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あなたもIBSかも!ストレスで下痢・便秘繰り返す人は要注意

巷で話題の腸活ですが、「本当に効果があるの?」と思わず疑っちゃうような情報も多いですよね。ウンTubeでは、うんち特化型YouTuberのブリッコーズが旬な腸活をご紹介!専門家の先生に効果効能や詳しいやり方を教えてもらいます。今回は、IBS(過敏性腸症候群)についてご紹介します!

ゲストは日本うんこ学会会長・石井洋介先生

今回ゲストにお呼びしたのは、消化器内科医の石井洋介先生です!
石井先生は消化器内科医で、日本国民の大腸健康度向上を目指す「日本うんこ学会」会長を務められています。

IBS(過敏性腸症候群)とは?

IBSとは過敏性腸症候群のことで、過去3ヶ月間で月に3日以上、腹痛やお腹の不快感が続き、特にストレスを感じたときに腹痛や便秘、下痢になるという症状が見られます。また、排便することで症状が緩和したり、悪化したりするという特徴があります。IBSはストレスがかかる場面で下痢になったり、便秘になったりするという方が多いです。

日本では人口の13%ぐらいの人がIBSだと言われています。中でも女性に起こりやすい病気で、特に10〜30代に多いです。

IBSの診断方法

IBSかどうか見分ける方法として、まずお腹に病気がないか確かめる必要があります。IBSと症状が似ている病気として、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)や大腸がん、糖尿病、甲状腺機能障害、服用薬剤の副作用などがあります。内視鏡検査などで他の病気の可能性がないか調べた上で、IBSと判断します。

IBSの判断基準として”RomaⅢ”というものがあり、過去3ヶ月間、月3日以上にわたって腹痛や腹部不快感が繰り返し起こり、以下項目の2つ以上当てはまるとIBSと診断されます。

①排便によって症状が緩和される
②発症時に排便頻度に変化がある
③発症時に便の形状の変化がある

少しでもお腹の調子が悪いと感じた場合は、大きな病気の可能性もあるので、1度診察を受けましょう。

IBSの治療

IBSの治療法としては、症状に合わせて薬を服用します。また、原因となるストレス源をいかに減らせるか、メンタル的なアプローチも必要です。自分の認知を変えることでストレスに強くなることも1つの治療になります。

また、IBSになった場合に避けるべき食べ物「FODMAP食」があります。

F…発酵性
O…オリゴ糖 ガラクトオリゴ糖とフルクタン
D…二糖類 ラクトース(乳糖)が代表
M…単糖類 フルクトース(果糖)が代表
and
P…ポリオール類 ソルビトールやキシリトール

はちみつ、納豆、ごぼうなど腸にいいと言われる食品もIBSの方には逆効果の場合もあります。そのため、医療機関の診断を受けた上で食事療法も効果的です。

まとめ

なお、本記事の内容は、話題の腸活をうんと楽しく学ぶ、すっきり腸活チャンネル「ウンTube」でも配信中です。ぜひ動画でもご覧ください! 日本うんこ学会HP
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