今では紙おむつを使う人がほとんどですが、少数派で布おむつも併用して使っている人もいるようです。そんな布おむつ併用派の人にそのメリットについて聞いてみました。
布おむつを使っている人は紙おむつと併用が基本!
まずは、布おむつオンリーの人はほぼいないということです。
布おむつ使っているという人も、お出かけのときや夜寝るときには紙おむつを使っているという人が多数派。
なかにはもっとゆるくて、疲れたときには紙おむつを使うという人もいました。
ママの気分に合わせて使いたい時だけ使う、そんなゆる〜い布おむつ育児のスタートもいいのかもしれませんね。
布おむつの基本を知っておこう
まずは布おむつのしくみからお伝えしましょう。 布おむつは、おむつカバーと布おむつの2つからできています。
おむつカバーは最近では新生児からおむつはずれまでずっと使えるワンサイズのものが主流。
さらに可愛らしいデザインのものがたくさん出ているので、ママの好みに合わせて選ぶのも楽しいですね。
次に布おむつ本体についてです。
布おむつはおむつカバーの中にシートとして敷くパットのようなものになります。大きく分けて3つ種類があります。
まずは成形布おむつ。
その名の通りおむつカバーの形に合ったシートになります。布ナプキンのおむつ版と考えてもらうと想像しやすいかもしれません。吸収力は抜群ですが、厚いので乾きにくいというメリットがあります。
次に輪形布おむつ。
いわゆる昔ながらの布おむつです。さらしを輪になるように縫ったもので、たたみかたによって新生児用にしたり、男の子用にしたりなど工夫ができます。
特に決まりはないので、その子にあったたたみ方をすることができます。戌の日にもらったさらしで手作りするママもいるようです。
最後に一体型布おむつです。
おむつとおむつカバーが一体化になったものを言います。見た目がおしゃれなので可愛いものが好きなママには人気ですが、海外製のものも多く値段も高いという面があります。
布おむつのメリットとは?
よく言われるのは、節約やエコ、赤ちゃんとのコミュニケーションが取れる、おむつはずれが早いなどですが、人によって取り入れる理由はそれぞれ。
夏の使用済み紙おむつの匂いに耐えられないから、布おむつを使ったという人もいましたし、1歳ごろからおむつはずしを意識して、布おむつをスタートしたというママもいました。
そして、布おむつを使っているママのほとんどが言っていたのが「無理はしない」ということです。ちょっとでもつらいと思ったら紙おむつを使うということが、布おむつを続ける秘訣のようです。
ちょっと矛盾しているようですが、紙おむつと布おむつを使うからこそ、やっぱり布おむつが気持ちいい!と思えることもあるのがママたちの意見。
離乳食だってベビーフードを使うときもあれば、手作りのときもありますよね。
そのくらいの気持ちで、紙おむつと布おむつを楽しむのが気負いすぎなくていい布おむつ育児なのかもしれませんね。
ライター サトウヨシコ
大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。
その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、現在はフリーランスで数々のメディアに携わる。