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便秘解消に朝一杯の炭酸水が効果的

便秘解消に朝一杯の炭酸水がいい

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便秘解消には食事や運動など毎日の生活で対策することが大切だということは、多くの人がすでにご存知でしょう。便秘を改善するために、日常生活の中でいろいろな工夫をされている人もいるのではないでしょうか。その中の1つが、朝起きたら1杯の水を飲むということ。 朝一番に飲む水は、胃腸に刺激を与えて腸が動くのを助けるので、便秘を解消する効果があるとされています。簡単に実践できるので、すでに取り入れている人も多いのでは? そんな人に紹介したいのが、朝一番に口にする飲み物を普通の水ではなく炭酸水に変えること。朝の起きたてに炭酸水を飲めば、さらに便秘改善の効果が期待できるのです!

便秘対策に炭酸水を飲む方法

朝起きたら炭酸水を1杯飲みます。炭酸水は満腹感を感じやすいので、朝食をとるためにも飲みすぎはNG。また、砂糖などの糖分は、胃腸の動きを鈍くする作用があるので、サイダー類などの糖分入りのものではなく、無糖タイプの炭酸水を選びましょう。

炭酸水がどうして便秘に効くのか

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一見水とさほど変わらない印象のある炭酸水ですが、なぜ便秘対策に効果があるのか気になる人も多いはず。炭酸水の便秘への効果には次のものがあります。

腸を刺激する

爽快感を与えてくれる炭酸水の独特のシュワシュワとした喉越しは、炭酸水に含まれているガスによるもの。実はこのガスが体の中でも発泡して、腸を刺激します。すると腸の動きが促進されて、便秘で滞りがちだったウンチの移動がスムーズに。さらに、炭酸水には胃腸の血行を良くする効果もあります。

炭酸水のタイプによっては便を柔らかくする効果も

最近ではコンビニやスーパーでもいろいろな炭酸水を見かけるようになりました。便秘解消に炭酸水を飲むのならおすすめなのが、ヨーロッパ産の炭酸水。一般にミネラルウォーターは、ミネラルの含有量によって、軟水と硬水に分けられます。 日本の水が飲みやすいのは、ミネラルが少なめの軟水だから。一方、ヨーロッパ産の炭酸水はミネラルの含有量が多い硬水になります。硬水は飲むのにクセがありますが、炭酸水に含まれているミネラルの一種であるマグネシウムが、便の水分を増やす作用があります。 マグネシウムは、医療現場でも使用されている下剤のひとつ。下剤と聞くと習慣性があるのではないかと心配される人もいるかもしれませんが、マグネシウムの効果は便を柔らかくするというものなので問題ありません。 硬水の炭酸水を選べば、天然のマグネシウムを摂取することにより、便秘対策ができるのです。

炭酸水を飲む時の注意点は?

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便秘解消によいとされる炭酸水ですが、以下の人は炭酸水を飲むのを控える必要があります。

胃にトラブルがある人

胃潰瘍など胃にトラブルがある場合、炭酸水によって胃を刺激してしまう可能性があります。

お腹がガスで張っている人

ガスが含まれた炭酸水は、胃腸が膨んだ状態になりやすいので、症状が悪化することがあります。

便秘以外に下痢も見られる人

便秘で悩んでいる人の中には、便秘と下痢を繰り返してしまう人もいます。下痢の症状が見られる人には、炭酸水による便秘対策はおすすめできません。炭酸水により腸が刺激されたり、炭酸水に含まれるミネラル分が便を柔らかくすることで、症状が悪化してしまうことがあります。

妊娠中の人

ガスが含まれている炭酸水は、胃に満腹感を与えます。妊娠中の人は、すでにお腹の赤ちゃんが胃を圧迫している状態なので、げっぷや胃酸の逆流などの症状が悪化することも。炭酸水が絶対ダメというわけではありませんが、体調を見ながら摂取するようにしましょう。

まとめ

ヨーロッパで食事をすると「Gas? None Gas?(お水は炭酸入りと炭酸なしとどっちがいい?)」と食事の度に聞かれるくらいメジャーな炭酸水。最近では日本でも手軽に海外の炭酸水を手に入れることができます。便秘でお悩み中の人は、ぜひ朝1杯の炭酸水を試してみてはいかがでしょうか。
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