ヨーグルトの選び方に迷ったら。効能に合わせて選ぶポイントまとめ

腸活と言えば、真っ先に思い浮かぶのがヨーグルト。でも、種類が多すぎてどのヨーグルトを選べばいいのかわからないことありますよね。ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌にはさまざまな種類があり、それぞれ期待できる効果が違います。今回は、ウントピ!編集部おすすめのヨーグルトを目的ごとに分類して紹介します。ヨーグルトを買うときの参考にしてみてくださいね。

ヨーグルトを選ぶ時にチェックしたい4つのポイント

腸活でヨーグルトを取り入れるときに、商品選びでチェックしたいポイントが4つあります。

・効果、効能
商品ごとに期待できる効果、効能はさまざまです。便秘解消なのか、免疫向上なのか、目的に合わせて商品を選ぶと良いでしょう。トクホ(特定保健用食品)や機能性表示食品などは、効果、効能をパッケージに掲載することが許可されている商品なので目安にしてみてください。

・成分
成分をチェックして商品を選ぶ方法もあります。例えば、ダイエットを目的にヨーグルトを摂り入れるなら、低脂肪や無糖の商品などを選ぶと良いかもしれません。他にも、添加物の有無などを基準に選ぶと体にも安心ですね。

・値段
ヨーグルトは食べてすぐ効果を実感できるものではありません。継続して食べ続けることが何よりも大切です。なので、お手頃な値段で購入を続けやすい商品を選ぶようにしてみてください。

・販売店舗
継続して食べ続けるためには、すぐに手に入るかも重要。冷蔵庫からなくなった時にすぐに買いに行ける商品を選ぶと続けやすくなります。

便秘解消におすすめしたいヨーグルトはコレ!

便秘解消のためにヨーグルトを取り入れるときにおすすめしたい商品をご紹介します。

江崎グリコ 「BifiXヨーグルト」シリーズ

便通・お通じを改善する機能性表示食品。グリコ独自の「ビフィズス菌ビフィックス」が生きて腸まで届き、腸内で増えることで腸内環境を改善します。味も加糖、無糖の他にさまざまなフルーツが入ったものもあるので飽きずに続けることができそうです。

フジッコ「カスピ海ヨーグルト」シリーズ

カスピ海ヨーグルトといえば、「クレモリス菌FC株」による独特のねばりが特徴。「クレモリス菌FC株」は生きて大腸まで届く乳酸菌なので、プレバイオティクスとしての効果が期待できます。市販のプレーンはもちろん、自宅でカスピ海ヨーグルトを作ることができる種菌キットも販売しています。

タカナシ乳業「おなかへGG!」シリーズ

140億個以上の「LGG®︎乳酸菌」が生きたまま腸に届きます。ビフィズス菌を増やして、食中毒などの原因となり得るクロストリジウム菌を減らし、腸内の環境を整えてくれる特定保健用食品(トクホ)です。

ダイエット中の方におすすめなヨーグルトは?

ダイエットのためには腸内環境を整えるだけでなく、腹持ちなども重視したいですよね。そんな欲張りな希望も叶える商品をご紹介します。

雪印メグミルク 「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」シリーズ

「ガセリ菌SP株」の働きで、内臓脂肪を減らすのを助ける特定保健用食品(トクホ)。12週間摂取すると、腹部内臓脂肪面積の減少が確認されたという報告もあります。だからと言ってヨーグルトばかりを食べるのはNG。合わせてバランスの良い食事も一緒に摂るようにしましょう。

ダノンジャパン「oikos」シリーズ

濃密で食べ応えがあるのに1カップあたり100kcal未満というダイエット中の間食に嬉しいヨーグルト。味の種類も多く、季節限定フレーバーなどもあるので選ぶのが楽しくなりそうですね。

森永乳業「濃厚ギリシャヨーグルトパルテノ」シリーズ

通常のヨーグルトの3倍濃縮で作られた日本初のギリシャヨーグルトで、タンパク質も通常のヨーグルトの約3倍含まれています。濃厚な舌触りで満足感があるのにカロリーは100kcal程度なので、ダイエット中の間食におすすめです。ソース別添え商品は食べてる途中で味を変えられるので2倍楽しめますね。

免疫力アップを求めるなら、このヨーグルト!

腸内環境が整うと、免疫の向上も期待することができます。ヨーグルトのなかでも特に免疫向上を期待できる商品をご紹介します。

明治「プロビオヨーグルトR-1」シリーズ

「プロビオヨーグルトR-1」に含まれる「OLL1073R-1乳酸菌」は、多糖類「EPS」を産生して免疫を活性化する効果が期待できます。毎日の体調管理習慣に取り入れると、健康に過ごせるかもしれませんね。

小岩井乳業「iMUSEヨーグルト」シリーズ

「プラズマ乳酸菌」が、免疫細胞の司令塔であるプラズマサイトイド樹状細胞を直接活性化することで免疫全体に働きかけます。そのため、腸内環境だけでなく労働パフォーマンスの向上や肌フローラの改善などの研究成果も発表されています。

ヨーグルトで肌荒れや口臭も予防できる!

オハヨー乳業「ロイテリヨーグルト」

「ロイテリ菌」が口腔内フローラを良好にして、歯ぐきを丈夫で健康に保つ機能が報告されている機能性表示食品。ピロリ菌や歯周病菌、口臭の原因菌などの悪玉菌を抑制する効果が期待できます。

明治乳業「明治ブルガリアヨーグルト」シリーズ

「LB81乳酸菌」は整腸作用が期待できるだけではなく、皮膚の弾力や乾燥などの改善が研究によって報告されています。美肌を目指す腸活に加えたい一品。

特定保健用食品(トクホ)マークや機能性表示食品のヨーグルトを選ぶべき?

ヨーグルトを選ぶときに、特定保健用食品(トクホ)のマークや、機能性表示食品かどうかを基準にするのもおすすめです。特定保健用食品(トクホ)は、特定の保険を目的とした食品で、その効果に対して科学的な証明がされ、国(消費者庁長官による許可)によってその効果の表示が認められた食品。機能性表示食品も、各企業が科学的根拠に基づいて消費者庁に届け出ることで表示を許可された食品のことです。

しかし、トクホや機能性表示が付いていないヨーグルトの効果、効能が劣ってるというわけではありません。申請にはコストや手間がかかり、企業の規模によっては取得自体が困難な場合もあります。また、トクホや機能性表示食品だからといって食べ過ぎたり、薬代わりに食べるたりすることはやめましょう。健康補助食品として、適量を摂取することが大切です。

まとめ

ヨーグルトと言っても、その種類は数え切れません。その中から自分にあったものを見つけるのは大変だと思うかもしれませんが、どんな目的で生活にヨーグルトを取り入れるのかで商品選びをすると良さそうですね。また、効果が期待できるからと言って食べ過ぎるのは禁物。適量を守って継続することで、なりたい自分を目指しましょう。
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