お風呂タイムをしっかり取ることは、便秘解消に効果大ってご存知ですか?
お風呂にゆっくり浸かると、美肌やストレス解消などに効くのはもちろんですが、便秘にも効果大なんですよ。
それでは、お風呂タイムをしっかり取ることによる、便秘解消効果をご紹介します。
お風呂タイム、しっかり作れていますか?
毎日が忙しく、お風呂にゆっくり浸かることも難しくなっている現代人、湯船に浸からずシャワーだけの人も多いのではないでしょうか?
しかし、シャワーだけでは、汚れは落ちますが、疲れは落ちないのです。
忙しいときほどお風呂タイムをしっかり取って、疲れを癒しましょう。
そして、湯船にゆっくり浸かることは、腸にとってもとても良い効果があります。
こんなにある!「ゆっくりお風呂」の効能
しっかりと湯船に浸かることで、身体が温まる「温熱効果」、水圧による「血流改善効果」、浮力による「リラクゼーション効果」が得られます。
「温熱効果」により、血行が良くなることで、新陳代謝が活発になり、汗と共に体内の老廃物や疲労物質が排泄されます。 身体が冷えると腸の働きが鈍くなり、腸内細菌の働きも悪くなるため、「温熱効果」によって、腸の働きも良くなり、腸内細菌も活発に働きます。
「血流改善効果」とは、湯船に浸かると腹部に水圧がかかり、横隔膜を広げることにより、肺の容量が減り、呼吸数が増え、心肺機能が高まります。これにより、血流が良くなり、足のむくみがとれ、疲れがとれていきます。
「リラクゼーション効果」は、水の中では浮力が働くため、湯船に浸かると身体が軽くなり、筋肉がほぐれ、リラックスできます。湯船に浸かった瞬間の開放感は、浮力による感覚です。
ゆったりした気分になり、リラクゼーション効果抜群です。
ゆっくりお風呂に浸かるだけでこんなに良い効果があるんです。
身体がみるみる元気になる! 入浴法を伝授
さらに、疲れた身体を癒し、お風呂の効能を120%発揮するための効果的な入り方をご紹介しましょう。
お湯の温度
朝、目覚めのお風呂の温度は、41度~42度の少し熱めのお湯で、交感神経を刺激し、脳や身体の働きを活発にします。 夜、寝る前のお風呂の温度は、39度~40度の少しぬるめのお湯で、副交感神経が優位になり、心身をリラックスさせます。入浴時間
入浴時間は、その日の体調で違ってきますし、持病がある場合は考慮しなければなりませんが、 通常の目安としては、全身浴では約10分、半身浴では約20分。 40度くらいの湯船に5分~10分くらい全身浴をして、その後半身浴でゆっくり浸かるのが理想的だそうです。額にうっすら汗が出てきたら、身体がしっかり温まった合図です。 さらに、肩こりがある場合は、40度のお湯に10分浸かって、肩を上下に動かします。 また、足のむくみがある場合は、39度~40度のお湯に10分~15分浸かって、足指と甲をマッサージします。 そして、ぐっすりと眠りたい場合は、寝る1時間半前に39度~40度のお湯に10分~15分浸かるのが良いそうです。お風呂で「腸活」! 便秘をやっつけよう
湯船に浸かって温まるだけでも腸の動きが活発になりますが、さらにお風呂の中で大腸をマッサージすることで、便秘解消が期待できます。
便秘解消の効果が期待できる大腸のマッサージの方法をご紹介しましょう。
右の腰骨の脇と左の肋骨の下あたりをつかむようにもみます。
気持ちよい程度の強さで3分間もみましょう。
ただし、お腹が痛いときは、マッサージは控えましょう。
大腸の中で、小腸から大腸への入口の部分(右の腰骨の脇の部分)、と横行結腸の部分(左の肋骨の下の部分)は、動きが悪い部分といわれています。
小腸から大腸への入口部分は、小腸での栄養の吸収に時間がかかるため、動きが悪くなります。
また、横行結腸の部分は、ねじれやすく、動きが悪くなり便がたまりやすくなります。
この2箇所をマッサージすることにより、腸の動きが良くなり、便秘解消が期待できます。
まとめ
お風呂にゆっくり浸かって、疲れがとれ、リラックスできて、さらに、便秘も解消して良いことづくしですね。
忙しいあなたこそ、お風呂タイムはしっかり作って、腸活タイムも兼ねて、便秘を解消しましょう!