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ファイバーマイスターに聞く!注目の水溶性食物繊維「サンファイバー」とは?【PR】

スムーズなお通じのために良いとされている「食物繊維」。でも効率よく摂るのは案外難しい…。そこへウンログスタッフの間でも「救世主のようだ!」とウワサされていたのが「サンファイバー」
でもそれって、何でできているの?どうしていいの?

さらに近日、ファミリーマートとのコラボでサンファイバー入りのスムージーも発売されるなど、手軽に入手しやすくなるというニュースも!
そこでサンファイバーを製造販売している太陽化学の研究者、安部綾さんにお話をうかがいました。

サンファイバーは何からできてるの?

ウンログ田口:
そもそもサンファイバーには何が入っていて、何でできているんですか?

安部綾さん:
サンファイバーの原料はグアー豆という豆100%、豆そのものの繊維を酵素分解、精製、乾燥させたもので、自然の食物だけでできているんですよ。他には何も加えてないです。

ウンログ田口:
豆!大豆とかそら豆とか…豆類は体にいいと言われていますよね。

安部綾さん:
そうですね。なかでもグアー豆はインドやパキスタン地方でカレーなどの材料として食べられてきた、ポピュラーな豆です。現地でも古くから体に良いと言われていたようなんですが、これが水溶性食物繊維を非常に多く含んでいることが分かったんです。

ウンログ田口:
水溶性食物繊維。最近よく耳にするようになったんですが、そもそも食物繊維に水溶性とか、種類があるものなんですか? 食物繊維といえばサツマイモやキノコみたいに食べたときに感じるスジっぽいものがそうなのかな?と思っていたんですが。

安部綾さん:
スジっぽく感じるのは不溶性食物繊維ですね。 サツマイモやキノコなどに多く含まれています。 食物繊維には大きく分けて水溶性食物繊維不溶性食物繊維があり、不溶性食物繊維は水に溶けずに腸の中でかさを増し、腸の粘膜を刺激してぜん動運動を促す作用があります。でも高齢者など筋力の弱い人が摂りすぎると、かさを増した便を押し出すことができなくて、かえって便秘を悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。

水溶性食物繊維は文字通り水に溶ける繊維で、ネバネバ、ぬるぬるした感じのものですね。海藻や果物などに多く含まれています。便を軟らかくしてスムーズに排出してくれるうえ、善玉菌のエサになるので腸内環境の改善になるんですよ。
水溶性と不溶性、両方を含んでいる食品も多いです。

現代日本人は食物繊維が足りてない

ウンログ田口:
なるほど。そのうちの水溶性食物繊維を手軽に摂れるのが、サンファイバーなんですね。

安部綾さん:
はい。このスティック1本で水溶性食物繊維が5g摂れます。 1日に必要な食物繊維の量として、厚生労働省が薦めているのは成人で19g(※18歳~69歳の場合、男性20g以上、女性18g以上)。

24g以上の摂取で心筋梗塞死亡率が有意に下がるという報告があり、生活習慣病予防のため6歳から目標量が設定されました。でも現代の日本人は平均14g程度と全然足りていなくて。

たとえばリンゴ1個に食物繊維は1.5g(水溶性は0.3g)なので、19g摂るには12個…そんなに食べられませんよね(笑)。 サンファイバーはスティック1本で5gの水溶性食物繊維が摂れるので、野菜や果物で足りない分を補うには効率が良いと思います。
それに、発酵性を比較してもサンファイバー はとても優秀な繊維ですし……。

ウンログ田口:
発酵性!?お腹の中で繊維が発酵するんですか?

安部綾さん:
はい。食物繊維というのは糖が鎖(くさり)状につながった構造をしていて、ヒトはそれを分解できないので腸まで届き腸内細菌の餌になります。腸内細菌が食べて酢酸や乳酸などに分解することを『発酵』といいます。 腸内細菌はただ住んでいるだけではなく、このようにヒトが消化分解できない繊維を分解してヒトが使える形にしてくれたり、ヒトが作れないビタミン類を作ってくれたり、免疫を活性化・正常化してくれたり・・などヒトの健康には欠かせない存在です。ただ、菌にも好き嫌いがあり、なんでも餌として食べるわけではありません。高発酵性のものほど菌が好んで食べるので有用菌を増やしてくれます。

また、同じ水溶性食物繊維と言っても、構成する糖の種類やつながり方が異なり、それによって腸内で増える菌も、菌の代謝物も違います。サンファイバーが分解されると酢酸、プロピオン酸、酪酸などの短鎖脂肪酸が出ますが、特に腸の粘膜に重要な酪酸が他の繊維より多いという特徴があります。 腸の粘膜がしっかりしていないと腸から体内に異物が入り様々な病気につながると言われているので、サンファイバーの粘膜増強作用に特に興味を持って現在研究しています。

日本初!機能性表示のトリプル取得

ウンログ田口:
腸の中でいろいろがんばってくれるんですね!研究とおっしゃいましたが、安部さんはもともとサンファイバーの研究に関わっていらしたんですか?

安部綾さん:
いいえ、最初にサンファイバーに関わったのは、医療機関に向けた営業としてでした。納入先は病院や介護施設などいろいろなところがありますが、その中で他の食物繊維とはどう違うか、どのような利点があるか等を勉強会などで説明しているうちに、会社からもっと深く勉強してきなさいと言われ、大学院に戻ることにしたのです。

ウンログ田口:
大学院で!?どんなことを?

安部綾さん:
東大の農学生命科学研究科 機能性食品ゲノミクス研究室というところで、まさにサンファイバーの機能性について研究をしています。テーマは自由に決めてもよかったのですが、私は自分でも一番興味があるものがサンファイバーだったので。

ウンログ田口:
本当にサンファイバーLOVEなんですね(笑)。お仕事とはいえどうしてそこまで?

安部綾さん:
やはり自分で飲んでみて体が変わった、というのが大きいですね。 私、以前はものすごくコレステロール値が高かったんです。でも仕事でサンファイバーに関わるようになって飲み始め、腸活に気をつけていたら6年間で、年々と着実に数値が下がったんですよ。

ウンログ田口:
安部さんといえばウンログの腸内フローラ検査でも、歴代最高の美腸の持ち主なんですが、そんな時代もあったんですね!

安部綾さん:
そうなんです。便通もかなり規則的になりました。それで両親にも勧めてみたんですが、父も母もそういえば何年も薬を飲んでないなって…。 ほかにも営業職の頃は糖尿病や肥満等のお客さまからも様々なフィードバックを直接伺っていました。

ウンログ田口:
それで医療機関に納入されていたんですか?

安部綾さん:
いいえ。コレステロールとか血糖値への機能は論文では報告がありますが、これらは最近明らかになってきたことで、医療機関では排便コントロールの目的で使われることがほとんどです。下痢や便秘でお悩みの利用者さん・患者さんが多い高齢者施設や精神病院、またお薬を控えたい妊婦さんに、食事と一緒に配膳している産科もあります。

グアーガムという、分解物になる前の食物繊維は増粘多糖類として昔から使われてきたのですが、どうやら体にいいらしい、ということでサンファイバー を作ったのが約30年前、それから世界中の大学、病院等で様々な試験が行われ、多くのエビデンスができてきました。
大学院で研究を始めてから、改めてサンファイバー の論文の多さに驚いています。

ウンログ田口:
長さというのは、繊維の長さですよね?これを分解したんですか?

安部綾さん:
そう、繊維の長さも重要なんです。水溶性食物繊維にも色々な長さのものがありますが、長すぎても短すぎてもダメで。これを有用菌が好んで食べやすい、ちょうどいい長さに酵素分解したのがサンファイバーなんです。さらに分解すると粘度も下がり、何に混ぜても簡単に溶けるので、ヒトも摂取しやすくなりました。 2018年には「食後血糖のピーク値を抑える」「便秘気味の方のお通じを改善」「下痢になりやすい方のおなかの調子を整える」の3つの機能性表示の申請が受理されたんですよ。

ウンログ田口:
機能性のトリプル表示ってすごいですね!しかも「便秘」と「下痢」の両方だなんて!

安部綾さん:
トリプル表示の取得は日本初だそうです。 便秘と下痢のどちらにもというのも、サンファイバーの長さが関係しています。一般の食物繊維に比べて約10倍以上長く、お腹がゆるくなりにくいんです。

さらに糖質や脂質の吸収を抑制してくれるため、食後の血糖値の上昇を抑えてくれます。ごはんやパンと一緒に摂れば、低糖質にできますね。
こうしたことも少しずつ、徐々に明らかになってきたので、これからさらに研究を進めて検証していきたいと思っています。
そもそも機能性食品の開発にはとても長い年月がかかります。長期的に安全性を検証する必要がありますし、また様々な実験により新たな機能が明らかになる場合もあります。

ウンログメンバーも大好き。自然食品から100%作られたサプリ。

ウンログ田口:
食品原材料から医療機関、そして一般向けのサプリメントになったんですね。

安部綾さん:
私たちはずっと一般の方に向けても良いものだと思ってきたんですけど、どう広めたらいいか分からなくて…笑。いろいろ模索していたところに、ウンログを知って、こういうアプリを使っている人だったらきっと興味を持ってもらえるんじゃないかとお声がけしてみたら、とても気に入ってくださって、いろいろな記事で載せていただけることになって。

ウンログ田口:
ありがとうございます。ボクたちも飲み始めてすぐに良い変化があったという人が多くて、社内でも大人気なんですよ。でも最初のうち、1~2週間くらいお腹が張るという人もいるんですけど、これはどうしたら?

安部綾さん:
たしかにそういう方もいらっしゃいますね。腸内細菌が増えている証拠なので良いサインですし、続けていくうちに落ち着くことが多いのですが、不快に感じる場合は量を減らしたり、だんだん増やしたりと調節して自分の適量を見つけると良いと思います。

最近腸内細菌に詳しい先生に伺ったのですが、高発酵性のものを食べると、それを一番早く分解できる菌だけがたくさん増えてガスがたまる場合もあるらしいです。でもその菌だけが増え続けるのではなくて、追ってその菌の代謝物を分解する菌も増えるので、そのうち食物連鎖ができていって、最終的にはガスが減りお腹の張りも落ち着く…ようなんですが、すみません、論文はまだありません(笑)。

ウンログ田口:
量の増減もわりと自由度が高いんですね。

安部綾さん:
はい。摂りすぎて悪くなるものは何も入っていないので。足りてないなと思ったら、2本飲んでも全く問題ありません。

私は試しに50g摂ってみたこともあって、さすがにその時はお腹が張りましたけど(笑)…でも30gくらいは大丈夫!
健康な男性8名に毎日サンファイバー 36gを1ヶ月間摂取してもらい、特に副作用が見られなかったという論文もあります。

ウンログ田口:
そんなにたくさん摂っても大丈夫なんですか?

安部綾さん:
サンファイバーは100%グアー豆でできている、あくまで自然の食品なので、下剤のように摂りすぎてお腹が緩くなったり、摂取をやめると出にくくなったり、という心配が要りません。赤ちゃんや高齢者、妊婦さんでも安心して飲んでもらえるんですよ。

オススメの飲み方教えて!

ウンログ田口:
毎日たくさん摂っている安部さんから、おすすめの摂り方はありますか?

安部綾さん:
やはり発酵食品と一緒に摂るのがおすすめです。 食物繊維はヨーグルトや納豆、キムチなどに含まれるビフィズス菌や乳酸菌のエサになるので、相乗効果で菌を増やしてくれます。熱にも強いのでお味噌汁に入れたり、お米と一緒に炊いてもいいですね。 お茶やコーヒーなどに入れるのもいいのですが、私はもう水に溶いただけで飲んでいます。

ウンログ田口:
水!?お茶や料理でなく?

安部綾さん:
生活習慣病予防も期待して、食前にあまりお腹いっぱいにならないように。少量の水に溶くと、ちょっととろみが出て、ほのかな甘みも感じられておいしいですよ。

え!? ファミリーマートで気軽に手に入るんですか!?

ウンログ田口:
いまはサンファイバーの個包装がウェブショップで販売されているんですが、さらに今度、ウンログとのコラボ企画で、サンファイバーを入れたスムージーが、5月からファミリーマートから発売されることになったんですよね!

安部綾さん:
そうなんです!野菜や果物の食物繊維にさらにサンファイバーが入って、そんな贅沢なものがコンビニで買えるなんて!でもすごく高くなりそうで心配だったんですけど…。

ウンログ田口:
じつは200円以下という価格設定になりそうです。

安部綾さん:
えっ(絶句)。それは…すごくお買い得だと思います。サンファイバーだけでスティック1本当たり80円くらい(1ヵ月30本入りの定価)なので。手軽に美味しくたっぷりサンファイバー がとれるなんて素晴らしいです!

ウンログ田口:
35種類の野菜とフルーツのスムージーにサンファイバー1本分が入っているそうなので、朝食やランチのおともにとか、ちょっと試しに飲んでみたいという方のお試しにもいいかもしれませんね。ぜひ試してみてくださいね。

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photo:junichirou kibe