今年も花粉症の飛び交う季節がやってまいりました。
目のかゆみ、鼻水、それにともなう頭痛・・。
この辛さは花粉症にならないと分からないものですね。
実は、花粉症のアレルギーは腸内細菌と使い関わりがあるのです。
こちらの一生医者いらずの菌活のはじめ方
という本からその理由や改善策を紹介したいと思います。
まず、アレルギーとは免疫システムのバランスが崩れて暴走した状態です。
免疫システムのうち60%以上は腸に集中しています。
そして、その免疫システムに大きな影響をあたえているのは腸内細菌です。
特に乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌が
免疫システムを活性化すつことが分かっています。
アレルギー疾患と腸内細菌の関係については、多くの研究がされていて、
例えばフィンランドの研究では、アレルギーの子供の腸内には
ビフィズス菌や乳酸菌が少ないとの結果が報告されています。
日本人を対象にした研究でも、健常者と比べアトピー性皮膚炎患者の腸内には
ビフィズス菌が少ない事が分かっているそうです。
花粉症の人も腸内細菌全体の中でビフィズス菌の占める割合が低い事が判明したそうです。
この本の著書、辨野先生も花粉症と格闘された経験があるそうです。
いろいろ試して、特に効いたのたのは「ヨーグルトを毎日500g食べ続ける」だったそうです。
1年間でほとんど症状は出なくなったというから驚きですね。
免疫システムのバランスが崩れてアレルギー症状が出てしまうのは、
悪玉菌が優勢になって腸内環境が乱れるとことが原因でした。
なので、花粉症を予防したり、軽減するためには、
乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やして腸内環境を整え、
免疫システムを正常に保てば良いということです。
腸内環境を整えるために、ヨーグルトを摂る事がオススメですが、
特に花粉症に効果があると実証されているのは
「ビフィドバクテリウム・ロングム・BB536株」 という菌。