腸活系商品やサービス、腸活につながる研究などをおこなう企業にお伺いし、担当の方にインタビューする企画「腸活企業に潜入!」。
第26回となる今回は、三菱食品株式会社の「からだシフト」ブランドより、こころもからだもよろこぶバランスの良い食生活をサポートする「Happiness腸活」シリーズについて三菱食品株式会社 国内商品開発本部 商品企画第一グループ 今井優里さんにお話しを伺いました。
(※)腸活とは、運動を含め、健康維持のために腸内環境を整える様々な生活習慣を指します
“健康食品=おいしい”へ!「からだシフト」ブランドとは


今日はよろしくお願いいたします!さっそくですが、今回ご紹介する「からだシフト」ブランドの立ち上げ背景からお伺いしてもよろしいですか?

よろしくお願いいたします。「からだシフト」ブランドは、「健康食品=おいしくない」という一般的なイメージを払拭することを目的として立ち上げたブランドです。「糖質コントロール」「PROTEIN PLUS」そして「Happiness腸活」という3つのシリーズで展開しています。

この3軸に決めたのはなぜですか?

さまざまな調査を経て市場のニーズをみながら、軸を決めていきました。その中で、「誰でも手軽においしく糖質コントロールができるもの」「食事全体で1食当たりのたんぱく質摂取目標を20〜30gとし健やかな食生活をサポートするもの」「食物繊維でからだを、はぴねす乳酸菌®︎でこころのサポートを目指すもの」の3つに向けて商品を開発したいという想いから、現在のシリーズを展開しています。
特に、今回ご紹介する「Happiness腸活」シリーズでは、コロナ禍を経て健康意識が高まり、その中でも腸活への関心が高まったことを背景に、“からだ”と“こころ”の健康を両立させる製品の開発に取り組みました。


“からだ”と“こころ”というのは興味深いですね。2017年に「からだシフト」ブランドを立ち上げられたそうですが、コロナ禍によって腸活への関心の高まりなどは感じましたか?

健康を軸としたニーズを調査した結果、「乳酸菌」や「食物繊維」が腸活において重要なキーワードであることがわかりました。また、コロナ禍で行動制限などもあり、ストレス下におかれた方が多かったことがわかったんです。
そのなかで、乳酸菌や免疫を意識した商品はもともとあったんですが、こころと向き合う・サポートするような乳酸菌を使用した商品が少なかったんです。そういった背景もみながら、商品開発を進めていきました。
からだとこころにアプローチする「Happiness腸活」


「Happiness腸活」シリーズで展開している商品の特長について教えてください。

「Happiness腸活」シリーズは、専門家の方の監修の下、1日における食物繊維の摂取量(推奨:合計24g以上)と理想的な「はぴねす乳酸菌®︎」の摂取量(10億個以上)を定め、1食当たりの理想的な配合をイメージして開発しました。

1食食べるだけで、食物繊維と乳酸菌が同時にとれるのは魅力的ですね!さまざまな乳酸菌があるなかで、「はぴねす乳酸菌®︎」を選んだ理由は何ですか?

気持ちのリフレッシュをサポートする乳酸菌として、「はぴねす乳酸菌®︎」が“こころ”をサポートしてくれること。また、菌自体に風味がほとんどなく、食感も変化させることがなくて、熱を加えても問題なく加工しやすいことなどが決め手ですね。

さまざまなラインナップが展開されているので、加工のしやすさは大切なポイントですね。

熱も加えられるのでレトルト食品にも使用できますし、粒子も小さいので飲料にも入れられるなど汎用性が高いのも特長ですね。何にでも入れられるので、“おいしく、続けられる”「Happiness腸活」のコンセプトにも合っている乳酸菌です。

まさに「Happiness腸活」シリーズのためにあるような乳酸菌ですね。実際に試した方の声は聞きましたか?

以前、腸活に興味のある方48名に、1週間毎日食べていただく調査※を実施しました。そのなかで、96%もの方に今後も続けたいと回答いただいたんです。
※三菱食品(株)調べ n=48 2024年4月1日~4月30日

続けたいと思った方が96%というのはすごい数字ですね。
痒いところに手が届く多種多様なラインナップ


具体的なラインナップについてお伺いしたいのですが、こうやって並べていただいたものを拝見してもさまざまな商品がありますよね。


そうですね。たとえば「黒ごまアーモンドきなこ」は、一番手軽にとっていただけるという点でおすすめなんですが、そのままプレーンのヨーグルトにかけて食べていただくのもおすすめです。
味わいはオリゴ糖の甘みが少しあり、溶けやすいのが特長です。朝食から腸活を始める方も多い傾向にあり、忙しい朝でも手軽にとり入れられると思います。また、お手頃価格で販売しているので、ぜひ手に取っていただきたいです。

お菓子類は、「ミックスナッツ」や「こんにゃくゼリー」など、オフィスやおやつの時間で手軽に食べられる商品を展開しています。


この時期、「きのこのポタージュ」は特においしくいただけそうですね。

「きのこのポタージュ」は味が結構しっかりとしていて、エントリーもリピートも一番されている人気商品です。スープ類は、電子レンジや湯煎で温めるだけで完成する手軽さが特徴です。夕食の「あと一品」という時や夜食としてもおすすめです。

アジアンフレーバーが多いのは珍しいですね!

ラインナップは、「ガパオライス」や「ビビンバ」など、こちらも電子レンジや湯煎で温めるだけでお召し上がりいただける商品で、家庭で簡単に本格的な味を楽しめるのも特徴です。

アジアンフレーバーを多く展開している理由ってありますか?

ニーズが高いものから順に開発しているんですが、腸活ユーザーの多くがアジアンフレーバーを好んで食べているという傾向があることがわかったんです。

おもしろいですね!洋食などと比べてヘルシーなイメージがあるんでしょうか。


たとえば韓国料理だと、キムチなどの発酵食品や、唐辛子などの辛い料理、酸っぱい料理が多いというイメージもあるのかなと思います。

確かに、ヘルシーなイメージはあるかもしれないです。あとは、自分で作るとなると材料を入手するのも大変だったり手間がかかる料理というイメージのものが多いので、それがレンジでチンするだけで手軽にいただけるのは嬉しいですね。他に商品の特徴はありますか?

たとえば、「ガパオ」や「ビビンバ」はお肉も入っていますが、大豆ミートも合わせて配合しています。
これも調査をしてわかったんですが、腸活ユーザーのニーズとして、たんぱく質をとるにしても「植物性のものをとりたい」方や「お肉はあまり食べない」という方、「植物線たんぱく質をとることで、健康を意識できるようになった」方もいらっしゃったんです。そういったさまざまなニーズにも応えられるかなと思い、大豆ミートも入れています。
「Happiness腸活」シリーズで日々の生活にプラスオン


商品のラインナップと味わいの本格さに驚いたんですが、これを実現できる理由って何かあるんですか?

それぞれ、専門のメーカーと連携して、おいしさを追求しているからだと思います。「共同開発商品」として展開しています。本格的な味わいを目指して、試作を10回~20回程繰り返しているものもあるんです。
腸活は続けることが大切なので、おいしく続けてもらえるように、ユーザーの方に満足していただけるような商品を目指しています。

今後作ってみたいものや販売を予定しているものはありますか?

飲むりんご酢の「ざくろローズヒップ」「ゆず」の2フレーバーで販売する予定です。りんご酢には酢酸が含まれていて、継続して飲む方が多く、健康意識が高い方に支持されています。冬でも飲む方がいて、腸活との相性がとても良いんです。

気になりますね。最後に、腸活市場の今後の展望や、Happiness腸活シリーズとしてのビジョンについて教えてください。


腸活を意識している人は日々、自分に合うものを探しているという印象です。そんな方に「からだシフト」を選んでもらえるよう、ニーズを捉えた商品開発を進めていきたいと思っています。
ヨーグルトや納豆などを意識的に日常に取り入れている方へ、日々の生活にプラスオンできる製品を提供し、「腸活といえば=からだシフト」というイメージを持ってもらえたらと思います。
1週間試していただければ、多くの方が新しい気づきを得られていらっしゃるので、ぜひ一度試していただきたいですね。
商品情報はこちら
「からだシフト」の「Happiness腸活」シリーズは、からだとこころの健康を考えた、毎日の生活に寄り添う商品です。
手軽に続けられるラインナップだからこそ、腸活を無理なく習慣にできるのが魅力ですね。
「おいしく食べて、すこやかな毎日」を目指して、ぜひ一度試してみてください!👇
■からだシフトHP:https://karadashift.jp/