どうやったら「私に特化した」健康・美容法を知ることができる?
そんな疑問に答える一つとして「痩せ菌チェック」を始めました。
前回に引き続き、「痩せ菌チェック」モニターに、その検査結果と感想について語っていただきます。
今回話を伺った方:川野さん(42歳)。獣医師(東京都練馬区開業)。
実は抜群によくなかった…でも、どうして?
田口
前回の塩田さんは今回のモニターの中で、痩せ菌比率がダントツ1位の方でした。川野さんは……。
川野さん
はい。
田口
今回のモニターさんの中ではダントツに良くなかったです。
川野さん
うわぁ……、ほんとですか?
田口
川野さんの腸内フローラのバランスはこちらになります。バランスかく乱菌の比率の他の人に比べて圧倒的に高いです。
川野さん
他の方はどれくらい?
田口
ほぼ0に近い方もたくさんいらっしゃいますし、多い方でもせいぜい1%ですので、3倍近くです。何か心あたりあることはありますか?
川野さん
なんだろう……。ストレスが溜まるとラーメン食べちゃうんですが、それですかね?
田口
油ものは確かに良くない影響かもしれませんね。あと、アンケートを拝見すると食べる時にあまり噛まないようですね。
川野さん
そうですね。仕事の合間にパッと食べれるものをかき込んだり…みたいなことがあります。立ち食い蕎麦で3分で食べて出てきちゃうような。
田口
そこらへんですかね。でも、実はその他の生活習慣で悪いと思われることが見当たりませんでした。睡眠も7時間位取られていて、運動も…。
川野さん
野球を続けていて、駅までウォーキングして行ってます。さらに毎日ヨーグルトも食べて、プロバイオティクスの食物繊維も食べてます。
田口
なるほど。こちらがバランス調整菌の内訳です。
田口
乳酸菌の比率をもう少し伸ばしたいところですが、ストレスの強くなるフラジリス菌、女性がうらやむ痩せ菌もエクオール産生菌もお持ちです。
川野さん
なるほど……。だから、肌がキレイなんですね。
田口
ただ、バランス調整菌が全体の15%位で、他のモニターの方は概ね30%ありますので、まだまだ改善の余地はありそうですね。
実は病み上がり時の腸内フローラ? 本当はもっと良いはず!
田口
生活習慣自体は良いのですが、川野さんが実はIBS(過敏性腸炎)だとうかがっていますので、それが大きいかもしれませんね。
川野さん
あ〜実は、それで言うと、採便(検査のために痩せ菌チェックキットを使って行います)の期間ずっとウイルス性の腸炎にかかっていてずっと下痢だったんです。下痢で採便できなかったので、検査締切ぎりぎりまで引っ張って、ようやく固形化したところの便を採取したんです。
田口
なるほど。病み上がりだったんですね。
川野さん
そうなんですね。だから、今日採ったら全然いいと思うんです。
田口
人間にとっては1日や数日という期間が腸内細菌にとってはすごく長い時間なはずです。病気で腸内フローラはきっとがらっと変わると思いますし、復調している今はまた違いそうですね。ぜひ継続的に検査していただいて、自分のスタンダードを知るというのも興味深いですね。
インタビュー動画
痩せ菌チェックはこちら- photo:junichirou kibe