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死んじゃうこともあるの? 本当は怖い便秘の話

1. 便秘は病気じゃない? いえいえ立派な病気です

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便秘が続くと腹痛がしたり、食欲がなくなったりするなど、体調不良の原因となることがあります。人間の生活の基本である食べること、便として出すことがうまく機能していなければ、それは「便秘症」という立派な大腸の病気です。また、便秘が続くことで引き起こされる大腸の病気もあり、たかが便秘と思わずに適切な対処をすることが大切となります。

2. 便秘が原因でなることもある!  腸閉塞とは

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便秘が進行すると起こる大腸の病気の一つに「腸閉塞」があります。腸閉塞はイレウスとも呼ばれており、腸の内容物がスムーズに排泄されないために、腸の内圧が上がり、腹部の張りや腹痛や吐き気、嘔吐を引き起こす病気です。特に、嘔吐物は胃液の黄色から、病気が進行するにしたがって、大腸でつまった便内容物が押し上げられることで、便汁を吐くようになります腸閉塞の原因は大きく二つに分けられますが、一つは腸の癒着やねじれ、腫瘍など大腸の器質的な原因によるものと、便秘など大腸そのもの機能が低下していることで起こる場合があります。治療には、絶飲食による胃腸を休める保存的療法が行われ、腹痛などの症状が強い場合は、鼻から大腸までに到達する管を挿入し、大腸の内容物を取ることで、大腸の内圧を下げる治療が行われます。 また、腸の閉塞と同時に、腸のしめつけが生じる絞扼性(こうやくせい)イレウスの場合、腸壁の血行が遮断されることから、急速な腸の壊死が始まり、全身状態が急激に悪化することがあります。腸切除などの緊急手術が必要になります。

便秘が原因で命を落とすケースも!

便秘が原因で腸閉塞になることは説明しましたが、腸閉塞は便秘薬の使用が禁忌となっています。便秘から腸閉塞になったにもかかわらず、便秘薬を使用したことで、腸が破裂して、便など細菌を含んだ内容物が血液に流れ、敗血性ショックを起こして亡くなったケースもあります。 ただの便秘と思って放置していると、命を失う危険性もあるのです。腹痛や吐き気まで伴う便秘の症状は、身体の危険を知らせるシグナルです。「いつもの便秘だから」と思わずに、あまりに症状が続く場合は、専門医を受診する必要があります。

3. 腸の運動能力を低下させる便秘薬の常用に注意

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便秘への対処として、便秘薬を使用する方も多いと思います。しかし、便秘薬を使うのがくせになっている方は、注意が必要です。便秘薬を常用すると、大腸が刺激に慣れてしまい、だんだん反応しづらくなります。ここで、便秘が改善されないからといって、薬の指定の用法を守らずに量を増やすのは、長期的に見て便秘を悪化させる可能性があります。 また、便秘薬の中には、便を軟らかくするために酸化マグネシウムが使われているものがあります。便秘が改善しないために、酸化マグネシウムを飲み過ぎると、高マグネシウム血症を起こす可能性もあります。 便秘薬はあくまで緊急用のものです。まず大切なのは、食事のバランスを整えたり、適度な運動を取り入れるなど、生活習慣を正すことが必要です。それでも便秘が改善しない場合は、それは単なる便秘ではなく大腸自体に何か問題が生じている可能性があるかもしれません。 便秘が長らく続いていて、色々試しても症状が改善しない場合は、一度専門医へ受診することをおすすめします。また、便秘薬をやむをえず長期に使わなければならない場合は、専門医に処方されたものを用量・用法を守って使用してください。

4. まとめ

ただの便秘だと思ってうかつに対処すると、腸閉塞など思わぬ大腸の病気に発展したり、便秘薬の飲み過ぎで、便秘が悪化したりするなど、体に害を及ぼす可能性があります。便秘も油断せずにしっかり向き合って、適切な対処を行っていきたいですね。
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