下痢で試したい3つのツボ

2016-08-01
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下痢のときは水分補給と安静が大事

便秘と同じくらいに悩みの種となるのが下痢。

病気、お腹の冷えなどを原因とする腸の機能低下、食あたり、暴飲暴食による消化不良、ストレス…などなど、考えられる原因は様々。長引く場合には受診が必要になります。
一刻も早く下痢を止めたくなりますが、対処法も原因によって異なります。

食あたりなど、摂取したものを原因として起こる下痢は、体が有害物を排出しようと働いている証拠。無理に下痢を止めてしまうと逆効果になりますから、便を止めないのが基本となります。
脱水症状を防ぐために水分補給をこまめに行うのと、体力を温存するために安静な状態でいることが大事です。

ストレスや緊張によるものにはツボ刺激が効果あり

下痢の原因として近年増えているのが、ストレスや緊張による下痢です。

脳と腸は、自律神経を通じて密接に繋がっています。
不安や極度の緊張が腸に伝わり、腸の正常な働きが妨げられます。結果、下痢を起こしてしまうのです。
このような場合には、ツボを押して腸の働きをサポートしてあげるのも有効な手段なんですよ。

消化を助けたり、ぜん動運動をコントロールしたりと、ツボによって効果にも違いがあります。

下痢に困ったら、次に紹介する即効性のあるツボを押してみてください。

下痢に効くツボ、教えます

ここからは、下痢に効果のあるツボを3つ紹介します。

手にあるツボなら会議や通勤の途中でも刺激できますから、すぐにトイレへ行けないような緊急時にも活躍してくれますよ。

下痢点(げりてん)

痢点というだけあって、押しやすく即効性もあるツボ。

刺激すると、一時的に交感神経が活発になり、腸の活動を司る副交感神経の働きが弱くなります。
これにより、下痢の原因となる腸の異常な活動を停滞させてくれます。

下痢点があるのは手の甲。
中指と薬指の骨は、手の甲の中心部近辺で合流していますよね。その部分は指でぐっと押し込めると思います。そこが下痢点。

下痢をしていると、下痢点に強い痛みが現れることも。
親指でグリグリと強めに押しもみしてあげましょう。

Antonio Guillem / Shutterstock.com を元に改変

合谷(ごうこく)

万能なツボの代表格ともいえる合谷。

下痢以外にも、便秘、頭痛や肩こり、歯の痛みなど、覚えておくと様々な症状に応用することができます。
合谷は場所がわかりやすいのも嬉しいポイント。

手の甲側の人差し指と親指が合流する部分の、人差し指側の骨の縁辺り。押し込むとちょっと痛むくぼみが合谷です。
反対側の手で覆うように手を持ち、親指でぐっと押し込みましょう。
円を描くように揉んでもOK。

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足の三里(あしのさんり)

胃腸や消化器の働きを良くしてくれるだけでなく、足の痛みむくみにも効果があるとされます。

膝の皿の下にあるくぼみを基準にして、向こうずねの外側、指4本分下がったところにあります。
骨の縁辺りを親指で強めに6~7秒、10回程度押します。

Dimedrol68 / Shutterstock.com を元に改変

回復期の食事にも気をつけよう

ツボ押しの効果もあり、下痢が治ったとしましょう。
しかし、すぐに普段の食生活に戻すのは早計。下痢を起こしたことで、腸内細菌のバランスも乱れている可能性があります。
まずはできるだけ腸に負担をかけない食事を選ぶようにしましょう。

  • ゴボウなど繊維の固い食品は避け、柔らかく消化のいいものを。
  • カボチャや豆類は、お腹の中でガスを作りやすいので控え目に。

下痢で脱水気味になっていることも考えられるので、水分の多い食事が効果的。冷たい飲み物や料理ではなく、温かいものを選びましょう。

慢性的に下痢に悩んでいる人は、普段の食事の改善が必要です。
暴飲暴食を避ける、消化に時間のかかるタンパク質過多の食事を見直す、野菜やヨーグルトを積極的に摂取するなど、下痢の発症リスクを少しでも下げる食生活を心がけると良いでしょう。

おわりに

急にやってくる下痢って怖いですよね。
即効性があるからと、どうしても薬に頼ってしまいがち。でもツボを押すだけで改善できる場合もあるのです。

紹介した「下痢点」「合谷」「足の三里」の場所を覚えて、下痢に困ったときにはすぐに指圧できるようにしておくと、それだけで下痢に対するストレスが緩和できるでしょう。

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