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女性が便秘になりやすいのは骨盤の形状も原因だった

特に出産後の女性がなりやすい「直腸瘤」とは

男性より女性がレクトシールになりやすいのはなぜ?
女性と男性では、骨盤内に存在する臓器が異なります。 男性が直腸の前側に、前立腺などの臓器があり、これが強い壁の役割を果たし、便がたまっても本来の直腸の形を変えることはありません。 一方の女性では、直腸の後ろにあるのは空洞のある膣。膣の壁自体も薄いため、直腸に便がたまると、直腸の壁が伸び、レクトシールになるのです。 特に出産後 は、骨盤が広がり、骨盤内の臓器を支える周り靭帯が緩んでいます。 さらには、胎児により膣自体が伸びてしまったことで、直腸の後ろの壁が薄くなり、レクトシールになりやすいと言われています。改善のポイントは、いかにウンチを柔らかくできるか

病院では下剤を処方されることも
生活の改善で固い便が改善しない場合、病院では「酸化マグネシウム」という下剤が処方される場合も。 酸化マグネシウムは、便に含まれる水分量を増やす働きがあり、便を柔らかくする働きがあります。 腸を刺激する便秘薬ではないので、クセにならず安心して使えるという利点も。処方された通りに使用するよりも、実際に飲んでみて、調節しながら理想の柔らかさの便に近づけることがポイントです。肛門周りの「骨盤底筋群」が弱っている場合は手術の可能性もあり

日常生活でもできるケアは
骨盤底筋群は日常生活でも鍛えることができます。 方法はとても簡単で、日常生活の中で、意識して肛門を絞めるようにするという方法。または、座った状態で、内腿にタオルなどをはさみ、両側の腿を引き寄せるという方法もあります。 骨盤底筋群を鍛えるエクササイズは、長く続けることで効果があります。頑張って毎日行うようにしましょう。まとめ
レクトシールは、便秘がちで直腸の壁が押し出されやすい女性に多い病気です。
レクトシールの改善には、柔らかい便になるように日常生活を見直したり、骨盤底筋群を鍛えたりすることが大切になります。
症状が悪化すると、手術になることもあるので、毎日の便秘対策をしっかり行いたいですね。
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