あなたのその便秘、筋力低下が原因かも…
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内臓を支える骨盤底筋群が重要なワケ
骨盤底筋群はインナーマッスルのひとつで、骨盤の内部で子宮や膀胱、直腸などを支える部分です。 直腸と肛門を真っ直ぐに保つという排便においての重要な役割もあるんです。
ここが衰えると、内臓が下垂して機能低下を引き起こしたり、肛門や膀胱の働きが鈍くなったり、お腹が出て姿勢が悪くなったりと、あちこちに悪影響が。
体の中心部にある筋肉だけに、意識して刺激してあげないと衰えてしまいがち。特にデスクワークで座りっばなしの姿勢が長時間続く人は要注意です。
「ながら」でもOK 骨盤底筋群を鍛えるエクササイズ
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寝ながら
1.仰向けに膝立てをして寝転びます。足は肩幅程度に開いておきましょう。 2.全身の力を抜いてリラックス。 3.肛門、膣を締めます。頭に向かって引き上げていくイメージ。イスに座ったまま
電車やバスの移動時間でもできるお手軽エクササイズです。 1.イスに座り、両足を地面につけます。足は肩幅程度に開きます。 2.体の力を抜いてリラックス。この時、背筋を伸ばして姿勢を良くする方が楽でより効果的です。 3.肛門と膣を締めます。意識はそこに向け、足や肩に余計な力が入らないように気をつけて。テレビを見ながらテーブルで
安全のため、しっかりと固定されているか重みがあって安定したテーブルで行ってください。 1.テーブルに手をつき、腕や上半身に体重を預けます。 2.下半身の力を抜き、顔の向きはできるだけ前方へ。 3.肛門と膣を締めます。下半身がリラックスすることで、骨盤底筋群の動きが実感しやすくなっています。継続は力なり 便秘解消以外にも嬉しい効果あり!
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最後に
排便といえば腸のイメージがありますが、筋肉の動きとも密接に繋がっています。 ですからそのどこかが衰えてしまえば、排便トラブルを抱えてしまうリスクは上がってしまうんです。
直腸性便秘を改善するカギは、骨盤底筋群にあります。しっかり鍛えてあげることができれば、便秘改善だけでなく尿漏れ予防や姿勢改善など他にもメリットがたくさん。 効果が出るまで長くかかりますが、継続していけばいずれ結果として返ってくると信じて、取り組んでみましょう。
ライター KURO
趣味の自転車を楽しむためにも、お腹の冷えにめっぽう弱い体質を改善しようと奮闘中。
読んだ人が、少しでも「ためになった」と思ってくれるような記事を書いていきたいと思います。