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雪国まいたけに直撃!まいたけの美味しい食べ方&注目の成分とは?【腸活企業に潜入!】

腸活系商品やサービス、腸活につながる研究などをおこなう企業におうかがいし、担当の方にインタビューする企画「腸活企業に潜入!」。第15回となる今回訪問したのは、まいたけの生産販売で国内トップのシェアを誇る雪国まいたけです。

同社が約20年もの年月を費やして開発したというこだわりのまいたけが、「雪国まいたけ極(きわみ)」。同社で広報部長を務める岩谷さんに、まいたけ美味しい食べ方や保存法、腸活に嬉しいポイントについてお聞きしました!

※取材はマスク着用で実施し、撮影時のみマスクを外しています

料理の主役でも脇役でも大活躍!こだわりが詰まった「雪国まいたけ極」

田口:
今日はウンログくんの帽子に合わせてまいたけの帽子をかぶってくださって、ありがとうございます!(笑)

さっそくですが、まずは他のきのこにはない“まいたけ”の魅力からお聞きしたいです。

岩谷さん:
まいたけは旨味が強く食べ応えもあるので、料理の脇役から主役まで幅広いメニューで活躍してくれるんです。

たとえば、しめじやえのきは名脇役として料理に組み合わせやすいのに対し、香りや食感が強いまいたけはアクセントとしても、まいたけご飯に天ぷら、炒め物などのメイン食材としても使えるのが魅力です。

田口:
なるほど。今もまいたけのいい香りが漂っていて、まいたけを食べたくなってきました(笑)。

そのまま炒めて塩を振るだけでも美味しそうです!

岩谷さん:
まさにその通りで、もともと香りの強いまいたけは、簡単な味付けでも美味しく召し上がれます。

まいたけは手でさっとさけるので、包丁要らずなのもポイントです。

きのこの「石づき」と呼ばれる根本部分は取り除くこともありますが、まいたけはこの茎部分も含めて食べられます。市販されているパックに入っているまいたけは、可食部がほぼ100%なんですよ。

田口:
料理のしやすさもメリットなんですね!

まいたけのなかでも「雪国まいたけ極(きわみ)」ならではの特徴はありますか?

岩谷さん:
「極」は旨味がぎゅっと詰まった肉厚のカサと太いクキが特徴で、豊かな味わいと歯ごたえを楽しめます。調理しても型崩れしにくいので、いろいろな料理で使えるのも魅力ですね。

この「極」ブランドにはそういったこだわりが詰まっていて、実は開発に20年もの年月をかけているんです。

田口:
20年も…!?ぜひ開発背景について教えてください。

岩谷さん:
「極」の開発が始まった1995年当時のまいたけは、料理のときに型崩れしやすく食感が損なわれてしまう、煮汁が黒くなってしまうといった課題があったんです。

「極」の開発は、そんなまいたけの弱点を克服しようと、新たな菌株を作ることからスタートしました。

菌株開発の素材となるまいたけ探しや、菌の選抜と交配、安定した栽培の実現といった難題を乗り越えて改良を重ね、ようやくこの「極」が完成したと聞いています。

田口:
開発者の思いとこだわりを感じます…!

その「雪国まいたけ極(きわみ)」に続いて、こちらの「雪国まいたけ極 白(きわみ しろ)」も開発されたんですよね。

岩谷さん:
そうなんです。ただ、こちらの「白」は想像以上の人気で、出荷調整させていただく場合もあるぐらいなんです。

スーパーなどで見つけたときには、ぜひ買っていただきたいです!

田口:
「極 白」と「極」とは、何が違うのでしょうか?

岩谷さん:
「極 白」は「極」の特徴を引き継ぐ白まいたけなので、色以外に大きな違いはありません。白色ではありますが、「極」と同じ食感や旨味、美味しさを味わっていただけます。

このムラのない白色を再現した「極 白」の開発には、約7年かかりました。白まいたけの大量生産にここまで成功している企業は、今のところ世界でも類を見ないと思います。

天ぷら、まいたけご飯、炒め物にも!「雪国まいたけ極」を存分に味わうおすすめの調理法

田口:
「極」ブランドについて、おすすめの食べ方があればぜひお聞きしたいです!

岩谷さん:
定番メニューとしては、天ぷら、まいたけご飯、炒め物、鍋でしょうか。なかでも油との相性はいいですね。油を使った料理は、まいたけの旨味を引き出してくれます。

あとは、お肉料理にもおすすめです!まいたけにはタンパク質分解酵素「プロテアーゼ」が含まれていて、お肉を柔らかくしてくれる働きがあるんです。

田口:
へえ!お肉と一緒に食べるのがいいんですね。

岩谷さん:
まいたけは冷凍保存することもできます。

ジップロック®のようなフリーザーバッグに調味料を入れて、お肉とまいたけを一緒に漬けこむ“下味冷凍”をすれば、時短で美味しいお肉料理ができますよ。

田口:
自宅でやってみます!

岩谷さん:
あと個人的におすすめなのは『まいたけのチーズ焼き』ですね。

作り方は、ホイルにまいたけを並べてチーズを乗せ、お好みで塩胡椒を加えてオーブンで焼くだけで大丈夫です。まいたけの旨味と溶けたチーズのコクが相まって、クセになる美味しさです!

私は趣味でキャンプに行くときに、よく大袋の「極」を持参して作っています(笑)

田口:
美味しそうですね!

白まいたけの「極 白」は、どんな料理に使うとよさそうでしょうか?

岩谷さん:
「極 白」を使うと、料理が華やかな印象になるんですよね。なので、彩り豊かな野菜と合わせたり、和食のお吸い物やすまし汁に入れたりすると綺麗です。

まいたけを使ったサラダもおすすめです。まいたけは旨味が強いので、クセのある春菊のような野菜と合わせて美味しく食べられますよ。

まいたけで「シンバイオティクス」!美容や健康維持を意識している人にもにもおすすめな理由は?

田口:
腸活における、まいたけの働きやメリットについてもうかがいたいです。

岩谷さん:
雪国まいたけでは、まいたけの食物繊維やオリゴ糖(プレバイオティクス)と発酵食品に含まれる乳酸菌など(プロバイオティクス)を一緒に摂る「シンバイオティクス」を提案しています。

田口:
腸にいい影響を与える腸内細菌のエサとなる食物繊維などと、菌そのものを一緒に摂ることで、相乗効果が期待できるということですね。

岩谷さん:
おっしゃる通りです。

具体的な料理としては、まいたけと味噌を組み合わせた味噌汁が代表的です。

味噌は味やコクが強い調味料ですが、「極」は味噌の味に負けない豊かな旨味としっかりとした食感を楽しめるので、美味しく腸活を進められます。

田口:
なるほど。まいたけをはじめ、きのこには豊富な食物繊維が含まれているのがいいですよね。

岩谷さん:
さらにまいたけには、不溶性食物繊維に加え、多糖類の食物繊維「βグルカン」や「αグルカン」が含まれているのが特徴で、毎日の健康維持におすすめです。

そのほか、ビタミンDやたんぱく質も豊富に含まれています。

田口:
腸活の強い味方になってくれるだけでなく、美容や健康維持に嬉しい成分が豊富に含まれていてるんですね。

きのこの低脂質&低糖質なタンパク質にも注目!

岩谷さん:
たんぱく質については、2022年には代替たんぱく質などの事業化を目指し、新しいビジネスモデルへの挑戦も始めています。

この新規事業では、きのこを活用した『新たなたんぱく質製品』の研究開発を進めています。

田口:
大豆由来の代替肉があるように、きのこ由来の代替肉を目指すイメージでしょうか。面白いですね!

岩谷さん:
今は、タンパク質を含む食材といえばお肉や豆類が一般的ですが、牛肉や豚肉、鶏肉は脂質が多く、豆類は脂質は少ないものの豆の種類によっては糖質が多いものもあります。

一方で、食物繊維が豊富に含まれているきのこ由来のタンパク質は、低脂質・低糖質なのが特徴です。その強みを活かした新しいプロダクトを作れればと考えています。

田口:
今後も、事業やPR活動などで健康分野を意識した展開をしていく予定はあるのでしょうか?

岩谷さん:
今後も健康分野に意識を向けた取り組みは継続していきたいと考えています。

ウンログユーザーさんのなかには「腸活のためにきのこを食べよう」と考えてくださる方もいるかもしれませんが、「腸活=きのこ」を思い浮かべるかといえば、みなさんピンとこないと思うんです。たとえば「ヨーグルトで乳酸菌を摂ろう」「ごぼうで食物繊維を摂ろう」みたいなイメージが強いのかなと。

今後はこれまでのスタイルにとらわれず新しいことにも挑戦しながら、きのこならではのPRをしていきたいです。

田口:
腸活分野で、ウンログとしてぜひ一緒にお取り組みできれば嬉しいです。

岩谷さん:
ぜひお願いします!まずは食べ方の幅を広げつつ、いろんな方に知っていただくきっかけづくりができればと考えているのでありがたいです。

そういう意味でも、今回の取材はいろいろなお話ができてとても有意義でした。

田口:
そう言っていただけると嬉しいです!ぜひ引き続きご提案させてください。

今日はありがとうございました!

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