子どもが便秘かも?便秘の見極め方と解消法

2016-03-25
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子どものうんちがなかなか出ないと、親は心配になりますよね。特に便意をうまく伝えられない幼児は排便を促すタイミングも難しく、排泄に関わる悩みを抱える親御さんは多いです。

また、どこからが便秘で病院に受診するタイミングはいつなのかと悩む方も多いです。今回は、子どもの便秘の見極め方や対処法についてお話ししたいと思います。

大人だけじゃない、子どもの便秘

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便秘は大人の女性に多いイメージですが、実は子どもの便秘もとても多く10人に1人以上の割合で便秘があるのではないかといわれています。

子どもの便秘の原因は、排便のときに必要ないきむ力が弱いことや、腸内環境の乱れなどから便が硬くなってしまうことが上げられます。また、便が硬くなってしまい排便のときに痛い思いをすると、排便を我慢するようになってしまいます。

また、デリケートな子どもだと、トイレットトレーニングに失敗して怒られると排便を嫌がるようになったり、母親が子どもの便秘を気にしすぎたり、無理に浣腸をしたりすると排便に対してマイナスイメージを持ってしまい、ますます悪循環になってしまいます。

このようなことから、離乳食の開始時期や幼児期のトイレットトレーニング時期は特に便秘になりやすいといわれています。

うちの子は便秘なの?便秘の見極め方は

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そもそも、子どもの便秘とはどのような状態のことをいうのでしょうか。便秘の定義には個人差がありますが、目安として知っておきましょう。

1)週に3日以下もしくは5日以上便が出ない

排便の回数は子どもそれぞれによって違いますが、一応の目安として週に3日以下しか便が出ない、もしくは5日以上便が出ない場合は、便秘と考えてよいでしょう。

2)排便をするときに痛がる、血が出るなど排便トラブルがある

毎日排便があっても、排便するときに痛がったり、血が出たりするなど排便に関わるトラブルがある場合は便秘と考えます。排便に関するトラブルには他にも、便が出なくてお腹を痛がる、お腹が張っている、吐き気や食欲が低下しているなどがあります。

3)硬い便が出る、便が少量ずつしか出ない

他にも、硬いコロコロした便や、水分が少なく硬くひび割れているような便、軟らかくても少量ずつ何回も便が出るような場合は便秘といえます。このような状態は通常より長い間、便が直腸内に溜まっていたケースや、直腸に便が溜まりすぎて漏れ出ている可能性があります。

便秘の対処法、親がしてあげられることは?

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もしかしたら便秘かもと思ったら、まずは生活や食事で便秘を解消できるように対処してあげることが大切です。

朝目覚めたらコップ一杯の飲み物、朝食もしっかり食べる

便秘を解消させるためには、朝目覚めたときにコップ1杯の飲み物と、しっかり朝食を摂ると効果的です。朝は便意をもよおしやすいことと、胃に水分と食べ物が入ることで便意を誘発させることができるからです。

飲み物は冷たすぎるとお腹を壊してしまうので、常温か温めてあげるとよいでしょう。朝食はしっかり量を摂れると便意が起こりやすいので、1品を少量だけというのではなく、バランスよくたくさん食べられるようにしましょう。

トイレットトレーニングは気長に!決して怒らないで

トイレットトレーニングを始めた頃に、スムーズに排泄できなかった経験や怒られた経験があると便秘になりやすいです。トイレットトレーニングは、子どもに合わせてゆっくり進め、排泄することが気持ちいい、嬉しいという感情を持てるようにしてあげましょう。

失敗しても決して怒ったり、失敗がダメなこと、恥ずかしいこととは思わせない言葉かけが大切です。トイレに好きなキャラクターを貼ったり、成功したときはたくさん褒めてあげて楽しい雰囲気作りをしてあげましょう。

食事内容の見直しを

便秘と食事内容や食事量は少なからず関係しています。食事量が少なすぎると、直腸を刺激するほどの便の量が溜まるまでに長い時間を要し、便が硬くなってしまいます。また、食事内容が菓子類や繊維質の少ないものばかりでは、便のかさが足りず便秘になりやすいです。

食物繊維を多く含む野菜や海藻類、大豆などを摂り、乳酸菌を含むヨーグルトや発酵食品も積極的に摂りましょう。また、少量のオリーブオイルは便を柔らかくしてくれますし、ビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖も効果的でしょう。

生活習慣を整えて早寝早起きを

子どもの便秘は生活習慣とも大きく関係しています。睡眠時間が短いと排便を促す副交感神経の働きが悪くなりますし、朝の排便時間もゆっくり取れません。また、日中にしっかり遊び体を動かすことで、腸の動きを活発にさせる効果があります。

何より便秘解消には、スムーズな排便を毎日の「習慣」にさせることが効果的です。そのために、規則正しい生活と排便習慣のリズムを整えてあげることが大切ですね。

排便記録をつけて排便行動や習慣の把握を

子どもの排便習慣が整わない間は排便記録をつけて、どれくらい便が出ていないのか、どんなときに便意をもよおしやすいのか、排便トラブルなども含め記録しておくとよいでしょう。記録をつけることで子どもの排便サインを見つけることができ、さらに便秘を引き起こす問題点も見つけることができます。

さらに便秘で受診したときに医師に問題点を的確に伝えることができ、子どもにあった対処法や治療をしてもらうことができます。

病院を受診するタイミングは?

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便秘はよくあることと考えがちで、病院に行くことをためらう方もいますが、長く便秘を放置しておくと慢性便秘症に移行し治りづらくなります。家でできる便秘対策をしても良くならない場合は、早めに病院を受診しきちんとした治療をおこなってもらいましょう。

また、赤ちゃんの頃から便秘がひどい場合は、何かの病気が原因である可能性もあります。この場合も早めに医師に相談をしましょう。

まとめ:便秘は子どもにとっても辛いもの。気持ちを共有して一緒に対策を

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便秘は大人でも子どもでも辛いものです。特に子どもは排泄がまだ自律しておらず、うまく排便できないことでナーバスになりがちです。こんなときは辛い気持ちをきちんと受け止めてあげてください。

そして、一緒に便秘を治していけるよう言葉をかけてあげることが大切です。すっきりうんちが出たときは一緒に喜んで、子どもにとってリラックスできる排便環境を整えてあげることが一番大切ですね。

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