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オリーブオイルの抗酸化作用で便秘解消!

健康によい食材として有名なオリーブオイル。

オリーブオイルの産地である地中海沿岸では、心臓疾患が少なく、長寿命なことから、日本でも注目されていますが、実は、便秘解消にも効果が高いってこと、ご存知でしたか?

食用油にはそもそも便秘改善効果がある

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油はカロリーが高いから、ダイエットのために極力摂らないという方も多いのではないでしょうか?
しかし、便秘の予防には、食用油の摂取も大事なんですよ。

それは、油が、腸の中で潤滑油の役割をして、便を送り出しやすくしてくれるからです。

中でもオリーブオイルがおすすめなワケ

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種類のある食用油の中で、便秘解消にオリーブオイルがおすすめな理由は、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、酸化しにくく、腸まで届き、腸を刺激してぜん動運動を高める働きがあるためです。

また、オリーブオイルは腸で消化吸収されにくいため、少量で効果があります。便に混ざったり、潤滑油の働きをして便のすべりを良くしてくれるんですね。

これだけでも便秘解消に効果ありですが、さらに、オリーブオイルには、ビタミンEやポリフェノールといった抗酸化物質も含まれていて、腸を活性酸素から守ってくれますので、腸内環境が良くなり、便秘の解消に繋がります。

ベストなのは、エクストラバージンを非加熱で

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オリーブオイルの中でも効果が高いのは、他の植物油が混ざっていない搾りたての「エクストラバージン」です。 しかし、加熱してしまうと抗酸化効果が薄れてしまうため、できれば非加熱で摂るようにしましょう。

また、料理の際に微量使用するだけでは、すぐに胃から吸収されてしまい、腸まで届きません。 便秘解消効果を期待する場合は、ある程度の量が必要です。

効果的な食べ方としては、1日大さじ1杯をドレッシングやマリネとして、または、そのままビザやブルスケッタ、サラダにかけて食べたり、パンにつけて食べるのがおすすめです。

栄養の偏りも便秘の原因となりますので、エクストラバージンオイルのみを飲むのではなく、食事と一緒にして栄養バランスよく摂るのも効果的です。オリーブオイルは大さじ1杯で約130 kcalほどある高カロリー食材ですので、1日の食事の中に上手に組み込んで、カロリーコントロールも意識すると良いですね。

オススメの摂取タイミングは、朝!

さて、便秘解消に効果的な摂取時間はいつでしょう?

オススメは、腸のぜん動運動が、最も活発になる朝。

毎朝、エクストラバージンオイルを摂取することは便秘解消にとても効果的。でも保存方法を間違えると効果半減、さらには効果なしなんてことになってしまいます。

保存時の注意点を見ていきましょう。

容器は遮光のガラス瓶のものを選ぼう

オリーブオイルは、光と空気に弱いため、プラスチックボトルや透明のガラス瓶に入ったものは品質が劣化しやすくなります。 プラスチックボトルは、微量ですが空気を通しますし、遮光効果もありません。 透明なガラス瓶は、光を通してしまいます。 従って、オリーブオイルは、日に日に劣化してしまうことになります。

オリーブオイルを購入する際は、ダークグリーンやダークブラウンの遮光性のあるガラス容器に入ったものを選びましょう。

高温になる場所は避けよう

オリーブオイルは、熱にも弱いため、保管は、コンロの近くや熱のこもる棚の中での保存はやめましょう。

熱により、せっかくのポリフェノールが分解されてしまい、さらに、香りや風味も落ちてしまいます。

オリーブオイルは、暗くて、涼しい場所に保管しましょう。

賞味期限に気をつけよう

オリーブオイルが安かったからと大きなサイズの容器で購入するのは、結果としてはよくありません。

オリーブオイルの賞味期限は、開封前のもので製造から2年だそうです。

容器の開閉回数が多いほど、空気に触れる機会が増えることになり、劣化がすすみ、せっかくの効果が失われてしまいます。

オリーブオイルは、開封後早めに使い切れる量をまめに購入するようにしましょう。

まとめ

オリーブオイルは、潤滑油として便のすべりを良くし、腸のぜん動運動を活発にし、抗酸化作用もあり、便秘解消にもってこいの食材ですね。

その他にもオリーブオイルは、健康に良い効果をもたらす食材でもあるため、上手く毎日の食事に加えていきたいですね。
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