パパにお願いするときは箇条書きがベスト
男性は簡潔なもののほうが頭に入りやすい傾向があります。お願いごとをするときには箇条書きがベスト。
文章でダラダラかくと何をすればいいのかがわからないことがあります。私もなんどもダメメモのようなお願いをして、「もっとちゃんとやってよ!」と思ったことがあります。
▼ダメメモ例
12時になったらお昼ごはんを食べさせてね。離乳食は冷蔵庫の中にあるのでレンジで温めてください。ミルクは150mlぐらい。おむつのチェックも忘れないでね。
このままだと、おむつのチェックを食後に1回だけすればいいと思ってしまうパパも。
ミルクを食後に飲ませることも曖昧なので、先にミルクを飲ませてしまい、結果離乳食を残すはめに……。
▼これが正解!箇条書き例
- おむつのチェック
−1時間に1回
−おしっこでもうんちでも必ず交換 - 離乳食を与える
−12時〜12時半の間
−冷蔵庫の中の離乳食を電子レンジで温める
−食後に粉ミルク150mlを飲ませる
これだけすっきりすればどんなパパでもわかるはず。
ニュアンスとかはいいからマストないことだけ教えてくれ、というのが男性の本音らしいです。
おむつ替えの仕方も箇条書きにトライ
おむつ替えにしても「ちゃんとやって!」「きちんとして!」では、パパにはまったく伝わりません。どんな状態がちゃんとなのか、きちんとしないとどうなるのかがわからないことには、「なんでそんな細かいところまでやらなきゃいけないんだ」と思えてしまうようです。
▼おむつ替えのポイント
- おむつかぶれにならないためにすること
−1時間に1回はチェック
−うんちの拭き残しをしない
拭ききれないときにはシャワーでおしりを洗う - うんちもれしないためにすること
−ウエスト部分は指1本入るキツさで留める
−太もも部分のギャザーを出す
「『おむつはこまめに替えてね』って言ったでしょ?」とイライラするのはママあるある。でも、パパにとってはおむつ替えの「こまめ」がどれくらいの時間なのかがわかりません。
頻度や量などはなるべく数値で伝えることもポイントです。パパに赤ちゃんのお世話を頼むときには、ママのやり方を押しつけすぎないこと。最低限守ってほしいポイントを伝えたら、あとはパパにまかせましょう。
ママだってほかのママとおむつ替えの手順が違うこともあります。どんな方法でも、赤ちゃんが安全に過ごせればオッケーくらいの気持ちでいましょうね。
ライター サトウヨシコ
大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。
その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、現在はフリーランスで数々のメディアに携わる。