの色

まずは最初にびっくりするのが生後2〜3日ごろまでにする黒や濃い緑色のうんち。これは「胎便」と呼ばれるもので、赤ちゃんがお腹の中にいるときに口から入ってきた羊水などが出てきたものになります。

その後、母乳や粉ミルクを飲むようになると黄色っぽいうんちに変わっていきます。


うんちといってもまだまだ大人のような固形ではない場合がほとんどです。離乳食が始まるまでは、大人と違うからといって心配することはありません。

心配な白いうんちは母子手帳でチェック!

赤ちゃんのうんちで心配なのは白いうんち。これは母子健康手帳にもカラーチャートがありますので、生後4ヶ月ごろまでの赤ちゃんがいる人は必ず見てみてください。白っぽいうんちは胆道閉鎖症という病気の場合があります。


そのほか、赤いうんちのときも病気が疑われることもあるので、赤ちゃんのうんちの色には気をつけておきましょう。
色に異変があったときには、かかりつけの小児科へ相談してみてくださいね。


毎日ただおむつ替えをするだけではママも退屈になりがち。 「今日はどんな色のうんちかな」と赤ちゃんの健康チェックも兼ねて、おむつ替えをしてみてくださいね。

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