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便秘薬やめたい人必見!知らないと怖い薬の選び方

ゲストは美腸ナース・岡本 智子先生

今回ゲストにお呼びしたのは、岡本智子先生です! 岡本先生は一般社団法人日本美腸協会のEXE認定講師として活動されています。

また、腸オンリーエステ Tommy Alohasを主宰したり、第9回国民的美魔女コンテストファイナリストに選ばれたりなど、多方面で活躍されています。

便秘薬の怖さ

「便秘薬をやめたらうんちが出なくなるのが怖くてやめられない」という方も多いのではないでしょうか。それは、典型的な便秘薬依存の状態です。実は、岡本先生ご自身も便秘薬依存におちいっていた過去があったそうです。

便秘薬の怖さとして、便秘薬を飲み続けることで薬を飲まないと腸が動かなくなっていくことが挙げられます。長期間の使用により、腸が薬に慣れてしまい、大量に飲まないとうんちが出なくなってしまうのです。便秘薬依存になると、腸の機能が低下し、免疫低下や肌荒れなども引き起こしてしまいます。

便秘薬の種類

薬局に行くとたくさんの便秘薬が並んでいますが、大きく分けて2種類の便秘薬があることをご存知でしたか?便秘薬は、刺激性下剤と非刺激性下剤の2種類に分けられます。

刺激性下剤はコーラック、ヒマシ油や漢方薬などで、腸のぜん動運動を起こし排便させる働きがあります。非刺激性下剤はマグネシウムがうんちを柔らかくして出しやすくするもので、効き方がマイルドで副作用が少ないのが特徴です。比較的依存性が少ないのは非刺激性下剤です。

初めて便秘薬を使う方は、非刺激性下剤を選ぶのがおすすめです。また、漢方と聞くと体に良いイメージがありますが、ダイオウなどの入った漢方は刺激性下剤と同じ効果があるので気をつけましょう。他にも、センナやキャンドルブッシュの入ったお茶やアロエの皮も刺激性下剤と効果は同じなので注意してください。

便秘薬をやめる方法

便秘薬をやめるためには、以下の3ステップに取り組んでみましょう。

①薬を規定量に戻す
薬を規定量以上に飲むのは絶対にやめましょう。病院で薬を処方されている方は、自己判断せず医師と相談してください。自分で市販の薬を購入された方は、まず自分がどのくらいの薬の量でうんちが出るのかを把握しましょう。

②薬の選択を変える
刺激性便秘薬を飲んでいる人は非刺激性のものに徐々に置き換えていきましょう。

③内服しない日を設定し期間を長くしていく
最終的に刺激性便秘薬をやめ、非刺激性便秘薬へ置き換えられるようになったら、内服しない日を設定しその期間を伸ばしていきます。
 
※病院にかかって下剤を処方されている方は、自己判断せずに医師の指示に従ってください。

1番大切なことはあわせて腸活をすることです。発酵食品や食物繊維の摂取など、食事面からの腸活が必須になります。ストレッチやウォーキングなど軽めの運動も、副交感神経が優位になるので便秘解消に効果的です。

精神面もお腹の調子に直結するので、たとえ満足にうんちが出ていなかったとしても、悲観的になるのではなく、少しでも出ていることをポジティブに捉えるようにしましょう。

今後妊娠したいと考えている場合

今後妊娠したいと考えている人には、特に腸活が重要です。赤ちゃんは、産道を出るときにお母さんの腸内環境を受け継ぎます。そのため、お母さんが便秘気味だと、その赤ちゃんも便秘になる可能性が大きいのです。妊娠中は特に便秘になりやすいので、普段からの腸活が大切です。

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まとめ

なお、本記事の内容は、話題の腸活をうんと楽しく学ぶ、すっきり腸活チャンネル「ウンTube」でも配信中です。ぜひ動画でもご覧ください!
日本美腸協会HP
https://bicho-kyoukai.jp/