楽しみなランチタイム!何を食べよう?
忙しい日々を過ごす中で、ほっと一息つけるのがお昼のランチタイム。 お昼休みの時間は限られていますから、できるだけ早くて、美味しくて、安いとなると、ついついファストフードやコンビニのお弁当にお世話になりがちに。
ここで思い出して欲しいのは、体の好不調には日々の食事の影響が大きいということ。
もしあなたが便秘に悩んでいて、上に挙げたようなお店でランチに何を食べるかを選んでいるのなら、それこそが便秘の原因かもしれません。 直接の原因でなくても、便秘を助長しているかも…。
そのメニュー、実は便秘の原因です
なぜファストフードやコンビニのランチが便秘を悪化させやすいのでしょうか?
それは、メニューやお店の棚に並ぶ食品の中に、便秘を解消するために必要な食物繊維や、健康を維持するのに欠かせないビタミンやミネラルが不足していることが多いからです。
具体的にどんなメニューが便秘に悪いのか、見ていきましょう。
食物繊維を含む食品が少ない
腸内フローラを良好にするためには、悪玉菌よりも善玉菌の数を増やす必要があります。
その善玉菌のエサとなるのが、食物繊維なんです。
食物繊維は、野菜やきのこ、海藻に多く含まれています。
また、主食でも玄米ご飯やそばは食物繊維が多め。
これらの食品は、意識して選ぶようにしないと、外食では充分に摂取できないのではないでしょうか。
肉類が多い
肉類には体を作る上で欠かせないタンパク質が多く含まれています。
しかし、タンパク質は悪玉菌の大好物。悪玉菌が増えるとおならやうんちの臭いが悪くなるだけでなく、様々な病気を引き起こすなど、体にとって悪い影響が出てくるようになります。
お肉の質によっては、固くて消化されにくく、これも便秘を悪化させる要因になります。
脂質が多い
フライや唐揚げといった揚げ物を食べると、必要以上に油を摂取してしまうことも。
油っこい食事もまた、悪玉菌の喜ぶメニューです。
塩分やカロリーの過多にもなりやすいですよ。
糖分が多い
糖分もまた、悪玉菌を増やす原因になります。
外食のメニューには、菓子パンやデザート、甘いドリンクなど、糖分を摂り過ぎてしまうメニューが溢れていますよね。
体を冷やしてしまう食べ物
胃腸は冷えると、消化などの働きが悪くなってしまいます。
胃腸の動きが鈍くなれば、当然うんちを体の外へ出す働きも弱くなることに。
食後のデザートにアイスクリームを食べたり、食事の中に体を冷やす作用のある野菜(トマト、きゅうり、なす等)が多くなったりすると、胃腸が冷えてしまいますよ。
利尿作用がある飲み物
便秘と脱水状態は最悪の組み合わせ。
体から必要以上に水分を奪ってしまわないように、利尿作用のある飲み物を飲み過ぎないよう意識しましょう。
具体的には、コーヒーやお茶、お酒など。ミネラルウォーターをうまく組み合わせて水分を摂取するようにすると、飲み過ぎをセーブできます。
腸の老化を防ぐには日々の食生活の見直しを
確かに、「脂っこい」「お肉たっぷり」「甘い」といった特徴のある、ファストフードやコンビニの食べ物や飲み物って美味しいですよね。
しかし、それらばかりを食べてしまうと、胃腸の機能は低下し、栄養不足に陥り、腸内環境は悪化するばかり。実年齢が若くても、腸は老化して、高齢者並みになってしまうことも…。
そうなってしまうと、肌が荒れたり、イライラしがちになったり。便秘だけでは済まなくなることも考えられます。
それを防ぐためにも、日々のランチを見直すことが大切。
それまでの食生活をガラッと変えてしまうと、かえってストレスになり悪影響になる人もいるでしょう。
ですから、サラダを一品足すようにしたり、甘いドリンクを無糖飲料に変えてみたりと、少しずつ変えてみましょう。
お店を選ぶ際も、和食系を中心にするといいですよ。和食、特に定食は主食、主菜、副菜のバランスがよく、食物繊維も摂りやすいんです。
まとめ
便秘を改善するには、まずは日々の食生活から改善してみましょう。
注意して見てみれば、外食メニューがどれだけ脂質や糖質が多く、食物繊維やビタミン、ミネラルが少ないかがわかると思います。
ちょっと野菜を増やしてみよう、デザートは控えてみようと意識することが、便秘解消の第一歩ですよ。
ライター KURO
趣味の自転車を楽しむためにも、お腹の冷えにめっぽう弱い体質を改善しようと奮闘中。
読んだ人が、少しでも「ためになった」と思ってくれるような記事を書いていきたいと思います。