Africa Studio / Shutterstock.com
ただ、やっぱり気になるカロリーですが、実は、私たちがイメージしがちな「甘いココア」は、飲みやすくするために、砂糖やナッツなどの成分が加えられていて、それでカロリーが高くなっているのです。それにはたいてい「ミルクココア」という名前がついています。
チョコレートもカカオが高カロリーなのではなく、加えられた砂糖や乳製品で高カロリーになっているのとちょっと似ています。
(まぁ、あの甘さがまた美味しいのですが……)
ピュアココアなら大さじ1杯で食物繊維が約1グラム!
elena moiseeva / Shutterstock.com
ということで、さらにオススメしたいのが、ココアの中でも、純(ピュア)ココアと呼ばれるもの。
これは甘さが加えられる前のココアですので、飲みやすくするための砂糖の量なんかも自分で調整できます。
ピュアココアを使えば、ココア一杯分(大さじ1杯4グラム)が、わずか10キロカロリー。牛乳140mlで溶かして飲んでも、約100キロカロリ―。食物繊維が約1グラムも含まれ、他の栄養価も考慮すると抜群の飲み物です。
ちなみに、甘いミルクココアにも、もちろん、食物繊維のリグニンは含まれています。市販のスティックタイプでも1杯あたり食物繊維は1.2グラム程度。最近は低カロリーのミルクココア商品も発売されているようですので、「やっぱりあの甘味が……」という方は試していただけると良いかもしれません。
寒くなるこの季節。温かいココアで腸内環境を整えてはいかがでしょう?