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ダイエット茶・漢方も実は危険…!便秘悪化するNG食品!

便秘解消やダイエットのために、多くの人が気軽に手を伸ばす「ダイエット食品」「便秘に効くお茶」「漢方」。実は医薬品と同じような下剤成分が入っている商品もたくさんあることをご存知ですか?無理やり大腸を動かすことで、便秘解消どころかどんどんうんちが出にくい体にしてしまうのが下剤。よかれと思って知らないうちに下剤を摂取していた!なんてことを防ぐために、要注意な食品をご紹介します。

 

日常に下剤成分のワナが潜んでいる?

「便秘に効く」というお茶や食品、ドラッグストアなど身近な場所でもよく見かけますよね。便秘に悩んでいると、下剤や便秘薬より気軽に買えて、なんとなく体に良さそうなお茶やサプリメントについ手が伸びてしまう……という方も多いのでは?実はそういった人気の商品にも、下剤成分を含んだものが数多くあります。

嬉しいダイエット食品に便秘に効くお茶……実はそれ下剤です!

ダイエット中に「食べたことをなかったことに!」と宣伝されたお菓子を見かけたら、とても魅力的に思ってしまいますよね。でも食べる前に、パッケージをよく見てみてください。見慣れない単語が書かれていませんか?例えば「ゴールデンキャンドル」。普通の食品のパッケージに書かれているこれ、実はれっきとした下剤成分なんです。

便秘に効くというお茶もたくさん出回っています。薬より体にやさしそうなイメージのあるお茶を飲んでいる方も多いのではないでしょうか。便秘解消をうたったお茶にも、医薬品と同等の下剤成分を含んだ商品が多くあります。

このような食品を日常的にとることで、気づかないうちに下剤成分に依存してしまっている可能性も!

腸活に下剤は絶対NG!どんどん出ない体になっちゃう理由とは?

下剤は2種類に分類することができます。腸のぜん動運動を引き起こして排便させる刺激性下剤と、お腹の中でうんちを柔らかくして排便しやすくする非刺激性下剤です。

このうち刺激性下剤には特に注意が必要です。下剤で無理やり腸を動かすことを繰り返していると、だんだん体が薬に慣れて、腸の機能が低下していくからです。最終的には「刺激(=下剤)がないとうんちが出ない」体になってしまいます。つまり、下剤を飲んでうんちを出しても便秘は解消しないどころか、むしろ便秘に拍車をかけてしまうのです。

下剤でうんちを出すことが当たり前になってしまった……という方は、下剤の量と間隔を少しずつ減らしながら、腸内環境を整える腸活に取り組んでみましょう。

医薬品じゃなくて食品。それでも下剤成分が含まれるカラクリ

私たちが病院で処方されたり薬局で購入したりする医薬品は、厳密な治験や審査をクリアし認可を受けたものです。では医薬品と同じような効果・効能をもつ成分が含まれているのに、食品として販売される商品が存在するのはなぜでしょうか

食品に含まれる下剤成分は、センナ由来のものが大半です。センナからは医薬品である下剤や便秘薬も作られますが、医薬品に分類されるのはセンナの果実や葉に限られています。センナの茎や根は同等の効能を持ちますが、食品として扱われます。お茶やお菓子など食品に下剤成分を入れて販売できるのはこのためです。

惑わされちゃダメ!下剤成分のブラックリスト

センナは下剤だから手を出さない!というだけでは、まだ「日常に潜んでいる下剤成分」を避けることはできません。正しい腸活のために覚えておきたい下剤成分をご紹介します。

一見おしゃれなハーブティー? ゴールデンキャンドル&キャンドルブッシュの危険性

まず注意したいのは、「キャンドルブッシュ」「ゴールデンキャンドル」「カッシアアラタ」などと表記される下剤成分。これらもセンナとよく似た植物に由来します。医薬品と同じような効能を持つのにも関わらず、食品として扱われているため、お茶や健康食品に含まれていることがあります。

名前だけ聞くと、なんだかおしゃれなハーブティーのようですよね。聞き慣れないけど体によさそうな響きの言葉には、つい惑わされてしまいがち。知らないうちに下剤成分を口にしてしまっていた…ということがないように気をつけましょう。

やっぱり下剤だった…国民生活センターも注意を呼びかける健康茶

「キャンドルブッシュ」とインターネット検索すると、真っ先に国民生活センターの注意喚起がヒットすることをご存知でしたか?国民生活センターでも、キャンドルブッシュの入った健康茶には下剤成分が含まれるため、過剰摂取に注意するよう呼びかけています。

漢方はなんとなく体にやさしそう!? 漢方便秘薬に含まれる下剤成分とは

「下剤は飲んでいないけど、便秘に効くという漢方薬は飲んでいる」という方も少なくありません。食品の成分表示と同じように、漢方薬にも漢方成分が明記されていますが、その成分にどんな効能があるか知っていますか?漢方便秘薬に含まれていることが多いのは「センナ」「ダイオウ」「アロエ」の下剤成分です。どれも無理やり腸を動かしてうんちを出す効能があり、依存にならないよう注意することが必要です。

漢方だから健康的という思い込みにとらわれないでよく確認すること、漢方便秘薬の服用は自分の体やうんちの状態とよく相談することがポイントです。

まとめ

食品や漢方薬など身近なところで、下剤成分がたくさん潜んでいるなんて驚きですよね。とはいえ「お腹スッキリ」「ダイエットのおともに」なんて魅力的なキャッチコピーがついているとつい手を伸ばしたくなる!皆さんもこの記事を参考に、カゴに入れる前には「下剤じゃないかな?」と一呼吸おくようにしてみてください。隠れた下剤に注意して、腸内環境を整えていきましょう。

この記事の内容を、ウンTubeでもわかりやすく解説しています。動画ではより具体的に注意すべきポイントをお伝えしているので、ぜひチェックしてみてください!
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